内なる石のひびきに、熱き心がやどる -267ページ目

月島にパスターヴォラさんができました

月島にはもんじゃ以外にも何でもあるんですが、意外に知られていません。

 

特に焼肉は有名です。でも意外に少なかったのはパスタのお店。イタリアンはそこそこあるのですが、パスタに特化したお店はなかったように思います。

そこで最近できたのがパスターヴォラさんです。

こちらはもちもちの生パスタが食べれます。

今はともかく、ワインは常時グラスワインが20種類開いているそうです。

 

何店舗か都内にありますが、月島にできたのは嬉しいです。

桃とモスカート・ダスティ

果物とワインは基本合いません。

それは果物の主成分は水分だからです。

水っぽさと果物を凝縮したワインとは相反するからです。なので水分を除いたドライフルーツになるとワインは合います。

 

でもいちごや桃は別です。水分量が少ないからです。

桃はソーテルヌの辛口ワインとはよく合わせます。特に冷製桃のカッペリーニなどと合わせるには最高です。

ソーテルヌと樽が混じると桃っぽい香りが出るからです。

 

では、それ以外だと・・・モスカート・ダスティ、意外にいけます。

マスカットと桃なので果物の路線が違いますが、糖度が近いから、方向性が同じだから合います。

きっとモスカート・ダスティは糖度50g/L以上あると思われますが、糖度15度前後の桃とはぴったりです。

 

 

ピーマンの肉巻きとワイン

ピーマンと合わせるワインは以前も書いたように焼くならピラジンを感じるワイン。

そう思ってヴァン・ド・フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンを。

なぜかてっきりロワールだと思って買ったのですが、飲んでみるとあまりに濃厚で北の産地ではない、と思って調べるとローヌのワインでした。

元ラルロの醸造責任者だった方が造っているワイン。

 

思いっきりナチュラルです。ジンジャーのような香りに濃厚ながらジューシーな果実味。

変に完熟させすぎていないのでこれはなかなか面白いです。

 

ピーマンの肉巻きにはチーズも使っているので油脂には酸、ピーマンにタンニン、肉もタンニンということでこのワインもぴったりでした。

 

餃子と合わせるワイン

餃子とチヂミ、ヤンミョムチキン。

合わせるワインは

 

餃子は豚ひき肉なので本来はそれほどタンニンは必要ないのですが、「焼く」のでタンニンが必要になってきます。

酢と醤油、ラー油を浸けるので酸も必要になります。

スペインのメンシア。メンシアは独特の突き刺すようなタンニンがあるけどボディは強くなりすぎず、酸も高いワインです。

 

これであればニラが入っている料理には合います。餃子はもちろん、チヂミにも。

鰻丼とワインを合わせるペアリング

この夏、鰻を食べていなかったのでこの日は鰻丼です。

鰻は元々はニュートラルなので味付けで選ぶワインを変えます。

ただし、魚ではあるので魚の臭みが出ないようにしなければなりません。

 

ペアリングを考えるとき、ご飯(米)は考慮に入れません。

かば焼きの場合、酒と醤油とみりんと酒、そして調理法は「蒸す」に「焼く」、そして調味料は「山椒」です。

 

醤油は白ワインで合わせる方が理にかなっていますが、ここまで熱を通すと赤が合います。

そして酸はそれほど求められません。そしてみりん。これも甘みです。甘みのあるワインを選ぶべきです。

酒自体はワインと合いませんが、これは無視して良いでしょう。

 

そして焼く=タンニン。脂身にはやや酸が必要で、山椒にはスパイシーな香りか刺激で合わせますのでここではスパイシーなワインを選択します。

 

これを考えるとタンニンがあって甘みがあって酸は中程度よりやや高め、スパイシーな果実味があるワイン、となります。

 

先日の砂糖を焦がしたような香りがして酸は中程度、タンニンはしっかりとあり、スパイシーでビオワインであるためにSO2が少なめで魚のクセが出づらくなるワイン、となります。

 

スペインのメンシアがいけるかと思ったのですが、一番合うのは先日のシャプティエのコスティール・ド・ニム ビオ・コレクションでした。

ローヌのビオ赤、これが最もしっくりきます。