出会いたい本 「スワンソング」大崎善生
情報誌編集部で同僚だった由香を捨て、僕はアシスタントの由布子と付き合い出す。しかし、由香から由布子への嫌がらせが始まり、由布子は鬱状態に。由布子にすべてを尽くす日々。そこに由香自殺の知らせが届くーー。
■大崎善生(おおさき よしお)
1957年12月11日、北海道札幌市生まれ。
日本将棋連盟に就職。「将棋世界」編集長を経て、00年、ノンフィクション小説「聖の青春」でデビューし、新潮学芸賞を受賞。以後、「将棋の子」で講談社ノンフィクション賞、「パイロットフィッシュ」で吉川英治文学新人賞を受賞。06年には「アジアンタムブルー」が映画化された。 |
出会いたい本 「悪果」黒川博行
大阪今里署のマル暴担当刑事・堀内は淇道会が賭場を開いているという情報を掴み、金曜日深夜、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。堀内は、賭場に参加していた学校経営者を経済誌編集・坂辺を使いゆすり始める…
■黒川博行(くろかわ ひろゆき)
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。
スーパー勤務、高校の美術教師を経て、1984年、『二度のお別れ』がサントリーミステリー大賞佳作。1986年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。 1996年、『カウントプラン』で第49回日本推理作家協会賞受賞。 また『カウントプラン』『分福茶釜』『疫病神』『国境』の作品で過去4度直木賞候補となる。 |
出会いたい本 「つくもがみ貸します」畠中恵
「やれ、しかたがない、今日も貸されてやるとしようかね。」
お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟二人で切り盛りする、小さなお店「出雲屋」。 鍋、釜、布団にふんどしまで、何でも貸し出す出雲屋ですが、よそにはにような、ちょっと妙な品も混じっているようで……。彼らは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。 気位も高く、いたずら好きでおせっかいな妖怪たちは、今日もせっせと、出雲屋を引っ掻き回すのでありました。
お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟二人で切り盛りする、小さなお店「出雲屋」。 鍋、釜、布団にふんどしまで、何でも貸し出す出雲屋ですが、よそにはにような、ちょっと妙な品も混じっているようで……。彼らは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。 気位も高く、いたずら好きでおせっかいな妖怪たちは、今日もせっせと、出雲屋を引っ掻き回すのでありました。
■畠中恵(はたけなか めぐみ)
高知県生まれ。名古屋造形美術短期大学卒。
『しゃばけ』で第13回ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー、『しゃばけ』は大人気シリーズに。著書に『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』『ちんぷんかん』((以上『しゃばけ』シリーズ、新潮社)『百万の手』(東京創元社)『ゆめつげ
』(角川書店)『とっても不幸な幸運』(双葉社)『アコギなのかリッパなのか』(実業之日本社)『まんまこと』(文芸春秋)がある。


