レゴ 強盗 | デブリマンXの行方

デブリマンXの行方

いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

 

 

アメリカでレゴブロックが盗まれる事件が多発しているらしい。

 

強盗は、もっとも原始的であり、頭を使わない犯罪らしいが、どうやらそんな単純な話でもないらしい。

 

いや、まあ、単純と言えば単純な話で、このレゴブロックは日本で言うところのポケモンカードに相当するということである。

 

 

長所はそこら辺で売れることと足が付きにくいこと。

短所は盗んでる物がかっこ悪いということ。

10年くらい前であれば、こんな子どものおもちゃに高値がつくことはそうなかったと思うが、その点においては世の中の変化を如実に感じる。

 

以前、以下の記事の例え話にカードゲームバブルのネタを上げた。

では、なぜカードやレゴといったおもちゃに高値が付くようになったのか?

まあ、個人的な考察としては「金余り」が原因だろうと思う。

 

例えば、以下の記事を参考にすると

東京都の30代独身男性は50%が貯蓄100万円以下らしい。

つまり、残る50%は100万円より多くの貯金を持っており、32.4%の貯蓄0民を支えて平均値を押し上げている。

そして、独身というのがミソで、稼いだお金が全て自分の物である。家族を養っているわけではないし、持ち家があるわけでもない。それでいてマンションや土地といったリスクの高い不動産投資をする程の貯蓄はおそらくなく、そこには至れない程度の資金が趣味の物あるいはお手軽そうな投機対象に流れ込んでいるのではないかと思う。

 

これらの事件への対策は、まあ大変困難だろう。

セキュリティに自信がなければ、持っている物を手放して狙われないようにするほかないと思う。

加害者が有利なのは理不尽だが、被害者にならないためにはリスクから距離を置く他ないのが現実ではないだろうか?