今朝、以下のようなニュースを見た。
早い話が核兵器で手っ取り早く終わらせようという話。
まあ、支援する側もタダでやってるわけではないし、将来的な国益が見込まれないレベルになる前に決着を付けたくなるのは分かる。長引く戦争で死傷者が拡大&世界経済が停滞するのと被爆地が再生するのとどちらが早いかと言われると、なんとも言えない。また、人類が本能的に感じている閉塞感と記憶から忘れつつある核兵器の恐ろしさといったものを再起する劇薬として、アメリカ人が核兵器を使いたがっているというのもあるのかもしれない。
まあ、一議員の発言なんかで核兵器を使われたらたまらないが、わずらわしいものを吹っ飛ばすための選択肢として根強いというのは感じた。
上記のニュースであるが、わたしが今読んでいる本の内容とたまたま重なったため、書いておこうと思った。読んでいるのは以下の本。
今はP92で「ダグラス・マッカーサー」のところを読んでいる。
ダグラス・マッカーサーを知らない人は、まあ、いないと思う。
ただ、わたしも第2次世界大戦辺りの話しか知らず、39歳で陸軍士官学校の校長に就任していたというのは上記の本で初めて知った。
しかも、1937年に57歳で1度退役し、1941年に復帰したということは、当時61歳くらい。つまり、わたしの記憶に残ってる軍服、グラサン、パイプを咥えて飛行機から降りるダグラス・マッカーサーはすでに60代半ばだったということで、これには大変驚いた。マッカーサーにはなんとなく若き天才みたいなイメージがあり、実際その通りなのだが、まさかそんなに高齢(当時感覚)だとは思っていなかった。
ここで核兵器の話に戻るが、朝鮮戦争の時にマッカーサーが核兵器の使用を主張したところ、当時のトルーマン大統領ともめて解任されたらしい。
「核兵器」、「トルーマン大統領」と来れば、最近では「オッペンハイマー」と来る。
トルーマン大統領について詳しく学んだことはないが、この人も相当にドラマチックな人生なんだろうな、とは察せられる。