12月4日19時 サントリーホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ピアノ:トム・ボロー
オルガン:近藤岳
藤倉大:管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー(2025)[NHK交響楽団委嘱作品/世界初演]
フランク:交響的変奏曲
アンコール
J. S. バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006(ピアノ版)-「ガヴォット」
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op. 78 「オルガンつき」
名曲プログラムが多いルイージのBプロだが、
今日の一曲目は、藤倉さんのN響委嘱作品
オケは16型、コンマスは川崎さん
全体的に静かな雰囲気の15分くらいの作品、演奏後には作曲者もステージに登場
雲をイメージした作品だそうだが、正直ピンと来なかった
2曲目は14型で、ピアノのトム・ボローは25歳の新鋭、初めましてだ、
しかし、フランクのこの晩年の作品は果たして彼の希望だったのだろうか
演奏は無難にこなしていたが、アンコールの演奏のほうがキラキラしてた
休憩時間、眠気覚ましにコーヒーを頼むが、500円玉を置くと「今月から600円に」とのこと
後半は16型に戻ってオルガン、ルイージの指揮なら間違いないだろう
そういえば、前回N響で聴いたオルガンはネーメ指揮、その時オルガンを弾いていた鈴木さんはネーメの指示でステージまで降りてきていたことなどが思い出された
いい感じに盛り上がって終演を迎えたが、しつこく拍手をする一団がおり、ルイージも仕方なく顔を出していた

12月1日19時 オペラシティ
チャイコフスキー:「四季」op.37a
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
アンコール
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 op.5
チャイコフスキー:6つの小品 より「ナタ・ワルツ」op.51-4
シチェドリン:ユモレスク
早いものでもう12月、オペラシティのホワイエには恒例の假屋崎さんのクリスマスツリーが飾られていた
松田華音のリサイタルは、可能な限り行きたいのだが、なかなか機会に恵まれず、去年の暮れの武蔵野以来だ、
ステージに現れた松田さんは相変わらずの満面の笑顔だ
前半はチャイコフスキーの四季、全曲を実演を聴くのは初めてだ
ロシアで多くの時間を過ごした彼女ならではの、雰囲気のある演奏を堪能しました
後半のリストが凄かった、没入型演奏スタイル松田さんならでは迫力の演奏なのだが、
決して荒っぽくならずに、細かい一音一音を正確に弾き上げていた
ロ短調ソナタは多くのピアニストが取り上げるが、今まで聴いた中でも、ベスト3に入る演奏だった
アンコールの最後には、今年亡くなったシチェドリン
松田さんのピアノで協奏曲1,2番は聴いたが、3番以降は聴く機会があるのだろうか

11月29日18時 NHKホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
アンコール
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ― 「サラバンド」
ツェムリンスキー/交響詩「人魚姫」
今日は梯子、すこし時間を潰したいのだが、最近は町の喫茶店が減り、ようやく見つけても満席だったりする
そこで、少し早めにNHKホールに向かい、1階のカフェに行くが、ここも混んでいる、何とかならないか
閑話休題、最近ルイージは名曲プログラムが多いが、今日は珍しく良いプログラム
前半は、名手カヴァコスによるショスタコーヴィチ1番、オケは14型で、コンマスは郷古さん
緩急、強弱が錯綜する曲をカヴァコスは完璧に弾きこなす、特に長く伸びる弱音は見事だった
そして後半は16型で人魚姫、2、3年前に読響定期で上岡さんの指揮で聴いているがあまり印象に残っていない
ツェムリンスキーのマーラー夫人となるアルマへの失恋が契機となった作品らしいのだが、
そもそも、人魚姫のストーリーとマッチしていないのでは、
ツェムリンスキーは失恋した自分を「私って人魚姫みたい」と思っていたのか???
などと、くだらない妄想をしながら聴いていたが、
今日のルイージの演奏は熱演で、何度も指揮台上で跳躍がみられた
そして、ルイージも郷古さんと同じく靴の裏が赤いのが確認できた
