8月8日14時 芸劇
指揮/尾高忠明
ピアノ/北村朋幹
三善 晃:オーケストラのための《ノエシス》(1978)
松村禎三:ピアノ協奏曲第2番(1978)
エルガー:エニグマ変奏曲op.36
今週初めは多少涼しく感じられた東京だったが週末になった暑さがぶり返してきた
全国の天気予報を見ると西日本に方が気温は高いのだが、これほど厚く感じるのは何でだろう
冷やし中華か冷やしたぬきでも、サクッとかき込もうかと思って西口周辺をウロついてみたが、適当な町中華や蕎麦屋が見当たらず、気合の入った中華料理屋ばかりが目立つ、これが少し前に話題になっていたガチ中華というやつなのだろうか
時間に余裕が有れば一度くらい言ってもいいのだが、このタイミングでは無理、
プログラムの内容、特に前半の曲はポピュラーな曲ではないので、客入りはどうかと思ったのだが、何の何の盛況だった、夏休みだからか、子供の姿も目立ったが、、私が見た範囲では皆さん行儀よかった、
オケは16型、コンマスは山本さん
最初は三善作品、70-80年代の日本の現代音楽作品には、共感できない曲が多く、三善作品も例外でないが、今回初めて実演で聴いたノエシスは
作品そのものが8分程度と短かったのもあって、すっと入ってきた、
この曲は尾高さんに献呈され、尾高さんに初演されたものだ
続く松村禎三さんは実演は初めて聴く、オケは14型、北村さんも久しぶり
2楽章構成の曲だったそうなのだが、2楽章辺りから睡魔に襲われ、気が付いたら最終盤だった
拍手は多かったが、北村さんはアンコールは無し、
この曲も尾高さんが初演しており、それはノエシス初演の3日後だったそう、
尾高さんにとってこの2曲を並べる必然性があった
後半は16型に戻り、エニグマ、この演奏が素晴らしかった
終演後に1泊置いて複数のブラボがあり、通常より多くのカーテンコールがあったが
今日は、ダラダラ拍手もなく良かった
8月4日19時 武蔵野市民文化会館 小ホール
オルガン:ミシェル・ブヴァール
C.ジェルヴェーズ:フランス・ルネサンス舞曲集より シャンパーニュのブランルI,II、ブルゴーニュのブランル、アルマンド
フランス歌曲集 より
C.ジャヌカン:マルタンは子豚を市場へ連れて行った
P.サンドラン:どうしても穏やかに考えることができない
E.コーロワ/A.イゾワール編:「若い娘」による5つの幻想曲(3声、3声、4声、4声、5声)
J.ティトゥルーズ:賛歌「めでたし海の星」(4つのヴェルセ)
C.ラケ:幻想曲
L.クープラン:
幻想曲 第26番
幻想曲 第12番
幻想曲 第58番(グラン・クラヴィエのティエルスによる、ゆるやかなトランブラン付き)
幻想曲 第59番
C.フランク:コラール 第3番 イ短調
L.ヴィエルヌ:交響曲第3番より 第4楽章 アダージョ Op.28
J.ブヴァール:バスク地方のノエルによる変奏曲
M.デュリュフレ:公現祭の入祭唱による前奏曲 Op.13
「来たれ創造主なる聖霊よ」によるコラール変奏曲 Op.4
アンコール
J.ブヴァール:プロヴァンスのノエル
「フランスの古いクリスマス民謡による変奏曲」
武蔵野小ホールにはオルガンが設置されており、国際オルガンコンクールも開催されているという
気になってはいたが、なかなか聴く機会がなかった、
しかし、なかなか面白そうな選曲のリサイタル有ったので久々に武蔵野に向かう
完売公演が多い武蔵野だが、今回は完売とは行かなかったようだ、しかし9割がた席は埋まっていた
ブヴァールはフランスの俺がニストで、過去に武蔵野の国際オルガンコンクールの審査員を複数回務めているというが、リサイタルは今回初だそう
定刻となり、ブヴァールは、日本人女性を従えて登場
前半の曲はルネッサンス時代の古い曲だそうだが、歌曲からの編曲が多いようで、オルガン曲といった感じではなかった
ちなみに、前出の日本人女性は譜めくりはせずに、譜面台に置かれた複数の楽譜から演奏が終わった楽譜を回収しているように見えた
最後の、ラケとL.クープランは、オルガンの作品として聴きごたえが有った
ちなみに、無知を晒すことになるがクープランは、古いフランスの作曲家という認識しかなかったのだが
どうやら、音楽一族だったらしく、上記L.クープランは、一般に大クープランと呼ばれるフランソワの叔父だそうです
前半終演後に、ブヴァールが、ステージ上で語り始め、それを前出の日本人女性が訳出するのだが、声が小さく良く聞こえない
どうやら、「最初にお話しするのを忘れましたが、前半はフランスの古いオルガン曲を演奏しました、後半は近代の曲を演奏します」といったような
後半演奏前に、ブヴァールからスピーチが有ったが、相変わらず前出の日本人女性の声が小さい
流石に、曲席から咎める声が飛び、若干声量は大きくなるが、それでも良く聞こえない
後半最初は、フランクの辞世の作品、心に沁みました
そして、J.ブヴァールは、本日の演奏者の祖父だそう、
そして、お目当てのデュリュフレは、2年前から聴き始めた作曲家、
実演を聴く機会も少ないだろう
終演後のアンコールに際しブヴァールのスピーチが有ったのだが、件の日本人女性はステージに現れなかった
愉しいコンサートだったが、運営については改善を求めたい

7月26日15時 オーチャードホール
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
カルメン:ステファニー・ドゥストラック
ドン・ホセ:マシュー・ポレンザーニ
エスカミーリョ:アンドリー・キマチ
ミカエラ:スラーフカ・ザーメチニーコヴァー
スニガ:木村善明
モラレス:小林啓倫
ダンカイロ:北川辰彦
レメンダード:村上公太
フラスキータ:砂田愛梨
メルセデス:藤井麻美
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
児童合唱:世田谷ジュニア合唱団(児童合唱指揮:掛江みどり)
フラメンコ:南風野香スペイン舞踊団(出演:南風野香(振付)、井上圭子、谷 淑江、奥濵春彦)
ビゼー/歌劇『カルメン』(演奏会形式)
ここところの猛暑が続いたが、今日は昼頃から雷雨となり、電車のダイヤの乱れが心配されたが大丈夫だったようで、家を出るときは振っていた雨も渋谷に着いたとき止んでいた
しかし、日差しが強いわけではないのだが、兎も角蒸し蒸しして、汗だくで久しぶりのオーチャードホールに向かう、
東急百貨店本店が取り壊されて久しいが、建造物が建つ動きはまだ見られない、跡地は一体どうするのだろうか、
東フィル定期は久々、以前は会員だったが、最近はプログラムの質がぐっと落ち、演奏会形式のオペラも無くなったので、足が向かなくなった
しかし、今年は演奏会形式オペラが復活ということで参上、
ミョンフン、東フィルによる演奏会形式カルメンは2020年に公演があり、その時の演奏があまりにも良かったのだ、会場は同じオーチャードだった
2020年当時は2週間位前でも余裕でチケットが取れたのだが、今回は発売後間もなく完売となった
今回は、ミョンフンが来シーズンから音楽監督を務めるミラノ・スカラ座での直前公演と同一の主要キャストということで間違いないのだ
パンフレットを見ると、コンマスに岡本誠司さん、新進のヴァイオリニストだが、最近東フィルの首席客演コンサートマスターに就任したそうだ
オケは14型、ミョンフンが登場、今回も暗譜で手慣れた指揮ぶり
前回はまだブログを書いてなかったので曖昧な記憶に頼るが
前回の公演に比べ、格段に演出効果が光った、
たぶんフラメンコのダンスは前回の公演ではなかった、タップは確実に無かったと思う
歌手陣について、私の様な素人は多くは語りません
敢えて云うなら、皆良かったけど、個人的には村娘のザーメチニーコヴァーに多く拍手しました
というか、席が悪かったのか空調の風が当たって寒かった、
まあ、オーチャードホールに来ることは無いだろう
