Mexican Resort Style ~スパな生活~ -8ページ目

105.いざパツクアロへ

trueパツクアロの市庁舎広場

メキシコシティに別れを告げたあとは一路パッツクアロを目指した。この町はミチョアカン州に属していて民芸の町としても名が通っている。ここも他の町同様植民地文化に侵食されたが、それでもインディヘナ住民率が高いせいかインディヘナの伝統的文化が色濃く残っていて、そのミステリアスなイメージが昔から気になってかねてから一度は訪れたいと思っていたところだ。

実は最初、夕方に到着したところが郊外の入り口だとは知らず、そこにあったホテルにチェックインした。まわりは大雑把などこにでもある景色で、『ここがパツクアロか?』と聞くと、『そうだ』と返事が返ってくる。『何だかイメージとは違うつまんない町だなあ!』と彼女と言い合い、つまらないから早めの夕食でも取ろうと途中見かけたレストランに行くと、席に着く前に店員にもう一度聞いてみた。『ここが本当にパツクアロ?何だか聞いていたのと違うイメージなんだけど』。すると彼はパツクアロのソカロ(町の中心)は『もっと登っていったところだよ』と言うではないか。『ええ~、ここじゃないのお』

即ホテルに引き返し、フロントで事情を話しキャンセルしてもらい、再度車に乗り込み上の方に向って数分走ってみる。すると『PATZCUARO』と書いた看板があり右を指していた。その看板の指し示す通り右へ曲がると、先へ進むにつれ、何だか歩いている人の数が増えてくる。ゆっくりと車を進めていくと、いきなり視界は開け、そこには全く違う世界が待ち構えていた。

背が高く荘厳なカテドラル、その隣のかなり古い修道院のような建物。その目の前を広場が占め周りには露天や店などが連なり活気がある。そこを歩いているのはアメリカ大陸に昔から住むインディヘナの末裔達だった。

ここは中世かと見まがうような、時間が止まったかのような町、『パツクアロ』の中心部の荘厳な教会の真横に我々は着いたのだ

(続く)