2月13日19時 NHKホール
指揮:ゲルゲイ・マダラシュ
トランペット:菊本和昭(N響首席トランペット奏者)
コダーイ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
フンメル/トランペット協奏曲 ホ長調
ムソルグスキー(近衛秀麿編)/組曲「展覧会の絵」
マダラシュは2、3年前の定期でN響に初登場し、ハーリヤーノシュなどハンガリー作品を好演
その後ブロムシュテットのサポートとして来日したが、その時は幸いにも定期は振らなかったので、今回が2回目の登場
最初は得意のハンガリー作品、オケは16型、コンマスは郷古さん
わりにゆったりとした曲で、最近生活が不規則だったせいか途中でぼーっとしてしまい、気が付くと終わっていた、いかんいかん
2曲目は菊本主席を独奏に迎えたフンメルのTp協、オケは2回り縮小、
フンメルはハイドンと同時代の作曲家だが、私はこのTp協しか聴いたことがない、まあ聴きやすく、いい曲なんですけど
菊本さんは期待通りの出来、3楽章のテクニカルなパートも難なく吹きこなしていた、マダラシュの伴奏もぴったりと合っていた
後半の展覧会は、16型に戻して、ステージ上にはピアノもある
最初のプロムナードが弦楽合奏で始まり、途中でTpが加わったときは、ふーんと思って聴いていたが
その後は、ラベルと殆ど変わらず、非常に退屈だった
マダラシュが近衛秀麿編を演奏したいと云う訳がないので、事務局からの提案だろう
去年、山田、バーミンガム市響で聴いたヘンリー・ウッド編は、それなりに面白く聴けたが
近衛秀麿編は全く聴くに値しなかった、こんな曲振らされてマダラシュが可哀そうだと思いながら、憤然と帰路に就いた

2月11日14時 サントリーホール
指揮:高関 健(常任指揮者)
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
今年に入って殆ど降雨がなかった東京だが、週末は雪が積もり、今日も雨模様だったが、開演時には雨は上がっていた
シティフィルのサントリーホール公演はいつ以来だろう、飯盛さんのブルックナー4番以来か
今回の特別演奏会、案内が来てすぐ申し込んだのだが、席が結構前のほうでちょっと不安
それにしても、最近はブームと思うくらい演奏頻度が高い「悲劇的」
個人的には、振替ミスで去年のウォン日フィルを聴き損なったのが痛かったのだが
さて、本日の公演についてはホームページのプログラムノートが公開されていた
演奏に使う楽譜の版や、2、3楽章の演奏順序など、知りたい情報は書かれていた
プレトークがあるというので、プログラムノート以上に何か話があるのだろうかと思いながらも、一応間に合うように行った
高関さんが最初に実演で「悲劇的」を聴いたのは、カラヤンBPOの普門館と聞いて、懐かしい記憶が蘇った
カラヤンBPOの「悲劇的」は、私も聴いた、
その前の来日公演のベートーベンチクルスも普門館で、十代の私は、一体何でカラヤンは、こんなホールが好きなんだと思った
その事情については後日知ることになるが、ここではこれ以上深入りしない
プレトークでは本日のオケの構成についても述べられた、弦が60、管が40、打が12で、高関さんが113人目
プレトークが終わり、112人が戸澤さんをシンガリとして続々と入場した
さて肝心の演奏だが、危惧した通り聴こえのバランスが悪かった、
2台のチェレスタやハープの音は尖鋭に聴こえたのだが、、、
また、席が前だったのでハンマーが良く見えなかった
演奏は悪くなかったけど、次回の復活も同じ席なんだ
まあああいっか!

2月9日19時 武蔵野市民文化会館 大ホール
M.ラヴェル:ソナチネ
M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
M.ラヴェル:水の戯れ
A.スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 作品23
J.ブラームス:3つの間奏曲 作品117
S.ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 作品42
アンコール
メンデルスゾーン:無言歌集 作品67-2「失われた幻影」
M.ラヴェル:高雅で感傷的なワルツより第1曲
今年最初の武蔵野は久々の大ホール、
ピアノリサイタルは通常なら小ホールなのだが、ヴィニツカヤ人気に当て込んだのだろうか
そういう私自身ヴィニツカヤを実演で聴くのは初めてなのだが
プログラムの前半はラベルから、全体的にゆったりしたテンポで、
どの曲も良かったけど、特に水の戯れは1つ1つの音がきらびやかでした
ラベルは3曲通すのかなと思っていたけど、ヴィニツカヤは各曲ごとに間を取って、拍手を受けていた
水の戯れの演奏後に拍手を受けた後、ヴィニツカヤは、そのままステージをはけずにピアノに向かった
しばらく間をおいてから、おもむろに右手を鍵盤に力強く叩きつけてスクリャービンの3番ソナタが開始された
実に力強い第1楽章ドランマティコ であった、続く第2楽章は軽快、
そして、第3楽章は一転、抒情的になるが、第4楽章では最初の主題が力強く再現された
後半のブラームスは意外な選曲だったが、しっとりとした演奏でした
歴史的な総選挙の番組を深夜まで観たせいか、この辺から眠くなって、コレッリの主題は第5変奏以降の記憶が飛んでしまった、残念
ヴィニツカヤ、また聴きたいピアニストが増えた
