第117回歯科医師国家試験合格体験記その18【鶴見大学(現役合格)】 | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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第117回歯科医師国家試験合格体験記その18

 

ハンドルネーム:中華街のパンダまん
出身大学:鶴見大学歯学部

受験した国試:117回(現役合格)

 

117回国試の成績

 

dentalkokushiから

中華街のパンダまんさんは、6年生で一度留年を経験されていますが、スパルタゼミを受講され、見事に117回国試に現役で合格されました。

 

ちなみに合格体験記内に登場する「成績の伸びが凄かった」方は鶴見大学のニッケルチタン(弱い)さんです。

(ニッケルチタン(弱い)さんの合格体験記内は下記になります)

 

 

中華街のパンダまんさんは、やや細かいことを考える傾向がありましたので、視点を修正させて頂き、やることを絞るようにご指導させて頂きました。

その結果、大変素晴らしい成績で現役合格されました。

 

成績が伸び悩んでいる方はすべてを勉強しようとしてはいけません。どうでもよいことを勉強しても成績は伸びません。

考え方や方向性はとても重要なのですよ。

 

絶対に現役合格したい6年生の方は是非スパルタゼミの門を叩いて頂きたいと思います。

それでは中華街のパンダまんさんの合格体験記をお読みください!



はじめに

初めまして、鶴見大学の中華街のパンダまんと申します。

合格体験記を書けることを嬉しく思うと共に、これから受験される方に参考になればと思い筆を取らせて頂きました。

dentalkokushi先生の動画とブログを知った経緯

専門科目の定期試験に不安を抱いていたところ、Youtubeで114回国試対策の動画(2020/6/20の含歯性嚢胞)を見つけたことが始まりでした。その動画を見ていたら、その後の定期試験に似たような内容が多く出題され、とても役に立ったので、進級のために動画とブログを2年ほど見ていました。

そこから6年になる前の5年の秋に、dentalkokushi先生に無料カウンセリングをお願いしました。

6年生に進級した後はYouTubeを見ながら、大学の授業を受けていたのですが、スパルタゼミを受講する余裕が作れず、この年は留年してしまいました。


その際にたまたまスパルタゼミを受講している方が同じ大学にいて、成績の伸びが凄かったので、具体的な方法や授業の受け方を聞いて、やはりスパルタゼミを受けたいという思いが強くなり、全ての無料動画を視聴してから、2回目の6年になる前に受講希望の連絡をしたのが始まりです。


使った教材、使った本
☆高頻度で使ったもの
dentalkokushi先生の動画(受講生限定のものとYouTubeで無料公開されてるもの)
・dentalkokushi先生が制作された教材→「素朴な問題集1・2」や「衛生問題集(112回~117回向け)」
・dentalkokushi先生からLINEで送信されるオリジナル問題
・口腔外科アトラス(第5版)(麻布デンタルアカデミー)
・大学の資料(小児・薬理・矯正・理工)

◎中頻度で使ったもの
・DES模試(全国模試117回0~3の4回分・必修模試116回、117回の2回分×2年分)
・113回~116回の国試過去問+dentalkokushi先生のピックアップされた過去問
・「公衆衛生がみえる」(MEDIC MEDIA)
・上記以外の大学の資料

〇低頻度で使ったもの
・「薬がみえる」(MEDIC MEDIA)
・歯科国試パーフェクトマスター(医歯薬出版)
・予備校の講義の資料

勉強方法
★1回目の6年の時
dentalkokushi先生の無料の動画と合わせて、国試の過去問を解いていました。
大学の勉強や模試の復習を中心に行い、過去問の分析も行っていました。
しかし、勉強方法や形式にとらわれていて実際の勉強時間が足りなかったと思います。
闇雲に範囲を薄く満遍なく取り組んでいたため、重要な知識を取捨選択出来ませんでした。

★2回目の6年の時
前年度に大学の授業を真面目に聞いていたため、ノートをとる所や聞き逃した範囲の復習が早く終わりました。

その分、スパルタゼミの動画視聴や問題演習に時間を取ることができました。

スパルタゼミには受講生限定動画というものがあります。こちらはそれなりの分量があるので、『Carry Campus』というアプリを用いてどの範囲までやったかをスタンプで管理していました。


スパルタゼミをメインにしようと考えたので、予備校の講義にはほとんど参加しませんでした。


心がけていたこと
★大学について

授業によっては必要以上の知識を教えていただけるため、その都度過去問と照らし合わせました。

出題されていない単語の場合は聞いた事あるだけにして、出題された単語は、重点的に聞いてから記載されてる全ての過去問を解きました。授業後や放課後は先生に質問したり、基礎の基礎を分かるまで教えて貰ってました。

自習室を活用して、残っている友人と教え合ったり試験の予想をしたりする時期もありました。

ところが、予備校の講義の勉強を彼らがするようになってからは、自分には合わないと感じてしまい、カフェなどで勉強するようにしました。家ではスパルタゼミのみやる、と決めていました。

★スパルタゼミについて

dentalkokushi先生に教えて頂いたことは、大学とは違う視点でとても斬新に思いました。

特に、【難しく考え過ぎない】ことと【どうでもいいことをちゃんと覚えておく】ということが身にしみています。


この、どうでもいい、とは考えても意味が無いですよ、覚えてないと闘えない基本の知識ですよ、といった思考力ではどうにもならない範囲です。いわゆる、ドーナツの真ん中と呼ばれる部分ですね。
自分はそこが本当に抜ける、知らない、忘れてしまう、だったのでとても苦労したのを覚えています。
その面について何度も先生にご指摘頂きました。
 

また思考方法に関しても、細かいところばかり着目して、大枠を捉えて単純に考えることが出来ていなかったことを知ってから、問題の解き方を意識して変えるように当日まで心がけていました。

大学の試験との兼ね合い
大学の試験と国家試験は方向性は違いますが、国家試験の過去問が共通してとても役に立ちました。

複数回卒業試験があったため、1回目から基準を満たすように心がけていたので、最後の試験は必修と国家試験に専念できたのも大きかったのではないかと思っています。
基本の基本を取れていれば卒業基準を満たすことをスパルタゼミを受けて実感しました。

反省点と改善した具体例など
勉強方法や必要ない知識に固執してしまうなど、細かいところが気になってしまったため、早めに方法を確立できていればもっと勉強時間が取れたのかな、と思いました。


勉強アプリや忘却曲線を使う方法なども色々試して見たのですが、上手く使うことが出来なかったので、ルーズリーフ(A5サイズ)に科目別に覚えるべきことを書き記し、ファイルにまとめ、忘れたら再度書き足すor新たに書くといったアナログの方法を採用していました。
特にこの際は、どうしても覚えてないことを中心にまとめていました。
この方法は、東大卒の勉強デザイナーであるみおりんさんのノート術の苦手克服ノートの作り方を参考にしていました。
必要な資料や友人のノートはスクショや写真に取らせてもらい、スマホ上で確認するなどにしました。

また、臨床の点数が模試でずっと平均より低かったので、臨床に対する視点が足りていなかったと感じました。特に【優先順位】が理解出来ていませんでした。
その点は、dentalkokushi先生にスパルタゼミで教えて頂いたり指摘していただけたので、改善できるようになりました。具体的には、臨床で遭遇する疾患の頻度や実際に治療する際の治療方法の選択順序です。
この場合はこう、と暗記するのではなく臨床的な背景を理解することで暗記では無い総合的な思考力を得ることが出来ました。

国試本番の動き
自分は会場から遠かったため、ホテル宿泊を選びました。

同じホテルに大学の先生や同級生が多く泊まっていたため、メンタル面ではとても安定していました。応援に駆けつけてくれた人達のお陰で、絶対に期待に応えるんだという思いもありました。
一方、勉強面では冷静にたんたんとひたすらに先生の動画を見直したり、お風呂に入りながら『しゃべりまくり薬理』を聞いていました。そうしたら、それがジャストで国家試験に出題されていたので本当に助かりました。

 

一日目が終わったあとの先生の講評を見て、考え方が合っていて安心感があったのですが、それでも不安になったため先生から提示されたリストの範囲を見直すだけでなく、再度気になる動画を見直していました。

当日の会場では上着を着れなかったため、多めに持ってきていた長時間用のカイロと靴下用カイロが助かりました。
トイレもタイミングをアナウンスして下さっていたので、試験前のリズムが作りやすかったです。


しかし、想定していたとはいえ本当に本番の解く時間が短く感じました。

1日目の午前はマーク確認後すぐ時間切れになってしまったので、ここが1番焦っていました。反省して午後からはペースを早めました。
語呂合わせの知識もあったのですが、上手く使うことが出来なかったので、スパルタゼミで教わった知識や消去法、問題の選び方、そして大学で教わった知識をフル動員する方向に解き方を変えて、機械的に問題を解いていきました。
知らない問題については、dentalkokushi先生の問題の解き方を参考にすぐ答えを決め、その問題に固執しないことに決めました。

自己採点後
DESの採点サービスでは、必修と一般は基準を超えていたのですが、臨床が全国平均から低かったのでとても落ち込みました。自分は、ずっと臨床のみが低かったのでここで足を切られるのかと冷や冷やしていました。
先生に、とりあえず結果発表まで封印しておく方法もありますと言われたため、そのまま見ないでおきました。

合格発表後
現実感が伴わず何度も何度も番号を見直しました。

そして、dentalkokushi先生からおめでとうございますと、LINEを頂いてようやく合格を実感しました。
1年前にスパルタゼミを受けていた自分を褒めるとともに、もし先生に出会っていなければ卒業も出来ずに先の見えない勉強になっていたかもしれないと思うと怖くなりました。
合格率の低い大学に通っている方は、足りない視点があると思ったため、それを大幅に補強してくださる心強い講師を見つけるのが大切だと思いました。
(その点でdentalkokushi先生はおすすめです。どの先生よりも自分にとっては有意義な知識を得ることが出来ました。)

最後に
勉強時間は無限ではありません。
そのため、メリハリをつけて勉強することが大切だとこの1年で学びました。
 

特に臨床問題が得意でない人は、多分考え方が教科書的になっているのだと思います。

やはり臨床を経験されたdentalkokushi先生や大学の先生などに「臨床ではどうなんですか?」と聞くのが効果的だと感じました。

例えば、小児の顎関節症に対して外科処置を行うのはナンセンスだというのはわかりやすいと思いますが、そのような事例が他にも多くあることを知りました。(特に歯周病でのLDDSの適応範囲など)
 

自分は学年で、下から数える方が早かった時期もありましたが、勉強方法さえ変えれば、平均を越えられるようになっていったので、諦めずに考え方を意識して勉強していって欲しいです。

 

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