青枯病で撤収せざるを得なかった「苗で買った組」の我が家のミニトマト。

まだ花が咲き始めた頃に「枝を軽く揺らせて人工授粉させようと試みたがゆえに、その小枝が折れて落ちてしまった」事件が発生したことは以前に触れましたが、「折れて落ちてしまったミニトマトの小枝はじつは2つありまして、「液肥に挿しておいた」ものと「チマサンチュを土植えしてあるプランター(相方ヒゲ氏命名:チマサンチュの墓)の土に挿しておいた」ままにしておいたのであります。

 

その折れた小枝たちは、めきめき成長することもないけれど、かといって枯れる様子もなく...という状態が続いておりました。

 

で。

 

一昨日(06/25)、なんとなんと、土に挿しておいたほうの枝についていた実が色づいているのをヒゲ氏が発見。

結実し始めた頃に折れた小枝ですから、ついていた実もそれはそれは小さくて...

ミニチュア細工じゃないか?と思うくらい小さいです。

ほら↓。

(撮影日時:6月25日18時28分)

赤くなった=積算温度が赤くなる段階まで到達したということですねこれは。

トマトの実が赤くなるには積算温度が大事...という知識は仕入れておりましたが、こういうことなんだなあたしかに温度を積み重ねる状況自体は維持できてたしなあと腑に落ちた次第です。

 

試しに半分に切ってみたら中身はまごうことなきトマト。

口に入れてみたら、サイズは錠剤くらいに小さいのにしっかりと「うわ!これトマトだ!濃ゆいトマトの味!」と思わず声に出して言ってしまったくらい、”完全なトマト”でした。

いやー面白いですねえ。すごいですねえ地球の生き物って(植物だって生きている)。

 

そのちびちびトマトは、こういう状態↓で土に挿さっていたわけです。当然活着もちゃんとしていました。

(撮影日時:6月25日18時32分)

すでにもうひとつ色づき始めてる実がありますね。

これからさらに暑くなっていくでしょうから、おいおい色づいていくんじゃないかと思います。

 

ところで。

 

撤収したきゅうりを植えておいたバケツ、ちょっと前までは「きゅうりを撤収したら土を入れ替えるかどうしようかなあ」としばし考えてたこともあったのですが、ちょっと実験を...と思い、残っていたひまわりの種を昨日(06/26)ぜんぶそこに蒔いてみました。

ちなみに、地上部をカットしたきゅうりの根っこは”わざと”そのまま残してあります。

掘り起こしたり全面的に手をつっこんでしまうと、現時点でのそのバケツの土の微生物相が大きく変わってしまうと思ったからです。

通称「チマサンチュの墓」が顕著な例ですが、「混植しているほうが何だか病害虫の被害が少ないような気がする」のですね。

土に一緒に植えたものだけでなく、液肥で個別に育ててるものも「ハーブ類がすぐ近くにあるとトラブルが少ない」ように思えます。

本や動画をチェックしていても、どうやらそうであるような様子。

 

なのでまあ、ちょっといろいろと混植実験してみたいなと思い、きゅうりを撤収したバケツの土にはひまわりを播種してみたり、摘芯した小枝を水につけて発根させたバジルが複数あるのをいいことにそれを他の作物のところに埋めてみる...を昨日(06/26)実行してみました。

 

混植すると病害虫の被害が少ないような気がするのはヒゲ氏も感じているようで、彼は土植え組キャベツ、私は枝豆...に発根したバジルの小枝を追加で埋め埋め。

バジルの成長の方が旺盛になるかもしれないリスクはややあるものの、それはまあ都度摘芯したりなんだりして対応していけばよいと思うので......

 

これで様子見。

 

はてどうなりますことやら。

(     ・ω・)

 

 

 

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