昨年、精神科に入院する前、そして入院してからも、私の希死念慮=死にたいという気持ちは消えませんでした。
希死念慮とはうつ病やうつ状態の時の症状の1つです。
死にたいくらい辛い日々が毎日続いて、苦しくて苦しくて仕方がない。
希望なんてなくて、絶望しかない中、死ぬことしか考えられなくなります。
私もそのような中で、希死念慮が高まり、自殺企図。
2度のOD(オーバードーズ、過量服薬)をしました。
1度目は、精神科に入院する前、体調不良で、内科のかかりつけの元職場の内科病棟に入院中でした。
心療内科の定期受診日の夜に28日分の抗うつ薬、抗不安薬、眠剤をODしました。
リンク;精神科入院までの経過。
内科の主治医の先生は、一緒に働いていたこともある先生で昔から尊敬して信頼していました。
今までたくさん助けてもらっていたのに、先生や看護師さんを裏切るようなことをしてしまい、本当に申し訳なく、とても反省しています。
先生が怒ることなく、優しく「死のうと思った?」って聞いてきた時、自分がやってしまったことの重大さに気づきました。
市内の大きな病院の救命救急センターに救急車で搬送されて、ICUで1泊入院しました。
その後、一旦、元職場の内科病棟に戻ったのですが、精神科での専門的治療が必要ということで、心療内科から紹介の形で精神科に転院し、精神科に入院になりました。
精神科の主治医の先生もとても信頼できる先生だったし、先生にも看護師さんたちにも支えてもらっていたのに、精神科に入院中にも、希死念慮が高まって、衝動的に自殺企図し、今度は、市販の風邪薬を一瓶100錠以上飲んでしまいました。
リンク;私のうつ病の経過。
リンク;あの時、助かって良かった。
私は、元々、自傷するタイプでもなく、過去にODをしたことはあるけど、OD癖があるわけでもなく、自分でも、よくもこんな命の危険が大きい行動を起こしたな・・・とびっくりしてしまったのが実際のところで、それだけ、希死念慮のエネルギーが大きく、自殺企図が高まっていたとも言えると思います。
もう2度とこんなことはしないって思っているけど、入院前も入院中も、本当に死にたくて、すごく辛かったのは確かです。
本当は死にたいのではない。
死にたいくらい辛くて、苦しくて、助けて欲しいというのが本心です。
死にたいのは、病気の症状で、本当の本心では、生きたいのです。
自分のことを正当化したいのではないけれど、うつ病やうつ状態が、それくらい辛く苦しいものであることを、少しでも理解してくれる人が増えれば・・・と思います。
死にたいと言われたら、そばにいる人には、叱ったりせずに、「それくらい辛いんだね」って認めて欲しい。
私は、入院する前、父に「死にたい」って言ったことがありますが、「どれだけ父さんを苦しめる気だ!!どれだけ、父さんに迷惑かける気だ!!」と怒鳴られて、罵倒されました。
あの時、父にはもう言えない、言っちゃいけない相手だって思いました。
父も驚いて、うろたえたんだと思います。
自分の娘が、「死にたい」なんて言ってくるんだから、父の気持ちもわかります。
でも、私は、父の反応を見て、心を深く閉ざしてしまいました。
今は、死にたいと思ったら、行動に移したりせずに、ちゃんと主治医や周りにSOSを出そうと思っています。
それに、せっかく助かった命、粗末にしてはいけないって思っています。
死にたい気持ちになったら、ODによってすごく苦しい思いをしたことを思い出して、思いとどまろうと思う。
でも、うつ病ってやっぱり怖い病気だと思います。
心の風邪なんかじゃない。
こじらせると、命をも脅かす病気なのだと思うと、しっかりと治療をしていこうと思います。
内科の主治医の先生にも精神科の主治医の先生をはじめ、他の医師、看護師の方々にも、感謝しかありません。
そして、本当に申し訳なかったと思っています。
せっかく助かった命、これからも大切にしていきます。
どうして、こうやって過去のODのことを振り返るのかと言うと、わりとうつの調子が落ち着いている今でも、時々だけど、生きているのが辛くなるからです。
色々なことを考えたり、不安になったりして、ふと希死念慮が頭を横切ることがあるからです。
だから、自分を律するためにも、過去のODのこと、忘れてはいけないと思う。
自分を追いつけるのではなく、自分を律するために、過去のODのこと、忘れない。
もし、本当に死にたい気持ちになったら、ちゃんと周りに助けて!!って助けを求められる勇気を持ちたいと思います。
生きる意味なんていらない。
ただ生きるんだ。
