X(旧Twitter)に投稿した、書籍『コレラの世界史』の自己感想の転載です。
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— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) July 10, 2024
火葬が遺体処理の主流ではなかった時代ゆえ、コレラで亡くなった感染者の遺体の扱いについてもいろいろと摩擦や衝突が起こった模様。宗教的観念、民俗伝統的観念、徐々に明らかになる科学的見地...と「コレラと遺体」ひとつ取って見ても論点は複雑多岐にわたる。
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火葬が遺体処理の主流ではなかった時代ゆえ、コレラで亡くなった感染者の遺体の扱いについてもいろいろと摩擦や衝突が起こった模様。宗教的観念、民俗伝統的観念、徐々に明らかになる科学的見地...と「コレラと遺体」ひとつ取って見ても論点は複雑多岐にわたる。
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— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) July 10, 2024
遺体の取り扱いが民俗的・宗教的習慣に則って行われることでコレラの感染拡大にも一役買ってしまう。感染を防ごうとする案や行動が「遺体を冒涜している」と受け取られることもあり暴動にまで発生していたそうだ。この類のコンフリクトは現代でも見られる現象ですな🤔
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遺体の取り扱いが民俗的・宗教的習慣に則って行われることでコレラの感染拡大にも一役買ってしまう。感染を防ごうとする案や行動が「遺体を冒涜している」と受け取られることもあり暴動にまで発生していたそうだ。この類のコンフリクトは現代でも見られる現象ですな🤔
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— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) July 10, 2024
「遺体と医学」という見地からいえば、解剖学に対する世間の理解が低い時代だったため、遺体の闇取引や墓荒らしによる遺体盗掘が横行していた。遺体盗掘といえば私がまず思い出すのはジョン・ハンターだが当然彼の名前も同書には登場する。https://t.co/wNHPncnXn6
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「遺体と医学」という見地からいえば、解剖学に対する世間の理解が低い時代だったため、遺体の闇取引や墓荒らしによる遺体盗掘が横行していた。遺体盗掘といえば私がまず思い出すのはジョン・ハンターだが当然彼の名前も同書には登場する。
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— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) July 10, 2024
解剖学を志す医学生にとっては実習用の遺体の入手が切実な問題なのはわかるが、遺体を医学校に納品する側の面々が墓を荒らして盗掘するのみならず、しまいに殺人まで犯してしまうのだから、金銭の力というものは実に恐ろしい(震え)🥶🥶🥶
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解剖学を志す医学生にとっては実習用の遺体の入手が切実な問題なのはわかるが、遺体を医学校に納品する側の面々が墓を荒らして盗掘するのみならず、しまいに殺人まで犯してしまうのだから、金銭の力というものは実に恐ろしい(震え)🥶🥶🥶
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— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) July 10, 2024
英国では合法的に解剖用の遺体を入手できないから、他国から輸入...という事例も後を絶たなかった様子。
えげれすってほんと何でもよそから持ってくるね(皮肉)。
(;ーωー)
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英国では合法的に解剖用の遺体を入手できないから、他国から輸入...という事例も後を絶たなかった様子。 えげれすってほんと何でもよそから持ってくるね(皮肉)。
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<6>に続きます。(予定)