就職活動 総括 | デブリマンXの行方

デブリマンXの行方

いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

内定を貰ったことで一応就活が終わった。

なので、この半年間の活動を通して学んだことをまとめる。

 

1.地域柄

まず、就職する地域との兼ね合いが大切だと感じた。

というのも、メディアを通して様々な仕事の情報を得るのは簡単であるが、それが実際に反映されている会社はあまり多くない。

制度として存在していても、職場の人間関係などで活用できないことが多いのが現実である。

わたしの見聞は狭いため、あくまで体感であるが、その時代の価値観を年号で分けると以下の通りになるのではないかと思う。

 

●令和 ⇒ 東京(ドライ系とクリエイティブ系の人が多いイメージ)

●平成後期 ⇒ 政令指定都市以上の都市(人情系とドライ系の人が多いイメージ)

●昭和後期~平成前期 ⇒ 政令指定都市未満の都市(昭和脳と人情系の人が多いイメージ)

●昭和前期 ⇒ 限界集落(温厚かボケているか。取り敢えず若者の仕事はないイメージ)

 

もちろん、こんな綺麗に分かれているわけはないが、それぞれグラデーションのように重なり合っているとは思う。その中で、自分の価値観と近い地域の職場に入れれば、人間関係の問題はある程度緩和されるかも……しれない。

 

2.ハローワークと求人サイト

前者はその地域(県単位)に密着したもの、後者は全国規模の求人が多い印象(※ただし、この2つの求人が重なっていることもある。)

どちらでも好きな方を選べば良いと思うが、前者は失業していないと利用が制限されるので、転職なら後者が使いやすい。もっとも、ハローワークの求人はネットで見ることもできるため、それを確認して直接交渉するという手がないわけでもないと思う。また、前者はハローワーク経由の手続きが挟まることがあり、やや面倒。後者はオンライン面接などの融通が利きやすいが、雇用保健の恩恵がない場合がある。

その他、ハローワークについては以下の記事に書いたので貼っておく。

 

3.職場見学について

業務内容がイメージできない場合、その知見を広げる意味で大変有効だと思う。

職場の雰囲気を見るのにも役に立つかもしれないが、一般的に見学者が来る時は猫を被っているので、胡散臭さを嗅ぎ取る能力が欲しい。

業務内容がイメージできるのであれば、面接当日にまとめてやってしまえば良い。その方が、職場見学中の様子も面接の印象に載せやすいと思う。業務内容に興味を持っている姿を見せるとより良い。

 

4.適性検査等について

求人サイトで就活する場合、おそらく平行してオンラインでの適性検査を求められることが多い。能力検査と性格検査の2つに分けられると思うが、どちらも事前に情報収集しつつ、本命ではない選考を利用して実際に色々経験してみるのも手だと思う。特に性格検査は、場合によっては演じる必要も出てくると感じる。その場合、面接の時のキャラクターもしっかりと作っておく必要があると思う。

わたしが経験した適性検査は以下の2つ。

 

 

5.1次面接について

時代に合わせている会社は初めに逆質問から入ったり、アイスブレークを入れて、こちらの緊張をほぐしに来る。そうでない場合は自己紹介を促されることが多い。

訊かれることが多いのは以下の内容(キャリア採用視点)。

 

●自己紹介

●志望動機

●退職理由

●業務内容に対する知識・経験

●自分の長所・短所

●趣味

●他に選考を受けている会社はあるか?

 

面接はとにかく慣れ。上記の内容だけ暗記して、他はネガティブな印象を与えないように努めれば問題ないと思う。特に、退職理由は根掘り葉掘り聞かれるので、かなり念入りに考えておく必要がある。

 

6.最終面接について

昔は「偉い人とのただの顔合わせだから落ちない」というイメージがあったようだが、おそらく今は普通に落とされる。質問は個性的なものが多く、それらを無難に終わらせる力が求められる。余計なことは言わないように自制した方が手応えを感じる。

 

7.結果の通知について

1週間以内に来ないなら十中八九落ちてると考えて良いと思う。

 

8.最後に

たぶん、落ちる人は何度やっても落ちるのが現実であると感じた。

大切なのは、それでも腐らないこと。反省を次に生かすことであると思う。

あと、就職条件を妥協しないこと。

「給与が低い = 楽な仕事」ではない。