11月29日14時 サントリー

指揮:山田和樹
バリトン:加耒徹
ソプラノ:熊木夕茉
合唱:東京音楽大学、harmonia ensamble

ドビュッシー:バレエ音楽『遊戯』
武満徹:マイ・ウェイ・オブ・ライフ−マイケル・ヴァイナーの追憶に−
ラヴェル:ボレロ
プーランク:スターバト・マーテル

入場時にプログラムに添えられたチラシを見ると、何とネーメ来日中止
何でも7月に転倒して、その後の経過が思わしくないとのこと、ネーメのフルトベングラー2番が聴きたくて会員を継続したようなものなのに
代わりの指揮者もプログラムも未定だが会員券は販売するという、でももしラザレフも来れなかったら、批判の嵐になるだろうな

さて、今日の公演は山田さんらしい邦人作品を交えたプログラム
1曲目の遊戯は、ドビュッシー最晩年の作品で、ディアギレフ依頼のバレー作品だというが、あまり評判は良くなかったという
私は実演では今まで1回か2回くらいしか聴いたことがない
オケは16型、コンマスは田野倉さん、演奏は普通だった、もう少し躍動感のある演奏が聴きたかった
山田さん、割にフランスもの好きなようだが、デュトワやソヒエフのようにオーケストラに魔術をかける域には達していないようだ

2曲目の武満作品はレア、おそらく2度と聴く機会はないだろうと思う
P席に合唱団が入場し、男女が同性が3人以上隣り合わないように整列、
こんな配置は初めて見た、歌いにくくは無いのか?これは武満の指定なのか?
主役の加耒さんは堂々の歌いっぷりだが、全然歌詞が頭に入ってこなかった、ちゃんと予習すべきだったか、残念

後半最初のボレロは山田さんの奇妙な動きを堪能した、広上さんの後継者に名乗りか

最後のプーランクで、再度合唱団入場、今度も男女混成の配列だったので、この配列は作曲者の指定ではないようだ
続けて現れた熊木さん、こういうことを書くのは不適切かもしれないが超美人でした
プーランクのスターバト・マーテルは初めて聴いたが、緩急の対比がはっきりした聴きやすい曲だった
熊木さん歌唱も良かったですよ

11月28日19時 ミューザ川崎

ブラームス=ブゾーニ:11のコラール前奏曲より第8曲「一輪のバラが咲いて」Op.122-8 ト長調
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
ショパン:4つのスケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20/第2番 変ロ短調 Op.31/第3番 嬰ハ短調 Op.39/第4番 ホ長調 Op.54
アンコール
シューマン:トロイメライ
ブラームス:「6つの小品」より間奏曲Op.118-2

反田さんのリサイタルは、チケット入手困難なのだが、今回はプログラムも良く、がんばってみた
しかし、一般販売でとれたのは4階席だった
以前にサマーミューザで、ミッキーのブルックナーを4階で聴いてみたことはあるが、今回はピアノだからな

4Cから見下ろすピアノは小さく、ステージに登場した反田さんは更に小さかった
しかし、演奏が始まった瞬間耳を疑った、
1曲目のコラール前奏曲は初めて聴く曲、静かな局長なのだが、音がはっきり聞こえる
ミューザの音響恐るべしだ
続けて演奏されたソナタ3番は一転強烈な打鍵で始まるが、こちらも音が濁ることなく聞こえる
そういえば、ブラームスのピアノソナタを実演で聴くのは久しぶりだったが、やはり良いものだ
反田さんは、激しいパッセージも余裕ですよといった所作で消化していく、見事な演奏だった

後半のスケルツォは、好演が約束されたようなものだったので、何も考えずに堪能しました
今日は来てよかった、隣のおばさまたちも、4階なのに音が良いことに驚いて、「サントリーホールより良いのでは」と話していたが、同意だ

 

11月27日19時 サントリー

指揮:ピエタリ・インキネン
ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ

シベリウス:交響的幻想曲『ポホヨラの娘』 Op. 49
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 ホ長調
アンコール
ブラームス:間奏曲 作品118-2
シベリウス:『レンミンカイネン組曲』 Op. 22より「トゥオネラの白鳥」
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 Op. 105
料金
S8,800 A7,700 B6,600 C5,000


当初予定のリントゥの代演でインキネンが指揮
3曲目のサーリアは、トゥオネラの白鳥に変更になったのが、一寸残念

客入りが心配されたが、蓋を開ければ上々だった
インキネンは日フィルの指揮者だった時代の最後の2年は、バイロイトや、コロナの影響もあってか、ほとんどサントリーで振ってない、
横浜では何回か公演があったので、事務局と関係が悪いのかなと勘繰った
サントリーで聴いたのはクレルボ交響曲だけだった、


1曲目のポホヨラの娘は、実演で聴くのは初めて、オケは14型で、コンマスは林さん、
なかなか迫力のある曲で、楽しく聴けた
2曲目が本日のメインのバルトーク、ピアノのアンデルシェフスキーは、初めまして、
なかなか軽快な演奏で、楽しく聴けたが、次にはリサイタルに行きたいというほどではなかった

後半のトゥオネラは、北村さんのソロが素晴らしかった、
そして、対して期待もしなかった7番が良かった、
オケは16型で、金管も増強しての、本気の7番だった
静かな楽曲のイメージが強かったが、2番に引けをとらないスケールの大きな演奏だった
インキネンの統率力の高さを見せつけられた、一般参賀あり