デイライトのメモ帳 -2ページ目

意味、立場、解釈。

原始仏教の
経典の中のお話です。

ある王様が家臣に
油をなみなみと入れた壷を持たせ、
人の多い通りを歩かせたそうでございます。
この王様は乱暴な方で
「もしも、注意を怠って
一滴でも油をこぼしたら、
汝の命を断つ」
と命令したとか…。
その家臣は
抜刀した監視に追われながらも、
周囲には目もくれず
一生懸命に油の壷を
守りながら歩いた
そうでございます。
そして、
家臣は
無事に命令を
全うしたという。
この故事から
一瞬の気の緩みから
「油」で命を「断」たれる事を
「油断」というようになり、
それは失敗を招く
一番の敵である
という意味から、
「油断大敵」と。

あるお坊さんの
お話です。
ある超有名寺の
根本中堂には、
超有名な
開祖のお坊さんの時代から
1200年間
途絶えたことがない
とされている
「不滅の法灯」という
炎があるそうです。
お坊さんが毎日、

菜種油を注ぎ続けているとか…。
うっかり油を注ぐのを怠ると
大切な灯が消えてしまい
大変なことになる
という意味から
「油断大敵」。

「万葉集」の中に
「ゆたにゆたに」
という言葉が出てきますが、
悠々と漂い動くさまを
表し、
ゆったりする意味だとか…。
この「ゆたに」が変化して、
「ゆだん」。
つまり、
古語ののんびりしている様子が
「注意を怠る」
と言う意味に変化して
「油断大敵」。
現在でも、
四国は土佐の方言に、
残っているそうです。
「ごゆだんなさりませ」とは、
「ごゆっくりしてください」
という意味だそうです。
ある栄養学の先生のお話。

ダイエットなどで、
必要以上に油(脂質)を
避けすぎると、
からだに良くない、
病気しやすくなる、
(特に女性は
お肌のためにも
しっかりとした
補給が必要だとか…?)
ということから
「油断大敵」?

そして、英語です。
Don't get over
confident yet.
とは、
訳すると
「自信過剰になってはいけない」
つまり
「油断大敵」
という意味でございます。

一つを除いて、
どんな強い相手よりも、
自分の心の中に生まれてくる、
おごりや気のゆるみは、
最も恐るべき相手
とすべきであり、
油断こそが、
さまざまな失敗や、
自分の立場を
失わせる原因になる。
ので、
十分に気をつけるべきである。
という
いましめの
「油断大敵」。

一つの言葉では
ございますが、
その場によって
由来がたくさんあるもので、
ございます。

これは、
スポーツでも
よく使われる言葉で
ございますが…。

まさに
決勝トーナメントに
進んだサッカーの
日本。
素早くてうまい
パス回しを
これからも
見せていただきたい
ものです。
チームプレーの
潤滑油を切らさぬように…。

肝腎な支え

お暑い日が続きますが、
こんな時の長湯はいいですね。
そして、
風呂から出る際、
冷たいシャワーの浴びる。
これが、また気持ちいいんです。
春夏秋冬関係なく…
やってるんですが…。

これは温冷浴といって
理に適っているとか…。
正式には、
「水→湯→水」を繰り返すという
水が最初がいいそうです。
繰り返す数は
計7~11回程度がより効果があるとか…。

さて、
ある資料によると
この温冷浴の効果としては、
○ 疲れがスッキリとれる
○ 気分がスカッとし、ストレスを解消
○湯冷めせず、冷え性が改善
○ 肌がきれいにスベスベに
○ 免疫力が高まり、風邪をひきにくくなる
○ 尿がよく出る(利尿作用)
○ 血液循環がよくなる
○ 記憶力がよくなり、潜在意識が高まる
○頭がすっきりして熟睡できる
○腸の調子がよくなり、快便になる

など

あらためて、
温冷浴は水とお湯に交互に入ることで、
全身の毛細血管が収縮・拡大し、血液循環が促進されるそうです。
それと、水浴で交感神経を、
温浴で副交感神経を刺激するため、
自律神経のバランスが整うという。
さらに、
免疫に関わるNK(ナチュラルキラー)細胞とよばれる白血球の一種が活性化され、
免疫力が高まることも報告されているそうです。
ただ、修行ではないので、体調の悪いときは中断したり、無理せずに長く続けることが大切だとか…。


ところで、
民間療法や、伝承療法で
ゆでコンニャクや生姜湯の温湿布、ビワの葉やスギナの温湿布等があります。
これらは、肝臓や腎臓などの内臓を温めることに非常に有効なものなんだそうです。
ですが、その後に冷たいタオルなどで脾臓を冷やすことも大事だといっていわれています。
ある資料によりますと、
内臓が疲れていると、それをカバーするために一生懸命働いている脾臓は炎症を起こしている事が多いそうです。なので冷やすことが必要なんだそうです。
その時は、
左脇腹の肘が来る辺りにある脾臓を正確に冷やす事が大切で、
周辺にある 腎臓や胃腸は絶対に冷やしてはいけないと。

脾臓とは免疫などのリンパの働きを支配し、
自分の身体を外敵から護る重要な役目又働きを持った臓器なんだそうです。
脾臓によって、肝臓・腎臓にも活力を与えているとか。

またまたある資料によります。
脾臓が疲れてくると、
細菌性の病気に罹りやすくなる。
脂肪代謝が悪くなる。
自律神経がアンバランスになるなど

先ほどの温冷浴で改善されるところと
合致するところがあります。

あくまでわたくしの想像ですが、
温冷浴とは、
血管、自律神経などとともに
あまり耳にすることはない臓器:脾臓への刺激もあるのではないかと…。

天然サウナみたいな日本、
街角の蒸し暑さには本当にまいっております。
やはり冷やして締めることをしないからでしょうか…?

一日花の癒やし

6月22日の誕生花は、
「かんぞう」
という花だそうです。
書くと「萱草」。
同じ「かんぞう」と読んで「甘草」がありますが、
これは全くの別種だそうです。
わたくしも、
漢方薬として有名な
こちらかと…。
違ったようです。

「萱草」は、
午前中に咲いて
夕方に閉じる一日花
だそうで、
属名をHemerocallis。
チンプンカンプンですが、
これは、
ラテン語に分解すると
hemelos:日と
kallos:美しい。
つまり、
「一日だけの美しさ」
を意味しており、
綺麗な花ですが
一日でしぼんでしまう
ことに由来するとか。

「萱草」とは、
美しくも儚い花なのですね。

さて、
大伴旅人という方が
万葉集で
この花を用いて
詠んでおります。
「萱草(わすれぐさ)
わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の
故(ふ)りにし里を
忘れむがため」と…。
つまり
「この花を
着物のひもに
つけておくと
嫌なことを
忘れさせてくれるそうだ。」
という解釈なんだそうです。
大伴旅人は
中国の古い故事の
「萱草を
身近に置いたり、
身に着けたりすると、
心にかかる悩みを
忘れさせてくれる」
という言い伝えを、
自分の歌に
織り込んで読んだ
ということでございます。
萱草は別名、
「わすれぐさ」とも
言われてるそうですが、
1日でしぼむ花が、
悲しみを包み込んで
くれるので
忘れられる
とか、
花の美しさに
ウサを忘れる
から
と言う説があるようです。 
なので
「萱草」の花言葉は
「憂いを忘れる草」
だとか…。

夏の草原や道端に
ユリに似た黄赤色の花を
咲かせる「萱草」。

それは、
うつむく人々を
励ますための
大地の使い
なのかもしれませんね。