第114回歯科医師国家試験合格体験記その11(浪人生:首都圏の私立大学) | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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ハンドルネーム:チェリーとセンチュリー
出身大学:首都圏の某私立大学歯学部
受験した歯科医師国家試験:112、113、114回

 

【112回国試の成績】(注:ハガキを処分したため数字のみ)
A領域:61点(合格点から+3)
B領域:115点(合格点から-1)
C領域:119点(合格点から-7)
必修:60点(合格点から+2)

 

【113回国試の成績】

【114回国試の成績】

dentalkokushiから

チェリーとセンチュリーさんは3回目の受験で合格されました。

お子さんがいらっしゃるため、仕事をしながらの受験勉強でしたが、スパルタゼミを受講することで効率よく勉強を進めることができたと思います。

スパルタゼミは柔軟性がある受講システムですので、お仕事をしながらでもご家庭がある方でも柔軟にご受講頂くことが可能です。

 

受講1年目の113回国試ではA領域と必修は大変素晴らしい成績でしたが、C領域で2点不足するという大変惜しい成績で不合格となりました(上記成績ハガキの画像参照)。

スパルタゼミを継続して受講されて、受講2年目の114回国試で見事に合格されました。

 

合格体験記後半で、東京会場ではなく、あえて地方会場で受験した話が書かれています。

本番で知り合いに会うことが無くなって、ストレスがかなり軽減されますので結構おすすめです。別に昨年と同じ会場で受験する必要はないわけですので、固定観念にとらわれず柔軟に行動しましょう。

 

(注)地方会場での受験については、こちらの合格体験記も参考にしてください。

 

 

1 はじめに
114回国試に無事合格することができましたチェリーとセンチュリーと申します!
この合格は、dentalkokushi先生と家族、そして先輩や友人の助けがあって為し遂げられたと思います。

結局dentalkokushi先生には約2年間お世話になりましたが、雑談のLINEにもお付き合い頂くなど、オンライン授業でしたが距離感を感じさせない指導をしてくださいました。

先生への感謝の気持ちを忘れることなく、歯科医師への道を歩んでいきたいと思います。
この合格体験記が不運にも浪人が決まってしまい勉強の仕方を試行錯誤している方に参考となれば幸いです。

2 現役時の勉強について
現役のときには、大学の授業プリントや過去問資料などの全てを1から100まで覚えようとして破綻する勉強をしていました。

 

ろくに理解もせずに膨大な量を語呂合わせなど駆使して暗記しようとしていたため、毎日が修行僧のような状態となり、「勉強=苦行」のように感じていました。授業プリントもマーカー塗り塗りでレインボー状態でした(笑)。 


このような状況で国試を受験することになり、全てが中途半端のまま自滅(=不合格)することになりました。


3 dentalkokushi先生の授業を受講するまでの経緯
dentalkokushi先生との出会いは約2年前の2019年3月に遡ります。

 

実は私は結婚しており、子供もいるという状況だったため、予備校に通学することは当初から考えていませんでした。

112回国試で不合格となり、浪人することが決まったときに、その勉強方法では永遠に受からないのでは?と心配してくださった母校の先生から、dentalkokushi先生の存在を教えていただきました。

 

すぐにdentalkokushi先生のブログと動画を拝見して連絡したところ、その週末に東京駅近くのスタバで無料リアルカウンセリングを受けることになりました。

白状しますと、ブログやYouTubeではときどきFUNKYなキャラがみられたので、カウンセリング中に怒られてスタバのテーブルをひっくり返されるのではないかとドキドキでした(笑)

…でも、実際にお会いして話をしてみると、「おおらかで、とても謙虚な先生」という印象でした。
 

家庭がある関係上、仕事をしながら勉強をすることにしていたので、勉強時間の確保に少し心配がありました。

その点をdentalkokushi先生に相談すると、「勉強時間と成績は比例しないです。やり方次第で成績は上がります。あまり心配なさらないでください」との回答を頂きました。
私の生活状況を踏まえて授業時間を遅い時間のスタートに設定して頂くことが多かったのですが、非常に柔軟に対応してくださり助かりました。

4 浪人中の勉強について
私が勉強したことは主に3点になります。
・107回~113回国試過去問
・模試(DESと麻布)
・dentalkokushi先生のYouTubeやブログや授業資料など

スパルタゼミではコスパを意識した対策をしてくださいます。

 

「しょーもないところはやらなくていいですよ!そのページには嫌いな人の写真でも貼っておいてください。二度とみないでいいです」


スパルタゼミでは、このお言葉のとおり、くだらないことに時間はかけずにメリハリをつけて授業が進みます。

でも重要なところがかなり時間をかけて説明をされます。

 

私のように家庭があり、働きながら勉強をしなければならない状況の者にとってコスパはとても大切です。スパルタゼミを受講することで、やらなければならないことが限定され、勉強しない時間が逆に増えることになって、現役時より精神的にも楽になりました。


スパルタゼミではとにかく基本を重視して、いかに多数派に乗るかを考えさせ、正答率を高める方向性で説明を授業が進みます。

私の理解があやしいところは、とにかく徹底的に繰り返し、理論的にストーリー付けして説明していただけるので知識量も自然と増えていきました。

5 模試について 
漠然と一人で模試の解説書だけを読んで復習することは避けた方がよいです。2日間も時間を費やして受けるわけですから、模試を上手に活用することをオススメします。
なお、dentalkokushi先生は、模試の点数はほとんど気にしません(笑)。点数よりも多数派に乗れているかを重要視します。

6 113回国家試験について(スパルタゼミ1年目)
スパルタゼミを受講して約1年後に113回国試を受験しましたが、残念ながらC領域が2点足りず不合格となりました。

 

不合格が決まった後は、すぐに予備校の採点サービスによる正答率をチェックしながら、間違えた問題についてdentalkokushi先生に丁寧に分析していただきました。なぜ多数派に乗れていないのか?その際の思考過程をチェックし、各選択肢についてもディスカッションしながら吟味しました。

 

合格発表の直後は不合格になった者にとっては、とても辛い時期ですが、開示された点数だけを見ていても何の進歩もありません。

1日も早く敗因を分析することが、次回の国試合格に向けて意味のある作業だと思われます。



7 114回国家試験について(スパルタゼミ2年目)
前述のとおり、113回国試で不合格となった私はスパルタゼミをもう1年受講させて頂くことにしました。

そして迎えた114回国試では、dentalkokushi先生がおっしゃるとおり、とにかく消去法、ほぼ全ての問題を消去法で解きました。

といいますか消去法以外では選びにくい問題ばかりに感じました。

 

dentalkokushi先生作成の動画からはたくさん出題されていましたが、特に「しゃべりまくり薬理」は薬理と免疫、生理、臨床を横断的に高速で復習することができました。

この1年間、移動中や寝る前は、dentalkokushi先生のYouTube動画を観ると決めていました。国試本番のときに自然とdentalkokushi先生の声が頭の中に聞こえてくるぐらい繰り返し視聴しました。


114回国試では矯正で満点を取ることができたのですが、これはスパルタゼミで矯正問題の解き方を修正して頂いたおかげです。

手ごたえはあてにならないとの動画とブログも2日目に向けて勇気をもらえました。
スパルタゼミ受講生の皆さんは実感していると思いますが、114回は丸暗記排除の傾向が特に強かったように思います。
過去問の知識を土台にして、どれだけ自分の思考力を積み上げていくことができるかが今の国家試験対策としてとても大切だと感じました。


dentalkokushi先生は研究経験があり、臨床経験も豊富というバックグラウンドを活かして、緻密な分析をされます。

その結果、国試に出る内容をかなり当ててきます(受講生の方ならお分かりかと思います)。

114回では問題は難しいというか、解きにくい問題が多かったですが、先生が指摘していた内容がかなり出ていたので、精神的には楽でした。

8 地方会場での受験について
私は首都圏在住にも関わらず、地方会場での受験を選びました。

その理由は、、、試験会場で知っている人に会いたくなかったからです(笑)

 

ホテルには5日間宿泊したのですが、国試前日にはホテルで先生の授業を受けました。

このように前日に授業を受けてメンタル面をキープする工夫もしました。柔軟な対応をして頂けてとても感謝しています。このような点はスパルタゼミの大きなメリットだと思います。

 

ホテル滞在中は dentalkokushi先生の動画を食事、トイレ、風呂と寝るとき以外、一日中流したまま勉強し頭の中には常にdentalkokushi先生の声が聞こえてくることを意識して国試を迎えました。


私は別会場受験はありだと感じています。浪人生は試験会場で後輩に遭遇する可能性もあったりして余計な気遣い(?)をすることもありますよね。

2日間の歯科医師国家試験ではメンタルも合否に大きく影響します。出費とホテルと交通機関の手配という手間はありますが、最高のコンディションで受験するためにも別会場受験も検討してみてください。

 

(注)別会場受験についてはこちらの合格体験記も参考にしてください。



9 最後に
昨年2020年はまさにコロナで始まり、コロナで終わった年でした。

自宅学習を余儀なくされていた方が多かったと思いますが、スパルタゼミはオンライン授業ですので、コロナの影響を受けることは全くありませんでした。昨年の緊急事態宣言が出たときに予備校によってはほとんどフォローが無いところもあったようですが、スパルタゼミは何事もなかったかのように平常通り授業をして頂けました。


先生がスパルタゼミやブログや動画で度々おっしゃっていますが、国試受験中は誰も助けてくれません!
あたりまえですが、国試当日に試験会場で、試験時間中に、自分の頭と自分の手を使って合格点を取らなければいけません。

先生が以前ブログでおっしゃっていたかと思いますが、合格の仕方は人それぞれです。固定観念にとらわれず、自分が受かるためにベストの行動をすることが良い結果を生むと思われます。

 

115回国試を受験される皆様が合格されることを祈っております。

長文でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。