SFC『ゴーゴーアックマン』
鳥山明さんの記事や動画を見る日々を過ごす中、ふと思い出しました。
そういえば、2013年にドラゴンボールがマイブームになった時だったか、スーファミの『ゴーゴーアックマン』というゲームをやってみたいと、前にやっていたブログに書いたような気がすることを。
そんなわけで、久々にレトロペディアを起動して『ゴーゴーアックマン』で遊んでみました。
鳥山明さんらしいコミカルでユーモラスなキャラデザによる横スクロールアクションゲームで、94年にバンプレストから発売されたようです。
ファミコン時代と違って優しめの難易度なので、軟弱ゲーマーのわたくしには非常に助かります(笑)
・・・と書いてはみましたが、今ネットで調べてみたところ、本作は「凶悪難易度」と書かれていました。
私がクイックセーブを駆使したから厳しく感じなかっただけなのかもしれません。
いや…それを差し引いても、やっぱりそこまでイジワルな難易度には思えなかったのは、ファミコン時代のゲームがいかに鬼畜であるかを逆説的に物語っているようにも思えるわけですが(笑)
ほんとに初っ端から全力で心を折ってくる理不尽なゲームばかりですからね(根本的な難易度の高さのみならず、そもそもどこに行けば良いのか何をすれば良いのかすら分からない謎のゲームも多数w)。
序盤だけ触って、その後は放置しているゲームだらけですよ(笑)
それに比べたら90年代以降のゲームは割と平和だなと感じられる物が多い印象です。
本作はステージごとに「○○○の巻」というタイトルがつけられており、コミックを読み進めるような形式になっているのも面白い演出だと思いました。
プレイヤーは主人公アックマンを操作して、天使たちが差し向ける刺客と戦っていきます。
各ステージのボスがその刺客なのですが、お立ち台のギャル(正体はニューハーフという設定)なんてキャラまで出てきて時代が感じられます(先日書いた『不適切にもほどがある!』の記事でジュリアナに触れたばかりだったので奇遇だなと)。
基本的に攻撃は素手でパンチや足払い、ボタン長押しでパワーを溜めてエネルギー波のようなものを繰り出す(チャージショット)などとなっており、武器を拾うことで剣、銃、ブーメランなどが使用可能となりますが、1発でもダメージを食らうと素手の状態に戻ってしまいます。
全部で5話構成(すなわち全5ステージ)となっており、とりあえず初日は2面までクリアしたところでセーブして終了。
当初は何の変哲もないごく普通の横スクロールだと思っていたんですが、途中でジェットパックが使用可能となってから面白くなってきて、ボスにドラゴン(正式な名称はドラドラン)まで出てきた時は奇想天外な世界観に少々驚きました。
こういう好きな物は何でも詰め込んじゃえ的な世界観に鳥山さんらしさが感じられます。
終盤はゲームの難易度よりもレトロペディアとの戦いでした。
というのも、レトロペディアはセーブとロードを繰り返していると酷い処理落ちのような現象が発生して、コントローラーの操作が一切きかなくなる事が頻発するからです(コントローラーの問題かもしれませんが可能性としては低そう)。
そのせいで何度やってもラスボスに勝てないので、一旦中断して夕飯を済ますことにして、食後に再びレトロペディアを起動してラスボス戦を再開したら、変な現象が発生せず普通にプレイできたおかげで、何のことはなく1チャレンジで倒すことができました。
恐らくレトロペディアのあの不可解な現象が無ければ、それまでの道中ももっと楽に進めただろうと思われるので、この問題はどうにかならないのかと、いよいよ看過できなくなってきました。
長い時では30秒以上も全く操作がきかなくなる時もあるぐらいなので、こんな調子ではアクションゲームなんてとてもゲームになりませんから。
これさえ無ければ、本当に何の問題もないんですけどねえ、レトロペディアは。
でも、これは致命的な欠点なので、とても見過ごせるレベルではないのです。
そんなわけでレトロペディアの問題こそあったものの、ゴーゴーアックマンを無事クリアしました。
ゲームとしては本当に毒にも薬にもならないとまでは言いませんが、それに近い印象だったというのが正直な感想です。
リピート性はありませんし、本作には続編が2作品出ているのですが、それをやってみたい気持ちも湧いてきません…。
ステージの仕掛けなども含めて、私が好きな『ワンダーボーイ モンスターランド』を彷彿させる部分はあるのですが、かといってそこに心地良さが感じられないのが不思議なところで…。
これはハードが原因なんでしょうか。
そういえば、スーファミのゲームにそういった心地良さのような趣を感じた記憶があまり無いものですから。
とはいえ、いつか気が向いたら2と3もプレイするかもしれません。
SFC『ザ・キングオブドラゴンズ』
『ザ・キングオブドラゴンズ』というタイトルに惹かれて試遊。
94年に発売された剣と魔法のファンタジー世界を舞台としたカプコン製のベルトスクロールアクションです。
プレイヤーはファイター(戦士)、クレリック(僧侶)、ウィザード(魔法使い)、エルフ、ドワーフの5人から使用するキャラを選んでスタートするのですが、私はウィザードを選択。
同じカプコン製の『ファイナルファイト』とゲーム性が似ていて、体力を消費することで必殺技のようなものを繰り出すことができるのですが、コンティニューが無限にできるのを良いことに、体力消費などお構いなしに必殺技を惜しみなくガンガン使っていたら、途中でクレジットがゼロになって、コンティニュー回数に制限があったことが判明。
つまり最初からやり直しという事になるわけで、そっと閉じました(笑)
しかも、このゲーム…なんかやったような記憶があるぞ?
確かアーケードゲームでやったんじゃなかったっけ?と思い、ブログの過去記事を検索してみたところ・・・あなた、やっとりますやん!!
しかも、たったの3年前でっせ大将。
お~~~~い、大丈夫ですかぁぁぁ??
ボケるにはまだ早いですよ、おじいちゃん(笑)
いや、あの…アーケードとスーファミだと印象が違ってですねえ(←苦しい言い訳)
全般的にアーケードよりもマイルドな雰囲気になっておりますね、スーファミ版は。
でも、アーケード版がプレイできるのにわざわざスーファミ版をプレイする意味ってあるのかなぁ。
一度、比較プレイしてみないと分かりませんね。
また気が向いた時にでも、今度はドワーフかエルフ辺りを使って再チャレンジしてみるとしましょう。