ワインじゃないお前は酢 -148ページ目

2日目 1,000円

貯金をして2日目。

昨晩、風呂の中で先々を考えて皮算用をした。

一年、365日間ずっと貯金をすると幾らだろうということ。

そんなことを考えるのは、サザエさんやカツオ、ちびまる子ちゃんあたりブルーマンデーを無視して生きる、日々の計算度外視な輩ばかり。

永続的に放送は続くが、一生をかけて成長しない。


一年間を続けて貯める気概があるなら今頃大金持ちになっているわけだが、この想像した金持ち像や成功者像と一貫して笑みが絶えない。皮算用ほど楽しい時間は無い。


現実世界に戻り、今日の朝。

ここ一週間の内で一番天気が良い。

何で電車に乗って通勤をしているのか、ルーチンワークみたいな疑問に悩む。


昼休み。

体を動かしていないお陰で、野菜ジュースと豆を食べる。

同僚が「低燃費で良いね」と言うので、ラーメンとチョコのパンにスナックおかきを食べてレモンティー1リッターを流し込んだ昨晩を告白すると、あんまりな顔をしている。

今日の晩は何にするか。

500円 一日目

今日から節約と浮かぶのは給料前。
今日は給料後で緊張が無い。

腹が減ったら焼肉という前時代的でバブリーな思考はさらさら無いが、自炊を億劫がる。

削れる経費は飲食、掛けたい経費は飲食と懲りない思考だからして外へ出る時は極力灯りのある方を向かない。
きっとそこには看板があり、真夏の夜の虫、飛び付いて燃える。

出来ることは何なのか。
あまのじゃくな性格を考慮した結果、あまり天晴れではない答えにたどり着く。

月末まで貯金の励行だ。
序盤で無駄遣いをする余裕を月末へ送る考え。
一日、500円ばかし月末の給料5日前まで貯めてみる。

500円×約25日=12,500円

浅草のあるステーキ屋で5日間、ステーキセットを頼んでもお釣りが出る。

3日坊主で結構。
とりあえずやってみる。
我慢して翌月繰り越しが出来れば、これ幸い。

雪山

教えて!あなたの眠気覚ましの方法 ブログネタ:教えて!あなたの眠気覚ましの方法 参加中

コーヒー、つねる、顔を洗う。

何をやっても眠気なんて取れやしない。

眠たい時に眠れない不幸を感じながら、起きなければならない時間帯を過ごす。

睡眠時間を削ってまで夜更かしをしないし、自転車に乗り体を動かしているので夜更かしを企てたところで横になって数分、潰えてしまう。それでも、毎日では無いが昼間に眠くなってしまう。



睡魔は強固で、例えば友人と酒を飲んでいる場面、夜も深深と活動を終える頃、仕事帰りで疲れに抗って飲む。

自分が眠い時、相手が眠い時、それぞれ邪魔をしてやるがあまり効果を得ない。



小脇を突く。

「うん」と身をよじらせた後に、少し相手に「遠慮しろ」と思いながら目は次第に閉じていく。

足の臭いを嗅がす。

まったく反応をしない。警察犬ならお役御免である。


酒を飲んでいる時はこんなことで一人酒になることしばしばだが、仕事をしている時の眠気、大事な式の途中に訪れる眠気、デートで上の空な映画を観ている時の眠気は回避したいもの。


コーヒー、つねる、顔を洗う。やはり、効果が無い。


今までに、一番刺激的な眠気覚ましは何だったのか。

北海道にいた頃を思い出す。


国道五号線を越えて、羊蹄山を抜けていざ温泉へ。

温泉にて一服を取り、のほほんと帰路へ。

体は温まり、落ち着いている。就寝前の気分で車を運転している。

そのお陰で、道を間違えて山道に入る。季節は1月で寒さが大きい時期、山に雪が無いはずも無く深く積雪をしている。

車はセダンの普通車。何はなくともスタックしてタイヤが雪に捕らわれる。

バックギヤにシフトしてもむなしくタイヤは空回りをする。山中にてタイヤが空回りをして雪をこする音がよくそこいらへ渡る。しばらくは外へ出るという考えは無くて、アクセルを踏み続けた。

車内の暖房を熱く感じて、またあせって汗が出る。

どうにかならないかと神頼みめいた憤りでまたアクセルを踏む。

どうにかならない。結局は。



車道から少し外れたところへ突っ込んだだけではあるが、車通りは少なく、雪は先からずっと降っている。覚悟を決めて外へ出る。

ドアは積雪を押しのけて重く開く。雪を蹴り飛ばしながらフロントフェンダーの前まで進行、スクラムの如くフェンダーに肩を押し付けて後退させる。

人間やる気になればどうにかなるもので、車との押しくら饅頭をすること数分で車道へ戻る。真冬の夜空に汗だらけで何をやっているやら。



あれほどの眠気覚ましは無かった。

ただ、その後深夜に帰ってから布団へ潜ると翌日の昼まで、途中に起きる気配も無く寝続けた。