はい、タケコプター

はい、タケコプター

備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。

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昨日17日に浜名湖ガーデンパークとフラワーパークで開催されている浜名湖花博に行ってきました。

小生が言ったのはガーデンパーク会場。

ちょうど今から10年前、愛・地球博の前年に浜名湖花博2001が開催されましたが、その10周年と言うことで再度催されたとのこと。
10年前の花博には残念ながら行けませんでしたので、今回は是非行って見ようと思っていました。

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ガーデンパークはここが日本かと思うような素晴らしいランドスケープ。

イベントがなくても遊びに来たいスポットです。


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園内には水路もあって船が行き交います。

ガイドを見た時「船は別料金か。もったいないから乗らずにいよう」と思っていましたが、ちょっと心が動きます。


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徳川園芸館。

徳川家に縁のある植物を集めています。
ホテイアオイや有東木のわさびなどお馴染みのものも結構ありましたが、
江戸時代も時代によって流行の花があったとは知りませんでした。


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花も素晴らしいのですが、新緑の季節ですから若葉の彩りも大変気持ちが良いです。


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入場料も1会場800円といいお値段ですが、非常に手が掛かっているなと感じました。
コストパフォーマンスは良いと思います。


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なんかここが浜名湖のほとりとは思えない光景。
ヨーロッパの田園地帯のようです。


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水路を行く船。

ますます乗ってみたくなる....


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写真で花の色を忠実に再現するのは難しいですね。


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各国の庭園を再現したゾーン。
これは和風ですね。
#テーマを失念....


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ローズガーデン。
やっぱり薔薇は存在感が違いますね。


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薔薇という字を女性の前で書いてハートを射止めたなんて有名な話がありましたね。

こうして薔薇の花を目の前にすると、そんなことをしたい気持ちも分かります。

とはいえ、最近ふと漢字が思い出せないこともある小生にとっては少々ハードルが高すぎるかも。



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こちらはモザイカルチャーの出生大名家康くん。
モザイカルチャーというのは植物を使った造形だそうで、2009年に浜松で国際展が行われたとのこと。


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そして乗船。500円で8分間の旅。
とても風が強いです。


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キャプテンは女性。
操船しながら園内をガイドしてくれます。

やはり、会期中でもかなり植え替え作業をしているのだそうです。


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こちらは印象派花実の庭。

ふんだんに花が咲き乱れる庭園です。

洋館風の建物には無数の薔薇が彩りを添えて、贅沢な庭です。
なぜか、朝ドラの「ごきげんよう さようなら」のフレーズを思い出してしまいます。


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最後は展望塔へ。
こちらも別料金で300円です。

エレベーター1台でまさにピストン輸送状態ですので、待ち時間が結構あります。


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風が強いので揺れます。

この手の塔は人が滞留しないのが前提なので、制震装置などは設けないそうで、強風時には揺れます。


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天気がいいので眺望は最高です。

でも長居すると船酔い状態になりそうなので、早く降りたくてたまりませんでした。


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2時間くらいを予定していたのですが、4時間強楽しめました。

我が家にも少し緑が欲しいなと思ったところです。
20日の札幌滞在は昼頃まで。

朝食はホテルで
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札幌のホテルは全体的に朝食のレベルは高いのですが、ここもメニュー豊富でなかなか良い線いってます。
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昨日ご一緒いただいた友人は都合が悪いため、一人で街をほっつき歩くのも良いかなと思ったのですが、
一昨年に仕事関係の講習で知り合った同期に連絡を取ったところご一緒いただけるということだったので、会うことにしました。

ホテルのロビーで待ち合わせたのですが、その場で話が非常に弾んで2時間半も話し込んでしまいました。

大通りから札幌駅まで歩き、駅でラーメンを。
えぞっこの味噌ラーメン

ベーシックな味噌ラーメン。いいですね。

13時前の快速エアポートで空港に向かいます。
電車の中でWimaxの様子を観察しましたが、南千歳駅を出てトンネルに入るまでずっとネットにつながっていました。
昨日のあれは何だったんでしょう?


新千歳空港といえば思い出すのが2004年2月。
爆弾低気圧の接近で48時間足止めを食らった時のことです。

新千歳空港国内線ターミナル

足止め2日目、朝から空席待ちをかけて待ち続けました。
このあたりは当時のまま。


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ロビー端のこのあたりは当時、国際線のカウンターしかなく静かな空間だったのでここで本を読んだり、音楽を聴いて過ごしました。
嵐が去って温かくなった外の景色を見ながら、ラジオでやってた中森明菜の「スローモーション」が今でも記憶に残っています。

空港内のショップもいろいろハシゴしました。
昔お気に入りだった品がいくつかあったのですが、今では軒並み姿を消していました。
お気に入りで変わっていないのは六花亭のストロベリーチョコと白い恋人くらい。

この両者と、ゆきむしスフレを買いました。
手荷物検査場が混んでいたので、早めに待合ロビーへ。


747-400D@新千歳空港

この姿を見て一安心。復路はB747に乗ることが出来ます。
最後の最後をしっかり押さえられたのは有り難いことです。


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北海道らしい荒涼とした風景によく似合うこのフォルム。


新千歳空港9番ゲート

やや遅れ気味ですが、NH68便搭乗開始です


JA8960

このレグを飛ぶのは、JA8960号機。


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そして機内へ。


アッパーデッキへの階段

事前に指定したシートは78H。2階席の非常口座席です。


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搭乗が遅かったので7割方の方が乗り込んでいます。


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本当は窓側がいいのですが、予約が遅かったので通路側に。
いわゆる「お見合い席」になりますが、なかなか話しかけられませんね。

やや遅れて離陸。
新世代の777や787とは違う、独特のタービン音を響かせ力強くエアボーンします。

気流が悪く、しばらくの間ベルトサインが消えませんでした。
外を見ても雲海の上のフライトで、地上の景色は望めそうにありません。


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ようやくベルトが消えました。
"ゆきむしスフレ"がぱんぱんにふくれています。


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普通席に乗る時は必ずアッパーデッキをアサインしていました。
アッパーデッキは人によってそれぞれあるようで、折角広いキャビンを持つ747に乗ったいるのに、どうして狭い2階席に乗るのか?なんて言われたこともあります。確かに物入れが小さくて不自由しますし、風切り音も大きいです 。昔JALの方に聞いたのですが圧迫感を嫌う人もいるようです。

でも、なんとなく落ち着いた雰囲気と、地上走行時のアイポイントの高さ、正面のドアの向こうでパイロットにコントロールされているというところになんとなく安心感を感じたり、他の機種にはない魅力的なところがあります。


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機内を見渡しながら、機材変更が今日でなくて本当に良かったと思いました。
「艦長席」はあきらめがつくにしても、アッパーキャビンに乗れなかったら後悔しそうですから。


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円い天井のフラットなところが妙に目についたり。


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ごくわずかな安定飛行の時間を狙い澄ましたかのようにドリンクサービスが行われました。


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降下を始める前からベルトサインが点灯します。

初めて乗った飛行機はJALの747。成田からイタリア・ミラノまでのフライトでした。
アルプス越えで機首をモロに下げ、山肌をトレースするかのように降下。窓の外の稜線は圧巻でした。

その復路パリから成田まで飛んだのが747-400。
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思えば、ウイングレット付きの747-400に乗ったのはこの時だけ。
真っ青な空、日本海上空の雲海を上を飛行中、谷村新司の「群青」を機内オーディオを聞いて大感動でした。

他にも印象に残るフライトを思い出してみると9・11の数日後、地上滞在時に激突シーンがモニターに映し出され、楽しいはずの旅行が少し暗い気持ちになったこと。
台風で突風が吹き荒れる中福岡へ。機体が大きく揺れたものの、福岡空港への最終進入では嘘のようにぴたりと安定したランディング。
機内で有名人をお見かけしたこともありました。通路の向こう側の席にいた故・児玉清さんが何かをさらさらと書き留めているのを拝見し、数日後、日経新聞夕刊に羽田空港での出来事が書かれた児玉さんのコラムが掲載されたのを見て「あの時書いていたのはこれか!」と思ったこと。

中でも一番思い出に残っている747-400でのフライトは48時間足止めの時。
もう一泊を覚悟して友人と「乗れなかったら」今夜会おうと約束していました。それでもなんとか家に帰れるリミットとなる18:30の便に乗ることが出来ました。
アサインされたのは最前列左側の一人掛けの席。
少し後ろ髪を引かれる思いの中、機内オーディオでNHK札幌のニュースを聞きながら新千歳空港をを飛び立ちました。
次第に降下していき、再びNHKラジオにチャンネルを合わせると、関東地方のニュースに。眼下に広がる無数の東京の明かりを見て「ようやく帰ってこられた」と思い、心底ホッとしたことです。

B747-400 JA8960 アッパーキャビン

気流が悪くエンジンのパワーを頻繁に調整しながらの降下。
今回のフライトは残念ながら最終進入まで地上の様子を見ることは出来ませんでした。

ANA68 JA8960 スポットイン

羽田空港に無事着陸。
隣ではB787が出発の準備を整えています。


サイドストウェッジ

少し上向きの窓と、座席脇のストウェッジ。747ならではです。


最後のアッパーデッキ

最後まで残ってキャビンを撮影させてもらいました。
同じ趣味の女性二人組もいらして、昨日の機材変更のことを話すと「それ嫌ですね~」なんて話になりました。


「艦長席」

この際ですから、メインデッキのCAさんにもお断りして幻になった「艦長席」を撮影させてもらいました。


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出口通路でもしばらく撮影。
写真にも瞼にもこの勇姿を焼き付けておきたい。そんな気分です。

日本の空を席巻したかつての空の王者も、時代の流れの中で輝きを失い歴史の1ページになろうとしています。
でも、その存在感は経済性追求に走る現在の最新鋭機には未だ引けを取りません。


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グッドバイ!
新千歳空港に降り立つと、もう本格的な寒さ。
壁のヒーターが暖かくなっていました。

しかし、圏内のはずなのにWimaxの電波がキャッチできず...。

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バスで行くか電車で行くか、少し悩みましたが


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電車で行くことに。
今話題のJR北海道。やっぱり速いのでこちらを使うことにしましたが、飛行機よりリスクが高いですね。


快速エアポート車内

あれだけ騒がれていても客離れどころか結構混雑しています。

地下鉄東西線の西11丁目駅で友人と落ち合うことに。
しかし相変わらずWimaxがつながりません。

電車が新札幌を出たあたりでようやくつながりました。
西11丁目駅へ行くには新札幌で乗り換えるのが最短だと分かったものの既に時遅し。

札幌駅経由で行ってしまったため約束の時間を10分ほどオーバー。


昼食の時間なので、札幌市中央卸売場外市場へ。

大漁寿し 若駒で寿しをいただくことに。


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なんとも豪華な昼食と相成りました。

場外市場のお店を見て回りますが、やはり北国だけあって焼津さかなセンターあたりとはラインナップが違いますね。


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午後は藻岩山へ。ロープウエイで山頂を目指すことにしましたが、
山頂までは1,700円といいお値段です、


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北海道はもう紅葉の季節。数日前には雪も降ったようですが。


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中腹まではロープウエイ。その先はこちらのケーブルカーに乗り替えます。

時刻表では15分おきの運転になっていますが、混雑のためピストン輸送になっています。


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頂上からの眺め。
天気はいいのですが、もやが掛かっていて思ったより見通しがききませんでした。

それにしても結構寒いです。
ほとんどの人がジャンパーを羽織っていますが、小生だけがカーディガン。
でも、なんとか我慢できるレベルです。


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遠くのこれが気になりました。
まっすぐな道路らしいのですが、何か分からず。


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プラネタリウムがあったので見ていくことに。
700円です。

今年は8月にディスカバリーパーク焼津で、9月に名古屋市科学館でプラネタリウムに行きましたので、3か月連続。
何かの縁でしょうか。

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中はこんな感じ。
名古屋と焼津は全天周型でしたが、こちらは小さめのスクリーン。
椅子はリクライニングできますが、後ろに体重をかけすぎると倒れるのだとか...。

そう考えるとディスカバリーパーク焼津のプラネタリウムは本格的な上に手頃だと思いました。


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友人はお子さんを保育園に迎えに行くとのことで一旦別れて、その間にホテルにチェックイン。
今日のホテルはリッチモンドホテル札幌大通です。

朝早かったのでちょっとだけ昼寝しました。


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ホテルのロビーで待ち合わせて夕食へ。
ロビーがシックでいい雰囲気です。


ジンギスカンのお店に行こうと決めたのですが、人気店ということで、少し遅めに行くことに。

途中、nORBESAというビルにあるNORIAという観覧車で時間を潰すことに。

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土曜の夜なのにガラガラ。
前のゴンドラにカップルが乗っていますが、そのほかはいないようです。

土曜の夜がこんな感じでやっていけるの?
と友人と要らぬ心配をしてました。


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この日は満月で眼が眩みそうなほどの明るさでしたが、ススキノや大通周辺のネオンも負けじと煌々と夜空を照らします。


夕食は 成吉思汗だるま 4.4二階亭へ。

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このチェーンでこの店だけが無煙ロースター完備のため、女性客が多いのが特徴とのこと。
他の店はタバコやジンギスカンの煙がモウモウだそうで。

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最初に「上」をオーダーしたのですが、すぐに売り切れたことが分かったため、普通のを注文して先に焼き、後で上をいただくことに。「上」のあとの「並」を回避するためです。

それでも、とても美味かった。
ラム特有のクセもなく食べやすかったです。


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ボリュームたっぷりのジンギスカンにすっかり満足し、7色に変化する観覧車を見ながらホテルへ。

その後はホテル1階にあるMODISE CAFE'で閉店まで話し込みました。
かつて日本の空を席巻したジャンボことボーイング747型機。

最大のオペレーターだった日本航空が経営破綻に伴って2011年に全機を退役させ、全日空も来年3月で退役させることを今年5月に発表しました。

10年ほど前の羽田-新千歳・福岡・那覇といった主要幹線の時刻表は機種の欄に「744」「B44」が綺麗に並んでいましたが、もはや風前の灯火。日本国籍の旅客型747-400はもはやANAに残る3機のみになってしまいました。

羽田-新千歳に747-400が毎日運航されるのは今月26日までということ、さらに9年前に爆弾低気圧のため札幌で48時間の足止めに遭いこれまで敬遠していたのですが、そろそろ行ってみようと思い立ち、北海道旅行を計画しました。

747-400が投入されるのは1日3便6往復のみ。
となると、必然と狙うことになるのは朝の便です。

前夜、東京蒲田の「相鉄フレッサインに東京蒲田」に宿泊。三井ガーデンホテルのブランドチェンジのようです。

相鉄フレッサインに東京蒲田

6:20にホテルをチェックアウト。京急蒲田駅に向かいます。


京急蒲田

この時間でもかなり混雑しています。


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本日の搭乗便は札幌行き53便です。
どうやら満席です。


PassBook

今日はプレミアムクラスを予約。
指定した座席はいわゆる「艦長席」と呼ばれている座席です。


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プレミアムチェックインを使えるのでこちらから。


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いつもプレミアムクラスに乗る時は羽田への復路のみですので、羽田のラウンジに入るのは珍しいことです。
以前一度利用したことがありましたが、もっと小さなラウンジでした。


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ビールもありますが朝なのでさすがに遠慮して紅茶を一杯。
充電はしっかりさせていただきました。


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出発便ラッシュですが、それほど混雑はしていません。


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飛行機があまり見えず、ちょっとつまんない。


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置くだけ充電の試供品がありました。
対応機器でなくでも受信機のようなものにUSBで接続すればできると言うことでしたが...

全くできません。

こりゃ使えませんわと思っていると
「札幌行き53便は搭乗手続きを一時中止していましたが、ただいま再開しました」のアナウンス。
何かあったのかな?とは一瞬思ったのですが....。


青汁と焼酎

焼酎に青汁まで完備。

さすがに焼酎を飲んでる人はいませんでしたが、青汁は人気のようです。

ラウンジはさっさと切り上げて搭乗口へ。
65番スポットが搭乗口ですが

スポットに近づいてもダッシュ400らしき姿は見えず!?

65番スポット

何ですかこれ。

邪魔なんだけど、早いとこ退かしてくれませんかね??

しかーし。

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無念の機材変更と相成りました。

先ほど搭乗手続きを中止していたのはこの所為でした。

ある旅行会社のツアーの客が放送で呼び出されています。おそらくキックアウトされたのでしょう。


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本日の機材は777-300。JA756A。
これで「艦長席」は永遠の幻になりました。


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何とか通路側の席になり、中央席という悲劇だけは免れました。


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JALのエアバスA350発注でB777が日本の空から消える日も現実味を帯びてきましたから、いずれ「惜別」なんてことになるかも知れません。


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定刻から30分近く遅れてドアクローズ。

チーフのCAも「退役間近の747を楽しみにされていたお客様もいらっしゃるかと思いますが...」と丁重にお詫びの放送を入れていました。


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朝食です。


53便 プレミアムクラス 朝食

・海老とエリンギ茸のオープンサンド ビスククリームソース
・野菜とタンドリーチキンのサンドイッチ
・イタリアンソーセージ入りスクランブルエッグとピぺラードソース
・アクアパッツァ風スープ



アクアパッツァ風スープ

こちらアクアパッツァ風スープは


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こうやって食べるのだそうです。


きのこポタージュ

食後にきのこポタージュをいただきました。


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ラバトリーの洗面台って大理石調なんですね。
普通席のはベアメタルですが。


下北半島上空

L1ドアの窓から外を見ると下北半島が見えます。
青森県はまだ未踏の地ですので行ってみたいところです。


周囲は結構ヒコーキマニアが多いらしく、サイン帳をCAさんに依頼している人もいました。
また、機材変更に苦言を呈している人もいて、この後沖縄に行くからそこで747に乗るなんてCAと会話している人もいます。修行僧でしょうか。


新千歳空港

53便はスムースに着陸。遅れは15分ほどになっていました。
新千歳空港は快晴。

でも、かなり寒いです。静岡で言えば12月の空気でしょうか。