鴨とクレソンとマルゴー
鴨とクレソンの鍋。
とくればシャトー・マルゴー。
と言ってももう若い世代にはわからないですよね。
小説、「失楽園」の最後の晩餐で食べられたのが鴨とクレソンでした。
そしてシャトー・マルゴーを飲んでから二人は・・という話です。
築地で良い鴨が売っていたので鴨鍋にしました。
鴨は鳥の中では鉄分が豊富です。なのでボルドーワインと合わせやすいのです。
我が家にはたまたまシャトー・マルゴーがなかったのでマルゴー地区のワインにしました(笑)。
このボルドーは樽熟成をあんまり経ていないため、果実味をしっかり感じるタイプです。
鴨もソテーなど焼いて食べるには樽がほしいところですが鍋だとちょうどいいですね。
失楽園の効果があってシャトー・マルゴーが人気になったことも今の若い世代は知らないですよね。シャトー・マルゴーが一時期5大シャトーの中で少しだけ高かったんですよね。
第131回山本会「年に1度の贅沢ワイン会」
今年も最も人気の企画がやってきました。この回だけは20分ほどで満席になります。「年に1度の贅沢ワイン会」。
お1人1万円以上のワインを持ち寄る会です。いつもそうですが、そんな値段じゃないほど高額なワインもよく登場します。
料理もいつも以上に気合が入ってます。
この回だけは予定人数を大幅に上回ってしまうので11人+シェフの12名なのです。
一応、定員は8人なんですけどね・・・。12本飲まないといけない(?)のでスピード上げなければなりません。
というわけで今回の料理でした。
さて、ワイン。
1.Cuvée de Réserve Blanc de Blancs Grand Cru NV/Pierre Peters
やっぱり最初はシャンパーニュから行きたいですよね!ご持参頂いた坂本さん、ありがとうございます。香ばしい香りで甘みがあって酸が高いのでシャンパーニュだとは特定しましたし、ブラン・ド・ブランまで言及しましたが分かっていたかどうかといわれると・・って感じでした。このシャンパーニュは山本会では2回目の登場です。その時の僕の点数は4.5/5.0で今回も4.4/5.0と高得点です。
2.Visvik Vino Bianco 2016/Jermanm
このワインはイエルマンがスロヴェニアで収穫したリボッラジャッラを使って造っているようです。ソーヴィニヨン・ブランの香りだと思ったのと酸がやや低く感じられたのでボルドー・ブラン?って思ってしまいました。全くの見当はずれです。
3.Condrieu Le Grand Vallon 2018/Francois Villard
こちらもお恥ずかしながらソーヴィニヨン・ブランかと思ってしまいました。白桃のような香りがあまり感じられなかったのですが思ったよりアロマティックだと思えばわかるはずでしたのに。アルコール感が高くボディに厚みがあるワイン、おいしいです。
4.Duquesa d'A Grand Chardonnay 2015/Aristos
紅茶や杏子のような香り。酸化前熟成が感じられ、ヘーゼルナッツのような香りが前面に出ているような印象。ボディのあるシャルドネとおもったのでカリフォルニアだと思ってしまいましたがチリでした。
5.Morlet Ma Princesse 2015/Morlet
ゴマ油の香りがあったのでゴマ油=ブルゴーニュを信じましたがカリフォルニアとしか感じなかったのでこれはなんとか正解。少し閉じた印象ではありましたが酸が低めだったのが決め手です。でも相当おいしいワインです。
6.Corton-Charlemagne 2011/Rapet P&F
このワイン、当時だから15000円とのことですが、今買えるとしたらすごい値段になってますね、きっと。
香りが上がってこなくて判断がつかなかったワイン。非常に残念です。緻密なワイン。
7.Clos Leo 2019
不覚にもその後にピノ・ノワールが並んだため、ピノ・ノワールだと思ってしまいました。少しクラシックな味わいでタンニンが強いのが気になったのですが、そうであればメルローやフランを思い浮かべるべきでした。
8.Fort Ross Seaview Home Field Pinot Noir 2017/Raen
スモモ感のあるワインはナチュラルなピノ・ノワールが多いため、これ以上産地を特定するのが難しい。アルコール感と輪郭がはっきりしているのでニューワールドのピノだとは特定。こういうワイン、好きです。
9.Premium Pinot Noir 2017/Bass Phillip
このワイナリーは最近まであまり飲んだことがなかったのに立て続けに飲ませていただいている上に今回はトップキュヴェ。やっぱり最高においしい。そしてこここそスモモの香りが強く輪郭もはっきりしていて球体を感じるワインです。山本さん、ありがとうございます。
10.Montepulciano d’Abruzzo 2012/Valentini
最も好きなロゼはこの生産者のものですが、モンテプルチアーノ・ダブルッツォもやっぱり神レベル。インクなどの濃さが強くメントールのような香りもあり、タンニンも相当強いため、トスカーナかと思ってしまいました。いや、さすがです。しかも現地仕入れ。
11.Ornellaia 2019/Tenuta dell'Ornellaia
ここでオルネライアですかー!!これはうれしい。バター感のあるカリフォルニアといつも悩んでしまうタイプですが濃厚で甘くて滑らか。これこそスーパータスカンですね(死語?)
12.Messorio 2005/Le Macchiole
こちら最後が僕のワインでした。我が家のセラーで15年くらい眠っていました。もうこのヴィンテージでも濃い!全然若い!!ごはんですよの香りがして緻密さと少し熟成感が感じられますがまだまだ飲み頃は先ですね。
ということで今年の贅沢はじめでした!















