デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』 -41ページ目

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

野菊の墓 野菊の墓('77)


田園風景が美しい江戸川べりの村
政夫(佐久田修)の生家は、醤油の醸造業を営む旧家で、人々から「本家」と呼ばれていた
政夫は早くに父を亡くし、病身の母きく(南田洋子)が永い間ひとりで家の采配を振るっていたが、政夫が15歳のとき、きくの看護と家の手伝いをするため、従姉でふたつ歳上の17歳の民子(山口百恵)が家に住むようになった


ふたりは姉弟のように仲が良かった
やがて周囲の者は好奇心から噂をし、陰口を言うようになる
それを気づかったきくは、節度をもって行動するようにと彼らに忠告をした
そのため、民子と政夫は自由に話すこともできなくなってしまった
だが、それがふたりの思いを淡い恋ごころへと変えていくのだった…


連れて~♪逃げてよ~♪
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


今回は'77年7月9日にテレビ朝日系『土曜ワイド劇場』で放送された
伊藤左千夫原作のテレビドラマです


テレビドラマと言っても、百恵作品を何作も撮った西河克己が監督を務めただけに
映画のそれを上回る作品となってます


因みに細川たかしの歌でも知られる『矢切の渡し』は、政夫と民子の最後の別れの場となった所だそうです(^_^)


★★★★(5つが最高)


野菊の墓―他四編/伊藤左千夫 (岩波文庫)



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ココ

霧の旗 霧の旗('77)


柳田桐子(山口百恵)が「週刊社会」の編集記者、阿部啓一(三浦友和)に初めて出逢ったのは、東京の大塚欽三法律事務所の中であった
高利貸し殺しの容疑で逮捕された兄、正夫(関口宏)の無実を信じる桐子は、高名な弁護士である大塚(三國連太郎)を頼って、北九州の小倉から上京したのである
しかし、桐子の必死な願いにも拘らず、大塚は桐子の依頼を冷たく拒否するのだった
早くから両親を亡くした桐子兄弟には、大塚の要求する高額な弁護料を用意することができなかったのである
医大の寄付金問題に関する件で事務所に取材にきていた啓一は、大塚の高慢な態度に激しい憤りを感じ、桐子に同情の言葉をかけるのだった


正夫にはとうとう死刑の判決が下るが、控訴中に刑務所で獄死してしまった
九州に帰っていた桐子は上京し、銀座のクラブでホステスとして働き始める
桐子はそこで、同僚と飲みにきていこ啓一に再会した


そんな時、桐子の店にも来た事のある杉浦(夏夕介)という男が、マンションで殺されるという事件が起こった
杉浦が働いていたレストランの経営者、河野径子(小山明子)が犯人として捕ったが、桐子には径子が犯人でないことが分っていた
桐子の手元には、真犯人が落として行ったライターもあった
しかし桐子は、証人として名乗り出ることをしなかった
径子が大塚の愛人であると知ったからである


スキャンダルが表面化して社会的地位が危うくなった大塚は、毎日のようにクラブに通い、径子のために証言してくれと桐子に頼んだ
しかし、桐子には兄を見殺しにした大塚を許すことができなかった…


監督は「春琴抄」の西河克己


和服姿もよかですな~
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


原作は松本清張で、雑誌記者との愛も捨て、獄死した兄の弁護を断った弁護士に復讐する女の姿を描いた作品です

松本清張が原作だけあって、若戸大橋や西日本新聞東京支社の映像も観られます
ホステス役を演じる和服姿の百恵ちゃんが当時18、9歳とはとても思えないほど綺麗です(^_^)


★★★☆(5つが最高)


霧の旗/松本清張(新潮文庫)



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ココ

泥だらけの純情 泥だらけの純情('77)


外交官の令嬢の樺島真美(山口百恵)は、新宿でチンピラにからまれているところを、一匹狼のヤクザ、次郎(三浦友和)に救われた
その時次郎は相手に腹をナイフで刺され、相手はあやまって自分で自分の胸を刺して死亡
次郎は知りあいの飯塚医院で手当てを受け、一命はとりとめる


数日後、病院に中丸刑事(大坂志郎)が現われ、次郎は病気回復後、事件の重要参考人として警察へ連れていかれる
真美は、このことを知らずにいたが、次郎のことが忘れられずにいたが、ふと見た新聞に次郎の事が出ているのに気付き警察に中丸刑事を訪ね、次郎が自分を助ける為にした事で、無実である事を証言した


次郎は釈放された後塚本組に行き、新宿での事件の時、チンピラがかくし持っていたヤクを塚本にたたき返し、脅すのであった


ある日、真美は新宿で偶然、次郎に出会い、自分の誕生パーティに出席してくれるよう頼むのであった
パーティの当日、なんとなくためらいながらも真美の家へ行きそこで次郎は、自分とは全く違う世界の人間たちと出会い、真美の叔父(西村晃)に軽蔑されパーティ会場をとび出してしまう
この事があってから、真美は次郎の事が忘れられず、新宿の町を、彼を探し歩きつづけた
そして、やっとのことで次郎を見つけ、叔父のことをあやまり、次郎に愛をうちあけるのであった…


監督は富本壮吉


またしばらくこのシリーズです…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


山口百恵、三浦友和のコンビ第6作目で、初の現代劇で、外交官の令嬢とチンピラヤクザの恋を中心に、与えられた環境の中で精いっぱい生きる若者を描いています


この時代はマンガの『愛と誠』はじめ、お金持ちのお嬢様と不良少年との恋というストーリーが多いですね~


ベタなストーリーで、展開もエンディングもなんとなく解っているのに、最後まで観てしまう
そんな作品でした(^_^)


★★★(5つが最高)


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ココ

ソナチネ ソナチネ('93)


北嶋組幹部の村川(ビートたけし)は、組長(逗子とんぼ)から沖縄の友好団体、中松組が敵対する阿南組と抗争しているので助けてほしいとの命令を受けた
村川の存在が疎ましい幹部の高橋(矢島健一)の差し金だったが、結局村川は弟分の片桐(大杉漣)やケン(寺島進)らを連れて沖縄へ行く


沖縄では中松組幹部の上地(渡辺哲)や弟分の良二(勝村政信)たちが出迎えてくれるが村川らが来たことでかえって相手を刺激してしまい、抗争はますます激化
ある者は殺され、ある者は逃げ出す。生き残った村川、片桐、ケン、上地、良二の5人は海の近くの廃家に身を隠した


ある夜、村川は砂浜で女を強姦した男を撃ち殺した
それを見て脅えもしない若い女、幸(国舞亜矢)はいつのまにか村川と一緒にいるようになる

東京に連絡を入れても高橋がつかまらず、イラつく片桐をよそ目に、海辺でロシアンルーレットや花火や釣りに興じる村川
だが殺し屋などによってケンも片桐も上地も殺されてしまう…


監督は北野武


哀悼の意も込めて…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です!


沖縄の抗争に助っ人として送られたヤクザが抗争に巻き込まれていく姿を描いた作品です
「死」をテーマに北野監督独特のユーモアと、淡々としたリズムで描いていくこの作品は
如何にも北野作品という感じでした


『バイプレイヤー大杉漣』が生前最後の役というのも、漣さんらしいなと思いました
ご冥福をお祈りします…


劇中出てくるお酒:オリオンビール


★★★☆(5つが最高)


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ココ

春琴抄 春琴抄('76)


明治初めの大阪、くすりの町道修町
軒をならべてにぎわう薬種問屋
その中の一軒、鵙屋の次女お琴(山口百恵)は、九つの春に病がもとで失明して以来、一心に琴の修業を続けている
丁稚の佐助(三浦友和)はそんなお琴の身のまわりの世話を、一人でまかされていた
お琴の教えるままに佐助は三味線の稽古をするようになった


そんなある日、突然激しい地震が鵙屋をおそった
必死にお琴を救った佐助とお琴の間には愛が芽ばえ、はたの者のはかり知ることの出来ない、不思議な生活が生まれた


やがてひとつの奇妙な事件が持ち上がった
お琴が子を宿したのだ
主人は佐助に激しく詰め寄るが、何も知らないと頑なに答える
お琴もまた血相を変えて母にくってかかった
結局、この子は父親の知れぬまま、さる人に貰われていった


そうこうするうちにお琴の身に、相次いで大きな不幸が訪れた
父の安左衛門(中村竹弥)が死に、その死に誘われたように、師匠の春松検校(中村伸郎)もまた他界していったのだ
お琴は、師匠に生前から許されていた春琴の名をかかげ、佐助共々新居に移った


そんな時、お琴を目当てに、美濃屋利太郎(津川雅彦)が、通って来るようになった
利太郎はお琴に無理やり自分の別荘で琴の独演会を開くことを承知させ、当日別室でいきなりお琴を抱きすくめるのであった
騒ぎを聞きつけて佐助が駆け付けた時、利太郎は眉間から血を流して無様に倒れていた


ある夜、お琴の身に思いがけない惨事があった
逆うらみをした利太郎がさしむけた男によって、お琴は顔に熱湯をあびせられたのだ


月日が流れ、明日は包帯がとれるという日に、お琴は佐助に「お前だけには、この顔を見せとうない」と涙ながらに訴えた
意を決した佐助は部屋にいき鏡の前で、左、右と激痛に耐えながら針で自分の両目を突き刺したのであった…


監督は西河克己


究極の愛?
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


山口百恵主演文芸作品第6作目は
琴の名手、春琴と下男の佐助との愛を描く純愛ドラマで、原作は谷崎潤一郎です
ずっと目を閉じたまま演じる百恵ちゃんも綺麗だし、津川雅彦の若旦那役はハマってました
まだレコードデビュー前の郁恵ちゃんが生徒役で出てるシーンも必見です!(^_^)


★★★(5つが最高)


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