5月8日


昨日、帰宅前に回し始めた解析の結果を見てみる。
日本一のスパコンを使っても、2時間以上かかっていた。

にも拘らず、
あまりいい結果は出ず。

弾塑性判定のときにステップ数が少ないと、
影響が出るのかと思ったのだが、
必要な場合は、細かくなるように設定してたのを忘れてた。
つまり無駄な作業をしてしまった。

ステップ数を増やした時のためのテンプレート作成にかなりの時間がかかった。

。。。

降伏棚を入れてから、
梁パネルの塑性域における変形量が小さくなってしまったという事と、
(おそらく梁パネルと言うのは一般的な用語ではない)
柱パネルは相変わらず塑性しないので(←たぶん合ってるが

現在、ステップ数の設定は元に戻し、
変形量を増やして、もう一度解析中。



5月7日


弾塑性解析(abaqus)の際、
素材試験における降伏棚のデータを入力したら、
実験値や手計算と合う部分もあれば、
合わなくなる部分も出てきた。

ということで、
許容最大変位増分(というのかは分からないが)
を小さくして、
刻みを細かくして解析しなおしてみる。

ただでさえ、1回の解析に20分以上かかっていたのだから、
1時間くらいかかるんじゃないか、
ということで、
いくつかのパターンの解析を開始して、
これから帰宅。


メインブログにも書いたのだが、

インテリア雑誌に載せていただく事になった。


僕は、将来的には、

エンジニアに分類される職種に就くわけだが、

建築というものは、そういうエンジニアリング的要素だけでなく、

人がどのように、その空間を使うか、

という事を考えて、初めて構造のデザインも決まってくると思う。


という事で、

建築構造の大学院生が、

何をやってるんだ!と言われそうだが、

インテリアとかも、重要な要素なんじゃないかな、

と思ったりする。



5月1日



abaqusのインプットファイルで、

とある教員や、先輩から、

降伏棚の素材データは入れない、と習ったのだが、

それは、誤りらしい。

解析値を実験値と合わせるため、

或いは、発散させないための

テクニックみたいなものらしく、

あまりよろしくないそうな。


と言う事で、素材データの調整を簡単に行ったりした。



解析結果が先生にも理解しがたいものだったので、

色々と指摘を受けるが、

基本的には、インプットファイルに、それ以外の誤りはなく、(今のところ

これからの厳しい展開になる事が予想される。


。。。はたして何がいけないのか。。。




今晩は、とある図面の作成をしなくてはならない。

久しぶりの意匠図(と言うほど大げさではないが




4月30日


まずは、金箱先生の授業。
やっぱり、面白い。
理論的、かつ、基本的なことを言っているのだけれど、
それが実際の建物に、うまく応用されている例を見せられると、
感動すら覚える。


その後、研究室の先生と修論の打ち合わせ。
とりあえず、現時点での解析結果を見せる。

が、難しいことが多く、
もしかしたら、こうかもしれない、
という領域を出ない。

ただ、それらを見るための新たなデータを出して、
次回考える予定。

それにしても、
1つの事について、結構深くやっていたつもりだったけれど、
先生と1対1で打ち合わせをすると、
自分の知識のなさが露呈される。


それが終わったら、
友人の実験の手伝い。
引っ張りブレースの接合部の実験なのだが、
それもそれで興味深い。

というか、知らないことが多すぎる
という事を強く認識させられる。


気合を入れさせられた1日。