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出会いたい本 「世界の果てに生まれる光」明川哲也


出会い



20キロもあるジョン・レノンのパネルを六本木から新宿まで1人で担いで運ぶ男の1日を描いた『ジョンを背負って7000メートル』ほか2編。喪失の悼みを抱え、もがき苦しむ人間を優しく包みこむ、静かな救済の物語


■明川哲也 (あきかわ てつや)

1962年6月17日生まれ。早稲田大学卒業後、フリーライター、放送作家等を経て、90年“ドリアン助川”の名で「叫ぶ詩人の会」を結成。バンド活動の他、パーソナリティを務めていた深夜ラジオでは、若者から多数の人生相談を受け注目を集める。99年解散後、2000年から02年、ニューヨークに在住。03年から明川哲也の名で小説を中心にした創作活動を行っている。主な著作に『ブーの国』『カラスのジョンソン』『オーロラマシーンに乗って』等。現在『野性時代』に「もの語りのうぶごえ」を連載中。



出会い系

出会いたい本 「パーティ」山田悠介


出会いたい



戸部康太(ルビ:とべこうた)、平沼英紀(ひらぬまえいき)、後藤国男(ごとうくにお)、伊藤仁志(いとうひとし)、今年十八歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない――。そしてここ「神獄山」(みたけやま)で久しぶりの再会を果した四人は、危険な山を登り始める。少女への強い想いと、山頂にいる者への殺意を抱いて。 果たして裁きの山の頂上で彼らを待ち受けるものとは? そして、彼らの犯した罪とは?「俺たちはこの山で許されるのか? それとも裁かれるのか?」 山田悠介の新境地にして最高傑作、堂々登場!


■山田悠介(やまだ ゆうすけ)

1981年生まれ。2001年に自費出版としてスタートしたデビュー作『リアル鬼ごっこ』(文芸社/幻冬舎文庫)が若い読者に支持され、大ベストセラーとなる。2004年に刊行され、新境地を開く作品となった『パズル』(角川書店)もヒットし、ロングセラーに。著作には他に『ライヴ』『スピン』『オール』(角川書店)、『パラシュート』(文芸社)、『ドアD』(幻冬舎)などがある。




出会いたい本 「秋の牢獄」恒川光太郎


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11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか?


■恒川光太郎(つねかわ こうたろう)
1973年東京都生まれ。大東文化大学卒。様々な職業を経て、現在沖縄県那覇市在住。 2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。2005年に刊行された初の単行本『夜市』は、デビュー作にして直木賞候補となった。 2006年に二作目の長編『雷の季節の終わりに』を刊行(山本周五郎賞候補)。本書『秋の牢獄』が三作目の著書。『夜市』は円谷エンタテインメントで映画化が決定している。また、週刊ヤングサンデーで「風の古道」(単行本『夜市』収録作)がコミック化連載中。