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こむぎです。


初めての方は、こちらをお読みくださると

嬉しいです、



先日

Amazonプライムで


映画「ファーザー」

を観ました。




第93回アカデミー賞に

6部門ノミネートされ

アンソニー・ホプキンスが

主演男優賞を受賞した作品です。



認知症の父親と娘の話で

記憶が薄れていく父親の目線で

描かれた人間ドラマです。



認知症の介護をしている人が観たら

本当に心に刺さるというか



他人事と思えない

胸が痛い作品でした。




以下ネタバレがありますので

ご注意ください。




認知症の人って

こんな風に世界が見えてるんだな

と思いました。



父親のアンソニーは

ロンドンで一人暮らし。

認知症気味で

記憶が混乱していて

ヘルパーさんを

何人も辞めさせている

クセの強い頑固な老人。



近くに住んでいた娘のアンが

結婚してパリに行くと言い出し

不安になるアンソニー。



そこから

彼の記憶の混乱が始まります。



それがもう

観ているこっちも

何が何だかわからない。



同じシーンが繰り返されるのに

娘が娘じゃなかったり

娘の夫などいないはずなのに

ずっと一緒に住んでる

と言われたり

自分の家だと思っていたら

娘夫婦の家だと言われたり


こっちまで混乱していきます。



そして

最終的には

腑に落ちるわけですが



なんだか

いたたまれない

気持ちになります。



老いるって

こういうことなのかな。





娘のアンの気持ちも

痛いほどわかるし…。



でも現実はどうしようもなくて



つらいけど

目を逸らしてはいけない

そんな作品でした。



よろしければ

ご覧ください。


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