7月19日18時 サントリー
指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ
曲目
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 op.90
ドヴォルザーク:交響曲 第7番 ニ短調 op.70
サプライズ
ブラームス;ハンガリー舞曲1番
ヴィオッティの定期2回目も大入りで、当日券は無し
曲目は前回に続き交響曲2題、ブラームスとドヴォルザークの関係は有名で曲の親和性も高い
とは云うもの、ブラ3、ドヴォ7の組み合わせは新鮮だ
オケは16型のモダン配置、コンマスは小林さん
ブラ3は開始の金管は角が立たず非常に滑らかな出だしで、その後もヴィオッティの動きは抑制的に思われた
2、2楽章は、気にならなかったが、4楽章は抑揚を抑えた演奏だった
ブラ2にブラームスの田園と呼ばれているのは有名だが、ブラ3がブラームスの英雄と呼ばれていることは今日では語られることは少ない
ということは、その例えが的を射ていないということだろう
一番多いのは3楽章が映画で使用されたという話題だが、そもそも、その映画が見た人がどのくらいいるのだろうか
今回の演奏、他の交響曲に比べ立ち位置が微妙な3番の新たな解釈を提示するような演奏と受け止めた
後半のドヴォ7は聴いた記憶はあるのだが、判然としない
そのために、こうして書いている、2023年に2回、2024年に1回聴いていた
いい曲なんだけど、記憶には全体像が頭に入っていなかった
ブラームスに比べてヴィオッティは大きな動き、
しかし、肝心の演奏だが、最初のホルンとトランペットが酷かった、音が出ていない、
それでも楽章が進むにつれて音が鳴るようになって、ブラームスと対照的に外向的な音楽が展開された
ヴィオッティのオケの掌握力は半端ない、そして今日の演奏はすべて暗譜だった
ブラームスの演奏後の聴衆の反応は。微妙だったが、ドヴォルザーク演奏後はブラボーが舞った
そして何回目かのカーテンコールで指揮台に上ったヴィオッティは聴衆に"suprise"と告げると、振り向きざまにいきなりハンガリー舞曲が鳴り響いた
ヴィオッティが完全に聴衆の聴衆の心を掴んだ瞬間であった、
この男人たらしでもあった

7月17日19時 サントリー
指揮/スザンナ・マルッキ
バス/ジョン・レリエ*
メゾソプラノ/シルヴィア・ヴェレシュ*
デュカス:歌劇『アリアーヌと青ひげ』第3幕への前奏曲
ドビュッシー:《夜想曲》より「雲」「祭」
バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』 Sz.48(演奏会形式/日本語字幕付
マルッキは初めて聴くがフィンランドの中堅という、それにしてもフィンランドは人材の宝庫
最初のデュカスの作品は初めて聴いた、
後半のバルトークと同じくペローの「青ひげ」を原作としているそうだ、
元の歌劇は知らないが聴きどころがぎゅっと詰まったような印象
マルッキはきびきびとした指揮ぶり、オケは16型、コンマスは矢部さん
木曜に放送のクラシックTVのゲストが矢部さんだった
以前に同番組でコンマス特集をやったときのゲストがマロ、長原さん、組長だったが、なぜ矢部さんが呼ばれないのか憤ったものだが、やっと登場してくれた、
ということで、今日は番組内で都響メンバーが語っていた怖い矢部さんを確認しに来た
特に矢部さんが管楽器に眼を飛ばしていないか注意して見ていたが、良く分からなかった、きっと聴衆には気づかれないようにしているのだろう、閑話休題
夜想曲の2曲が続けて演奏された、これは良い判断だった
演奏は、悪くは無いがまあ普通かな、
後半が凄かった、青ひげ公の城はなかなか実演に接する機会がなく、楽しみにしていたのだが
レリエ、ヴェレシュは2人とも聴いた記憶が無いが曲の世界観に合った歌手で、凄くよかった
終盤にはオルガンの左右にバンダが入り、オルガンが響いた
勿論都響も熱演、マルッキのタクトも冴えわたり、大満足の演奏会だった

7月16日19時 オペラシティ
指揮:高関 健(常任指揮者)
ヴァイオリン:荒井 英治(東京シティ・フィル 特別客演コンサートマスター)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ハ短調 作品129
武満 徹:ア・ウェイ・ア・ローンⅡ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
オペラシティのメンテナンスも終わり、久々のシティフィル定期
こちらもプレトークに間に合わせて参上
ショスタコは、音のバランスを考えてVn協ではホルン以外の金管を入れなかったそうだ
作品の解説は政治的な背景が中心だった、その部分は省略、
また、高関さんが若いころ、ショスタコは存命だったことが語られた
そして、今回のコンサートは以前に名古屋で、同じ2人で演奏されたタコVn協1,2番の成功を受けて実現したものだそう
あまりポピュラーと言えないプログラムだが、ホールはシティの公演を待ち望んでいた多くの人で賑わった
ちゃんと数えてないが、オケは対面で12型相当、コンマスは勿論、戸澤さん
ショスタコはVn協、Vc協、Pf協をそれぞれ2曲残している、Pf協は微妙だが、総じて1番の方が人気があるような気がする
というわけで最初のVn協2番に予習もしなかったが、ショスタコの賢者荒井さんの威光なのか、とても聴きやすい
後半最初の武満作品は、おそらく初めて聴く作品、
前半のオケから管楽器を除いた構成で演奏
解説にあったように、ベルクの抒情組曲に特に前半が酷似していた、
そしてメインのVn協1番、
1楽章は前の曲の影響で、天使の思い出のようにも聴こえていたのだが、ここで荒井さんの弦が、、、
久々にヴァイオリンのリレーを見ました
ハプニングが有ったにも関わらず、2楽章以降も荒井さんは一層の熱演でした
終演後はカーテンコールが繰り返され、最後は高関さん荒井さんの参賀となりました
