各部署の新卒育成の責任者全員に
集まってもらう、「育成責任者会議」。
4月に入社してくれたイチイチ世代が入社する
前の3月に第一回を開催した ものです。
人事のミッションである「パフォーマンス・エンジン」の考え に
のっとって各部署の事例を横展開。
昨日は技術部門と広告部門の新人育成プログラムを
共有したのですが、多くの質問が出て有意義でした。
また、新入社員のいいところやもっと伸ばせるところが
どこかを議論して、共通の見解をまとめました。
そして今日は新入社員全員が集まる
「スタートアップ会議」へ。
各部門で研修をしているメンバーもいれば、
すでに配属されているメンバーもいます。
そんないい意味でばらばらの同期同士で
「学んだこと」や「困っていること」などの状況を
共有しお互い刺激を受けてもらおうというものです。
発表などでも笑いあり拍手ありと盛り上がりました
「行動者のほうがカッコイイ」という当社の
行動規範「マキシムズ」 のキーワードをもとに、
お願いした点は下記の3点。
(1)2割報告する
(2)素直に真似する
(3)ポジティブアプローチで行く
この中から、
1つでいいから試してみてほしいとお願いしました。
(1)2割報告する
これは好感が持てるホウレンソウをすると
先輩や上司がたくさん応援してくれるということから
早めのホウレンソウをしようという考え方。
以前ブログにも書きました 。
(2)素直に真似する
はじめ自信満々だと先輩の言うことを
素直に聞けない自分がいたりするところからのアドバイスです。
実は真似するというのは難しくて、観察力が試されます。
技術部門の執行役員長瀬も書いています が、
自分の成長をいち早くするためには
先輩のデキるところをいち早く吸収するのが効果的。
私自身も入社当初はヘンにかっこつけようと
我流でいこうと思いましたが結果がなかなかでず、
できる人の真似をしたら気づきが多かったということがありました。
(3)ポジティブアプローチでいく
社長藤田のブログにもあります が、
当社のミッションステートメントには
「ネガティブに考え、ポジティブに生む」という言葉があります。
この考えが普段の言葉遣いや発信に必ず出てきます。
社長藤田のブログより。
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ネガティブに考え、ポジティブに生む。
前向きなひとが多く、また評価されやすい当社に起こりやすい問題です。
ポジティブ過ぎる風土は過度の楽観を産み出し、
大きな問題点を見過ごしてしまう。
高いレベルを目指して慎重で、懐疑的で、注意深く、
でも最後はやはりポジティブに。
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最初はなれないのでできないことが多いと思いますが
それは当たり前。失敗を「学びのチャンス」と考えるだけでも
じゅうぶんポジティブアプローチです。
はじめは壁にぶつかることもあると思うので、
おすすめ本も紹介しました。
- 挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)/冨山 和彦
- ちょうどイチイチ世代の入社直後にブログにも書きました が
- デキる人は失敗から学ぶ。そういう事例がたくさんある本です。
「挫折が人を成長させ、人生を豊かにする」
という言葉が強烈に支えとなりました。
上っ面ではなく真に自分らしいキャリアとは
何なのか、またそのためにはどうすればいいのか
ということが書いてあります。
仕事には枠をつくるのではなく「のりしろ」をつくることが大事。
のりしろのように他の人と重なり合える部分を作って、
手が空いたときには積極的に手伝い、
良い人間関係を築いておく人には応援者が増える。
などの考えはよりよいキャリアを形成している
メンバーが浮かんでイメージができました。
新入社員のみんなも、
今日はみんないい顔でした
やはり同期同士はもりあがる
ひとりひとりの成功体験を少しでも増やし、
個人も会社も成長につなげていきたいと思います!