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Commentarii de AKB Ameba版

AKBとかその周辺とか

 ホフマン物語@新国立劇場 by 二期会

 7月は結局光宗大明神にもチケセンの神様にも振られっぱなしで終わってしまいました。
 それまでは4月「パジャマドライブ」、5月博多研究生「PARTY」公演、6月研究生コンサート@武道館とそこそこ続いていたのにねえ。
 あ、キャン待ち100番台は一応カウントに入るんですか? そーすか。すいません。

 シアター行きてえなあ。

 その代わり新国立劇場は今シーズンもう5回めのぺらぺらぺらお。

 今晩は初見の「ホフマン物語」、フランス語なのに「オフマン」にならないのね。二期会オペラも初体験。
 凝ったストーリーは翻案すれば現代物でもいけるじゃん、ホフマン氏が語る、悲しい三つのコイバナ。

 舞台は絢爛、歌手はみな熱演。特にタイトルロールの樋口達哉は声出てたなあ。オペラはやっぱ声がでかくなきゃ。オランピアの佐藤優子、フランツの田中健晴もよかった。

 いいパフォーマンスをした歌手にはちゃんと大きな拍手が来るのがいいよね。
 一番有名な「舟歌」、正直そんなにぱっとしなかったんだけど、案の定拍手はパラパラ。「ブラーボ」の声もかからなかった(二重唱だから「ブラービ」が正しい? っせいよ)。

 イタリアの聴衆のように出来が悪いとブーイングするほど日本のみなさんはキビシくないけど、拍手の多寡で評価はっきりわかる。よければ大喝采。よくなければまあまあの拍手。

 ぐだぐだパフォーマンスでもちやほやされちゃって必ずアンコールのかかるどこぞのステージとは大違い(←お、辛口ですか)。
 ウソウソちょっと世論に迎合して言ってみたかっただけ。ゴメンなさい。

 ぐだぐだでもいいから8月はシアターに呼んでね。
 ねねね。
 今日は何の日?

 そう、僕のシアターデビュー1周年記念日。
 
 あっちゃんこそいなかったものの、新Team Aの主要メンバーがほとんどそろった「目撃者」でした。

  僕たちは目撃者
  決して 目を逸らしはしない

 センターに立ついずりな見ながら、泣いた。泣いたずな。

 ぱるさんまりりんの美しさに酔い、たかみなの小ささに驚き、らぶさんの視線に吸い寄せられ、なかんずく初めて出会った相笠のステップに痺れた夜。
 
 外に出て見上げた時にネオンを煙らせたにわか雨。
 その雨にも冷やせなかったあの熱。
 もちろん会うことのなかった光宗大明神も忘れちゃいません。

 それから一歳。
 
 まだまだ修行の足りないド新規ヲタでしたけど、ずいぶん楽しませていただきました。
 西野やひらりーや茂木ちゃんや彩希やさっほーや岡田(奈)や高嶋やもういろいろステキなお嬢様方にお目にかかれたし。

 本当にありがとうぎざいました。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。
 お願いします。
 

 お願い。



 お願いだってば。




 もうそろそろ次の公演当ててくれてもいいんじゃないすか、大明神様。
 つーかチケセンの神様。
 お願いだから。

(追記:7/26)やったーチケセンの神様ありがとー。ってキャン待ち100番台ってどういうプレーですか? 
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Tags:片思い、School days

 こりゃね、もう終わらんね。

 「ガラスのI LOVE YOU」のコールの話。
 じゃあなんでタイトルが「7時12分」なんだって人はバックナンバーを参照ね。
 「7時12分の初恋8
 
 この曲は、現在AKB48 Team Aのなんとか公演、SKE48研究生公演とNMB48 Team BII1の「会いたかった」、HKT48 Team H 博多レジェンド公演で歌われています。 
 
 つまり同じ曲が同時期に秋葉、栄、難波、博多という、国内の48グループ全ての公演で聞くことが出来る、という希有な状況です。
 ちょっと比べてみようかって気になるじゃない。
 ああ、また大脇道有紗だ。

 まずはSKE研究生公演「会いたかった」。
 初日は2012年2月27日。現在でも続いているので、結構なロングランです。

 最初の頃は先行していた「PARTYがはじまるよ」公演と並行して上演されていました。
 ひとつのチーム(「チーム研究生」ね)が複数の演目の公演を並行してやってたというのは、珍しいことなんじゃないですかね。正規メンバーが揃わなくて、結果的に「今日のは研究生公演でしたてへ」というのはあったやに聞きますけれど。

 初期の頃、歌い出し高橋ポジは安定の斉藤真木子。
 ドン真木子、当時身分は研究生だったけど、なんたってKII1ではスターティングメンバーとして「ガラス」をやってたくらいだもの、年季が違うわね。
 中西ポジは「なんなん」こと菅なな子。残り2人は江籠&古畑でした。

 で、菅へのコールはどうだったか。
 定石通りの「名前2音節」だと、大変に呼びにくい。何せ「なななななななな・ななこ」もしくは「なんなんなんなん・なんなん」。

 で、この4人で「ガラス」をやっていた研究生公演を何本か見返してみました(え? DRM解除? そんな違法なことしてませんよ何言ってるんすか。頭の中に記憶されているソースを見返してるんですよやだなあ)。
 そしたらさあ、この頃のSKEのオンデマ劇場公演の音声って、あんまし客席の音は拾ってないのね。

 だから斉藤に対する「真木子!」は聞こえるけど、菅に対するコールはうにゃうにゃしてよく聞き取れない。弱ったな、と思っていろいろ探したら(頭の中だよ!)、見つけました。2012年8月4日、HKT48劇場でのSKE研究生出張公演。
 この頃、SKE劇場は改装中で、メンバーはいろんなところに出張って公演やってたんですね。

 博多の劇場はSKE劇場とは録音のセッティングが違うんでしょう、観客の声援を過不足なく拾っています。で、「ガラス」での菅へのコール。おお、確かに「なななななななな・ななこ」と言ってます。言いにくいコールをしっかりと打っていました。
 この公演の客層が奈辺にあったのかはわかりませんが、栄から長駆遠征したヲタがいたに違いありません。
 この翌日の8月5日、SKE研究生は今度は難波でも出張公演を行いました。しかしあろうことか、この時のオンデマ配信では、客席の声援は一切聞こえません。映像に録音の音源を被せただけ。トホホホ。

 もうちょっとはっきりコールが聞こえているのは、同じ年の10月25日にCLUB DIAMOND HALLでやった研究生公演。
 この時の中西ポジは宮前杏美でした。で、コールはハッキリと「あみあみあみあみ・あみちゃん」と「名前2音節」。キレイに揃っています。
 
 やがて斉藤、菅(と古畑)は正規メンバーに昇格し研究生公演には出なくなります。
 高橋ポジは中西ポジにいた宮前がスライドし、中西ポジは小林絵未梨が襲いました。小林(絵)に対するコールはやっぱり「えみえみえみえみ・えみり」が基本でした。
 余談ですが、宮前って表情がすっごい多彩だねえ。
 歌い出しの数小節でウインクあり、ハートあり、目をつぶってのブルブルあり、客の釣り上げあり、短い間にネタ何個ぶっこんで来んだよお前って感じ。 

 小林(絵)は2013年5月にSKEを「卒業」していまいます。その後は市野成美が中西ポジを勤め、現在に至ります。この市野に対するコールは、やっぱり「なるなるなるなる・なるちゃん」です。
 
 もっとも例外もありました。
 たとえば、小林(絵)の「生誕祭」があった2013年4月14日の公演。最初のコールは「ちょーぜつカワイイ・えみり」でした。生誕祭委員の意向があったのかもしれません。面白いことに、この時の二度目のコールは「ちょーぜつ」にも「えみえみえみえみ」にもならず、何だかごにょごにょ言った後で、やけに大きな「えみり」でした。
 想像するに、おおかたの客が最初のコールを聞いて、「え? ここって『えみえみえみえみ』じゃねえの?」と戸惑ってしまい、かと言って「ちょーぜつカワイイ」に揃えることも出来ずにコール出来なかったのでしょう。

 市野に対しても、ポジが変わったばかりのころは「ちょーぜつ」コールが打たれることがありました。聞いてると、「ちょーぜつ」チームと「なるなるなるなる」チームが張り合っているみたいでもありましたが、結局「なるなるなるなる」が勝ち。

 まとめると、SKE研究生公演における「ガラス」の中西ポジに対するコールは、現在でも「名前2音節」が基本のようです。

 NMBはどうでしょう。

 NMBでは三期生公演と、現在も上演中のTeam BIIの第1公演(BII1)で「会いたかった」を上演しています。BII1の初日は2012年10月10日ですが、その前に三期生公演として2012年4月29日からやっていますから、これもロングランです。

 僕がBII1を見出したのは2012年11月頃からでしたけど、正直あんま熱心には見てなかったんです。しかもBII1はユニットの入れ替わりがケッコウ多いので、歌っている人を識別するのが大変でした。
 
 BII1の「ガラス」、高橋ポジは室可奈子か久代梨奈、中西ポジは山内つばさが多かったようです。山内に対するコールは、「ちゅばちゅばちゅばちゅば・つばさ」と「ちょーぜつカワイイ・つばさ」が半々くらいでしょうか。
 難波でも「名前2音節コール」健在じゃないですか。

 その後中西ポジには、薮下柊や高山梨子などが入っていました。
 藪下には「しゅうしゅうしゅうしゅう・しゅうちゃん」、高山には「りこりこりこりこ・たかりー」とコールされているのを聞くことが出来ました。
 ただコールしているのは数人、もしくは声の大きな1人くらいで、SKEのように集団が揃って「名前2音節」を呼ぶ状況はあまりありません。

 面白かったのは、僕が見た高山に対する最初のコール、声の大きな1人が「りこりこりこりこ・たかりー」と叫んでいるのですが、明らかに同じ声が次のコール(「(次の行動が起こせない)ー、小心者」に被るところ)では「ちょーぜつカワイイ」に変わる、という複合ワザがあったことです。
 あと「りこりこりこりこ」と来たら「りこちゃーん」かと思うじゃんフツー。裏をかいて「たかりー」だって。
 最初なに言ってるのかわかんなかったよ「たかりー」。

 まとめますと、NMBはSKEほど徹底はしていませんが、「名前2音節」は細々と残っていると言っていいでしょう。

 さらに博多。

 HKT48 Team Hの「博多レジェンド公演」、自己紹介あけ最初のユニット曲が「ガラス」です。高橋ポジは兒玉遥で中西ポジは宮脇咲良。兒玉はこの後Team Aなんとか公演でも「ガラス」をやっています。

 宮脇に対するコールは「ちょーぜつカワイイ」のみ。まあ「さくさくさくさく」とは言いにくいやね。あと中西ポジに村重杏奈が入ることがありましたが、やっぱり「ちょーぜつ」。まあ「あんあんあんあん」てのも言いにくいしね。
 というわけで、博多の「ガラス」で「名前2音節コール」を聞くことは1回も出来ませんでした。

 一回りして最後は「本店」AKBです。

 2012年11月からTeam Aの何とか公演で「ガラス」が歌われるようになりました。
 高橋ポジは渡辺や菊地、中西ポジはだいたい入山杏奈で、時々森川彩香。最近は昇格した佐々木由佳里が入ることがあります。
 
 入山に対して「あんあんあんあん・あんにん」は言いにくいだろうけど、森川に対しては「あやあやあやあや・あーや」はいけるだろ。ましてや佐々木への「ゆかゆかゆかゆか・ゆかるん」なんて「2音節コール」には調度いい名前かなあと思うのですが、ここでは圧倒的に「ちょーぜつカワイイ」が主流。
 
 やっぱ「本店」ではもうなくなったコールなんだなあ、と思った矢先。
 ふいに聞こえたコール。
 5月の公演で佐々木が中西ポジに入ったとき、確かにありました。少なくとも2回(うち1回はたった1人の声だったんだけどね)。

 それでも紛う事なき「ゆかゆかゆかゆか・ゆかるん」コール。古参のGJか?
 いえあ!

 それにしてもゆかるんは高まると楽しそうだなあ。
 いえあ!
 でもゆかるん惜しむらくは「浮いているわターン」が回りきらないのな。四分の三くらいで止まっちゃうの。いえあ!
 あ、「浮いているわターン」についてピーナッツさんの詳細な考察を参照してね。
 
 というわけで「ガラス」における「名前2音節コール」の現状。
 SKEは健在。
 NMBはぼちぼち。
 AKBでは絶滅寸前。
 HKTでは「何それおいしいの?」。
 ということでわかりましたか。

 はい、わかりました。
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Tags:片思い、School days

 くっそーやっぱり当たらんなあ。
 抽選申し込んだ直後は期待で一杯なんだけどなあ。いや、完全に希望が潰える直前まで当たる気満々。当たりメールがダウンロードされる予感がずっとしてるもん。我ながら前向きな性格だとは思うよ。
 でもね、当たらんものは当たらんのだよ。

 こういう時は、本筋に戻りましょう。

 そうそう、このブログの本筋はこっちでした。
 昔の曲のことあーだこーだごちゃごちゃ言うの。
 ずっとさぼっちゃってましたね。

 さぼってた理由ははっきりしてます。いろんな「現場」に出るようになったから。
 去年の7月から今日まで、公演が7回、コンサートが3回。
 こんなんヲタの皆さんからしたら小(ち)っちぇっ! と思うんでしょうが、自分にしてみれば小(ち)っちゃくないし!!

 それまでは曲を聴いて、歌詞を読んで、DVD見て、いろいろ調べて考えて書いてました。それはそれで楽しいことではあるのだけれど、現場の楽しさを知ってしまうとどうしても気持ちがそっちに引っ張られがちになっちゃう。
 今、起きてることについて語りたくなっちゃう。

 まあそれでもいいっちゃいいんですけどね。
 書きたいことを書きゃいいんだよ、別に。誰に頼まれた訳でもないんだから。
 
 さはさりながら。

 何だかんだで2年も書いてると、「書きたいこと」ではなくて「書くべきこと」を書くのが正しいんだなあ、ということを感じるようになって来るのが不思議。
 もちろん両者が同一なのがイチバンめでたいことなんですけどね。
 
 じゃあ「書くべきこと」って何? と自問すると明確にはわからないんですね。
 漠然とどっちの方向か、はわかるんですけどね。
 あ、あと「これは書くべからざることだ」というのはわかる。これは年の功ってヤツだね。

 でもって昔話。
 A4「ただいま恋愛中」の4曲目、「7時12分の初恋」その8。
 
 ちなみにその7は
 「7時12分の初恋7」。何と3ヵ月も前のこと。
 というか、もうこの曲の話ですらありませんね。

 「ガラスのI LOVE YOU」における「コール」の話をしていました。
 よく考えたら「コール」って何?
 「コール」だって立派なジャルゴン。文をものす時にはなるたけジャルゴンは避けてるつもりなんだけど、気がつくとついつい。

 ここで使っている「コール」とは、公演とかでお客がかけるかけ声のことです。
 メンバーのパフォーマンスが、お客に向けたメッセージだとしたら、「コール」(や拍手、歓声)はお客からメンバーに対する返答ということになります。だから「コール」について考えることは、公演における舞台と客席とのコミュニケーションについて考えることでもあります。

 なーんてね
  
 これまでのおさらいです。
 「7時12分」や「ガラス」で打たれていた「名前2音節コール(「あつあつあつあつ・あっちゃん」とか、「りなりなりなりな・りなちゃん」とかね)」は、「この曲のこの場所ではこういうコールをすることになってるんだよ」という「お約束」が観客に周知徹底してはじめてうまく機能する、個別性が高いコールと言うことができました。そしてそのお約束は主にシアターで培われたものでした。

 一方「ちょーぜつカワイイ」は、「お約束」を知らなくてもタイミングさえあっていれば誰でもコールすることができるものです。個別性は低い代わりにとても汎用性が高いコールです。

 「名前2音節コール」は、AKBでは2009年頃から打たれなくなって、代わりに「ちょーぜつカワイイ」コールが多くなりました。このことは、AKBでは2009年頃からシアターで培われてきたお約束がだんだん機能しなくなってきたことを表していると考えられます。言い換えれば「シアターの発信力」が相対的に低下したとでも。

 そりゃそうだよね。シアター行きたくても抽選めったに当たらないんだもん。たとえ当たっても、そこは同じような「めったにシアターには来られない人」ばっかり。「お約束」をちゃんと知ってて、それをさりげなく新参者に教えてくれる常連さんは少数派なんだもの。

 そういう状況でもAKBは2009年頃からどんどん売れ始めて、やがて「国民的アイドル」に育っていきました。
 その躍進の推進力の主体はすでにシアターではなくなっていました。だってシアター入れないんだもの。
 もちろんオンデマンドという、シアターの代替手段が現れ、たとえシアターに行かなくてもそこで起こったことを追体験ないし疑似体験することはできるようになりました。でもAKBがブレイクしたのは、オンデマという、ごくごくマニアックで限られた人向けのメディアのおかげ、ではなくて、言うまでもなくテレビやラジオなど、不特定超多数向けの「マス」メディアであったことは間違いありません。

 そういや「第1回総選挙」も2009年のイベントだったよね。
 
 その一方、同じ「ガラス」でもSKEにおいては、2009年になってもまだ「名前2音節コール」が残っていました。それどころか、2012年5月の段階でもキレイに揃った「りなりなりなりな・りなちゃん」コール。

 で、それは何で? というのが前回までのお話でした。
 あらすじ紹介で本編終わっちゃったよこれ。
 夜叉ヶ池@新国立劇場

 今シーズン4席目のぺらぺらぺらお。
 泉鏡花原作の「夜叉ヶ池」。
 日本語のオペラは初体験というかこの演目自体が本日世界初演でした。
 
 時は明治、ところは越前飛騨の国境。
 龍神伝説に悲恋を絡めての伝奇オペラ。
 
 作曲家、演出家の頭を「トゥーランドット」がよぎったはず。
 
 池の姫様こと白雪はトゥーランドット。
 鯉七蟹五郎鯰入はピンパンポン。
 そして群衆の中で自刃する百合はリュー。

 だがしかし。やんぬるかな。
 そこに「Nessun dorma」は無かった。
 
 一曲でいいんだけどなあ。一曲、帰り道に耳に残り唇をよぎるようなメロディがあれば、それだけでよかったのだけれど。

 という訳で、帰りの車中で僕が聞いていたのは「桜の木になろう by 柏木由紀 featuring 押尾コータロー Live ver.(「ゆきりんワールド2」DVDからぶっこ抜いたヤツね)」でしたとさ。

 それにしても柏木のソロライブ、圧巻だよなあ。
 何がすごいって、柏木伝説のユニット曲「口移し(やっぱピンヒールでしたね)」「てもでも」だけでなく、「言い訳」「桜木」「フラゲ」等々シングル曲、そしてさらには、Team Bのアンセムでもある「初日」までもソロでやっちゃうんだもの。
 で、どれも納得のクオリティ。

 一言で言えば、「あたしにはもうあなたたちは必要ないの」でしょ、これ。
 でもゆきりんまだ辞めないよね。まだAKBは利用価値あると思うよ。
 ああ、公演行きてえなあ。
 彩希生誕、当たんねえかなあ。
 当たんねえだろうなあ。

 しっかし、「ゆいり」と打ってちゃんと「彩希」って変換するおいらのATOKは偉いなあ。
 いつ勉強したんだ「彩希」。
コジ・ファン・トゥッテ@新国立劇場

 今シーズン3席目のぺらぺらぺらお。
 ってか一昨日「ナブッコ」見たばかり。昨日は研公@武道館だったし。
 ちょっと遊びすぎじゃないですかね。

 んなことないよ。仕事だってちゃんとやってるもん。
 ウソウソ。この3日相当手を抜いてました。
 だって言ってたよ、「仕事に励むと出世しちゃう」って。

 幕が開いたら現代のキャンプ場。
 フェルランドとグリエルモがBBQやってやんの。写真で見たことがあったから、「ナブッコ」の時ほどは驚かなかったけど、でも豪華なセット。

 いやあ、何度聞いてもモーツァルトってヤなヤツだなあ。あんなに美しい旋律にのせたあんなに情熱的な詩が、全部ウソっぱちだなんて。
 あははおほほ笑いながら見てるうちに、急に暗澹たる感情が喉の奥に上がってくる。
 「自分の心のどこまでがウソッコで、どこまでがホンコなのか、あんたもわかってないよね」って、冷たい刃を喉もとに突きつけられたような気になる。
 顔は笑ってるんだけどね。

 最後は4人が喧嘩したまま、口では皮肉な歌を歌いながら大団円なんだけど、腹に一物しまったまま手に手を取ってお終いという普通の演出よか救いがあったかもでした。

 さ、いよいよ明日は「選挙戦」最終日。
 オペラよりずっと単純な現実が待っています。
 やるべきことをやって、よいことがありますようにと祈りましょう。
 みんなの夢が、かないますように。

 AKB48グループ研究生コンサート『推しメン早い者勝ち』は、この言葉で始まった。
 CinDyが最後に添えたこの祈りを、大きな大きなサークルの中心で唱えていたのは、松村香織先輩だった。

 奇跡の武道館登壇からちょうど1年。
 かおたんは、この場所に帰ってきた。
 峯岸坊主観世音菩薩と手を携え、101人の乳飲み子を従えて。

 選抜常連からどん底にたたき落とされたみぃちゃん。
 「お前にチャンスはやらない」と言われながら這い上がってきたかおたん。

 ホント、二人は研究生をいとおしむ慈母のようだった。
 研究生たちはこの二人を信頼して、伸び伸びと楽しんでいるようだったな。

 最後があっけなかったのは、労基法(に遠慮した自主規制)のせいなのか悪名高き武道館のケツカッチン(Beatlesも泣かされた)のせいなのかわからないけれど、幕切れは「ヘビロテ」よか103人の名を呼び切った「レッツゴー!研究生」でよかったよね。

 今、AKBで語るべき物語を探すとしたら、研究生界隈がイチバンなんだって得心した夜でした。

 ああ、いろいろ語りたいことがあるけれど。
 立ちっぱなしで疲れちゃったから(ウソウソ。ホントは適時座ってました)、滲んだ双眼鏡の視界の中を走り回るかおたんの姿を思い出しながら眠ることにしましょう。
 ナブッコ@新国立劇場

 今シーズン2席目のぺらぺらぺらお。

 何ですか「ナブッコ」って。
 どじょっこふなっこナブッコですか。

 「ナブッコ」の「ブッコ」が「いぶりがっこ」を思い出させて仕方ない。そうすると今度は「ナ」が「菜」に聞こえてきちゃう。
 何かありそうです。「菜ぶっこ」。

 「ぶっこ漬け」は、 17世紀後半のイタリアではじまった漬け物で、野菜を仔牛の第四胃の消化酵素、レンネットと共に漬け込むのが特徴。かつては蕪などの根菜が多かったが、漬け込みに時間がかかるため、次第に葉物野菜中心となり、「菜っ葉」の「ぶっこ漬け」、「菜ぶっこ」と呼ばれるようになった。
 
 嘘だけどね。

 「ナブッコ」、ネブカドネザル王のお話です。
 原語に近づけると「ナブー・クドゥリ・ウツル2世」うわ中2ゴコロくすぐる名前。
 古代バビロニアの王様。
 ユダヤ人のバビロン捕囚をやらかした人。紀元前600年くらいのこと。
 
 で、新国立劇場。中に入るともう幕が上がってて、そこはなんと現代
 エスカレーターがあって、ブティックが並んでる高級ショッピングモール。アップルコンピュータならぬ、西洋なしコンピュータの店もあります。なるほど、虚飾の巷、現代のバビロンというわけですな。

 やっぱオペラとか歌舞伎とか、こういうケレン味がなくっちゃね!
 惜しむらくはコスチューム。バビロニア人は「ヒャッハー」な感じでいいんだけど、ナブッコとアビガイッレだけはもっと豪華な衣装にしたらよかった。あれじゃただのチンピラとDQNママだよなあ。声が絶品なだけにザンネン。

 お話しはご都合主義なんだけどさ、細けえこたいいんだよ。オペラなんだから。
 ああ、楽しかった。

 席は前から2列目。すっげえいい席でした。
 なのに明日の研究生公演は、2階の前から11列目。松村先輩の顔、見えるかしらん。
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Tag: Greeting

 前々回のエントリー、ちょっとヤな感じしなかった?
 
 だってさあ、せっかく博多の劇場に行ったのにさあ、話すことといったら秋葉原のシアターのことばっかだったじゃん。いけ好かないよねえ、こういう、「本店ヲタ」風を吹かすヤツって。

 でもねえ、あの快適極まりないHKT劇場の席に座って、やたら感動している連れに向かって、どうしても秋葉原のシアターのことを語りたかったのよ。狭っ苦しくて親密なあの空間のことを。

 ま、反対隣のお兄ちゃんが聞いてるかなって意識もあったけどね。ほら、僕も何回か「本店」の公演行ったことあるからさ。

 うわっイヤらしい感じ。
 ゴメンゴメン。今度はちゃーんと博多のみなさんのこと書くからカンベンしてね。

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 ダダダダダダダダダダってのはありゃ、マシンガンだよな。そして

   PARTY!

 見事心臓がぶち抜かれましたよ。

 やっぱ生で見る「PARTY!」は楽しかった。
 何と言ってもAKBの原点だもんね「PARTY!」公演。

 中でも後ろから飛び出してくる田島のカワイイこと。
 
 以前にksgkこと大島(涼)を評して「子鹿と言うより子山羊」と書きましたが、こっちは間違いなく「子鹿」。
 すらっと伸びた手足、飛び抜けてべっぴんさん、という訳じゃないんだけど、その表情がたまらなくアトラクティブ。最初おとなしかった連れがみるみる引き込まれていくのが、隣を見るまでもなく判りました。
 うん、確かにこの子は目立つ。
 動きのひとつひとつが丁寧だし。

 頭3曲が終わったところで、メンバーはすでに汗だく。
 いいなあいいなあ。これがホントのPARTYなんだなあ。

 正直僕はTeam Hのメンバーの2列目を識別することがかろうじて出来る程度なんです。3列目になるとちょっとアヤシい。ボスとかあおいたんとか、瞬間的には出てこないかもしれません。
 だから研究生はまるでダメ。今回予習する暇もありませんでしたし。

 だから研究生で個体識別可能なのは、田島、他店のメンに評判な朝長、松村先輩のおかげで一躍顔が売れた谷くらいでした(谷ってさ、ちょっと宮崎に似てるよね。みゃおをちょっとおへちゃにしたか感じ)。他のみなさんについては、自己紹介のMCを1回聞いたくらいじゃ憶えられませんて。こちとらもう海馬細胞は擦り切れてるんだから。

 朝長。
 確かに可愛らしいっちゃそうなんだが、まあだから何だ、という感じ。
 48グループにおいて、「可愛らしい」なんて属性は後から付いてくりゃいいんだよってのが、どうやら僕の立ち位置みたいです。
 
 谷。
 松村先輩の動画で拝見したときは、余裕のある子かと思ったら、そうでもないのね。何かぎりぎり一杯のところでアレをやっている感じ。村重とは決定的に異なるところ。
 アレ、もうちょっと同僚が拾ってあげなきゃ辛いところがあるなあ。でも拾わないのね研究生の若い子たち。
 若い子って(というか子どもって)残酷だよね。若い子揃いの博多、しかも研究生公演って子どもの楽園みたいでしょ。子どもが権力握ったら恐いぜええ。
 そんなキリングフィールドの中、谷は健気でいじらしかったです。

 その他誰かいるかなあ、と目を泳がせていてら引っかかった(オトナの用語で「場内指名」ってヤツですか?)のが梅本泉。
 ちっちゃな体できびきび動く。
 都築りかちゅうから狂気とダンススキルを引いた感じ(じゃあ何が残るんだ?)。
 連れは田中優香がよかったと言っていました。

 あっという間の2時間、というか1時間40分くらいしかないのね、「PARTY!」公演は。
 最後のあいさつをして、選挙のヴィデオを見て、ハイタッチでお別れ。
 あ、芽瑠ちゃんだけ「握りタッチ」でした。連れは「上に行く者はやっぱ違いますね」と感心しきり。「あの年齢で、『女』なんですねえ」とも。

 いい劇場、楽しい公演でした。とても幸せな気持ちになれた。
 音に聞く「厄介」ヲタもいなかったし。
 また博多に来る機会があったら、是非訪れたいものです…。

 劇場を出ると、男の子が1人。
 劇場公演出演100回となる谷への祝福メッセージを募っていました。
 おお、谷、いいヲタが付いてるじゃないか。 
 「負けるな」。それだけ書いて来ました。
 ホント、負けんなよ。負けなきゃ、いつか勝つから。 
 
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 書くかどうか迷って、1回書いて消して、やっぱりまた書くことにしました。
 上の方で、「また博多に来る機会があったら、是非訪れたいものです…。」って書いたでしょ。
 意地悪く言うと「ここに来るために、是非何としても博多に来たい」、という渇望感の種は植え付けられなかったかなあ、ということでもあったんです。
 博多ヲタの人に怒られちゃうかもですね。

 彼女たちからは、ギラギラというかヒリヒリしたものは、あんまり感じなかった。
 それは何か。
 しばらく考えた末に、思いついたのは、それは「野心」の匂いだってこと。 
 どうやら僕は、研究生たちからこぼれる野心の匂いに惹かれ、それを渇望し、それに惑溺しやすい質のようなんです。

 "Ambition should be made of sterner stuff "?
 いえいえ、21世紀のAmbitionは、とてもたおやかなものから出来ています。
 相笠のステップや、西野の指先や、岡田(奈)の眼光や、岩立の発声練習や、あろうことか、こじまこのえくぼなんぞもその構成要素だったりするわけです。
 
 毒のような野心の匂い。
 それは博多の研究生からはあまり立ち上っていなかったように思われます。

 メンバーの平均年齢が若かったせいかもしれません。
 秋葉の子たちのように、身近に「超選抜」「神」がいないからかもしれません。
 自分が立っているこの舞台、ちょっと前に大島優子が立っていた。
 それどころか、今日全国ネットのカメラに抜かれた小嶋陽菜の横で、自分が見切れていた。
 時間にして数分、距離にして数十センチ。
 この状況で野心が燃えたぎらなきゃ、アイドルなんか辞めろってことですよね。

 博多の研究生たちは、ある意味満たされているのかもしれませんね。

 このまま行けば、ほとんどがTeam KIIIのスターティングメンバーになれるのでしょう。
 でもね、そういう予定調和は何かを蝕むような気がします。
 指原先輩が劇場支配人になったのはネタだけではなく、秋元先生が何かを壊したい気持ちの現れにも思えてなりません。
 
 博多の子たちよ、願わくは武道館からぴかぴかした野心を持ち帰らんことを。
 松村先輩よろしく!