たんぽぽ舎です。【TMM:No5078】 2024年9月6日(金)地震と原発事故情報− | 脱原発の日のブログ

脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No5078】

2024年9月6日(金)地震と原発事故情報−

              5つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.「2年半遅れの六ヶ所再処理工場」

  「2年半遅れの東海第二原発」

  いずれも稼働させてはならない理由  (上)(2回の連載)

  再処理工場には「特重」はない、

  過酷事故が発生すれば放射性物質の大量漏洩

                    山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★2.『利益を得るために社会を破滅させてよいのか?』いう

  モラル・倫理を僕たちはもっと強く主張する必要

  若い人たちが『デモや集会に行ってみよう』と

  思ってくれる工夫が必要

  『季節』夏・秋合併号(40号)を読んで

                 佐内 朱(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.【読者からのつぶやき】

  ☆植民地支配               (D.U 茨城県)

  ☆ヘイトスピーチと言論・表現の自由     (K.A 神奈川県)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/21高麗博物館ライブトーク 北海道「笹の墓標展示館」を語る

   語り部:金正姫(キム・チョンヒ) 会場:高麗博物館

★5.新聞より2つ

  ◆高速炉「常陽」再稼働容認、

   茨城県と大洗町、安全対策工事を了解

                   (9月6日「共同通信」より)

  ◆「もし野だ」の憂鬱         斎藤美奈子(文芸評論家)

            (9月4日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

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※明日です! 予約受付〆切り間近です!  (残7席)

 9/7(土)青木美希さん講座「原発と再生エネルギー」

 

 お 話:青木美希(ジャーナリスト、作家)

 日 時:9月7日(土)14時より16時 開場:13時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中

     たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か

     「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

     ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えいたします。

 

 大人気の青木美希さんをお呼びして、「原発と再生エネルギー」に

ついて、最新の情報をお話しいただきます。

 「なぜ日本は、原発を止められないのか」(「脱原発文学大賞」受賞)

当日販売も予定しております。奮ってご参加下さい。

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※9月9日(月)東海第2原発運転差止訴訟控訴審

  第4回口頭弁論のご案内

 

日 時:9月9日(月)12:40〜13:00 受付(高裁前歩道)

          13:00〜13:25 高裁前門前集会(傍聴席抽選)

          14:00〜15:00 第4回口頭弁論

          15:40〜16:30 記者会見・報告集会

          (全日通霞が関ビル8F、東京高裁より徒歩15分)

場 所:東京高裁

問い合わせ:東海第2原発運転差止訴訟原告団

       http://www.t2hairo.net/ 

━━━━━━━ 

※9/14(土)第2回と10月12日(土)第3回の藤原寿和さん講座は

 講師の都合で中止とさせていただきます。大変申し訳ありません。

 改めて、開催が決まればお知らせ致します。

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※9/20(金)第39回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 

 日 時:9月20日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

         定例:毎月第3金曜日

 

  次回の第40回は、10月18日(金)18時30分より19時45分です。

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※9/22(日)東海第二原発が危ない!防潮堤欠陥工事を中止せよ!

 第13波一斉行動…たんぽぽ舎の行動案内

 

 日 時:9月22日(日)14時より15時15分  (雨天決行、荒天中止)

 場 所:JR御茶ノ水駅…お茶の水橋口改札前と聖橋口改札前の2ヵ所

 内 容:リレートーク、ビラ配布、

     新署名「再稼働はダメ、廃炉を求める!」、

     横断幕・ノボリ旗でアピール

    第13波一斉行動の呼びかけは

    「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」です。

※当初、予定した9月1日(日)は、台風10号のため延期としました。

 台風などの荒天以外は予定どおり行います。

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※9/25(水)「日本の裁判所はこうしたら変えられる」

 

 お 話:田中一郎さん

 日 時:9月25日(水)18時30分より20時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む) ◇予約受付中 9/7と同じ方法です。

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┗■1.「2年半遅れの六ヶ所再処理工場」

 | 「2年半遅れの東海第二原発」

 | いずれも稼働させてはならない理由  (上)(2回の連載)

 | 再処理工場には「特重」はない、

 | 過酷事故が発生すれば放射性物質の大量漏洩

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

 8月17日(土)のNHKニュースと20日(火)のNHKニュースでは、2

つの原子力施設が「そろって」2年以上完工が延期されることを報じた。

 

1.六ヶ所再処理工場が2年半延期

 

◎ 六ヶ所村の再処理工場は1993年に着工、当初は27年前の1997年に完

成する計画で始まった。

 しかし度重なるトラブルで延期に次ぐ延期。

 さらに東日本大震災により原子炉等規制法が改訂され、加えて基準地

震動も、それまでの450ガルから700ガルへと引き上げられ、安全対策工

事を行うための審査が長期にわたるなどの理由で、完工時期が不透明に

なっていた。

 

◎ 日本原燃はこれまで、2024年度のできるだけ早い時期(9月中)と

する「目標」らしきものを掲げていたが、審査のために提出していた申

請書約6万頁のうち約3100頁に誤りがあり、これではまともに審査はで

きないと、規制委から社内体制の見直しを命じられたのが2023年4月。

 これほどの誤りが続出したのは、期限を必ず守れとの経営層から圧力

が掛けられたことで、現場では資料のチェックもまともにしないままで

提出したからだという。

 その資料は、経営層も中身をチェックせず規制庁にそのまま提出して

いた。これで審査が進むと考えたのだとしたら、認識力に重大な欠陥が

あるとしか思えない。

 

◎ 結果として原燃は無駄な作業を積み重ね、審査が何も進まない状況

を作った。

 そうした問題があることを指摘し、改革することができる社内体制も

なかった。

 これは、審査を通して運転開始にこぎ着けようと考える社員が

ほとんどいないことを意味している。

 今のまま、操業もできないのに高額の給与が保証され、のらりくらり

と仕事「らしきもの」をしていればよいとする感覚だ。

 このような組織が、1日で原発1年分の放射性廃棄物を放出する再処

理工場をこれから運転しようというのであるから、その恐ろしさは想像

を絶する。

 まともな組織が担っても危険な施設を、これだけ劣化した組織が運営

するというのだ。

 2年半後に稼働させていいと思っている人には、ぜひ、実態を知るた

めに原燃の作った書類を見ていただきたい。

 

2.再処理工場の危険さを示す事実

 

◎ 原発の放射性物質は、使用済核燃料プール以外では、炉心に集中し

ている。

 したがって、運転中は圧力容器内の燃料を損傷させないように、これ

を防護することが最も重要となる。

 そのため新規制基準では、航空機が故意に衝突することも前提とした

対策として「特定重大事故等対処施設」(特重)まで準備することを定

めている。

 

◎ 炉心の核燃料は、ペレット状に焼き固められており、ジルカロイ製

の燃料被覆管(燃料棒)に入っている。

 さらに厚さ15cm程度の圧力容器と厚さ4cmの鋼鉄製の格納容器が

あり、鉄筋コンクリート製の建屋がある。これを「5重の壁」と呼ん

で、強力な防護が施されていると宣伝する。

 

◎ 炉心溶融を引き起こしても、格納容器が損傷しなければ放射性物質

の大量漏洩には至らないので炉心を冷却することができればいいとして

「特重」から冷却用水とポンプを駆動するための電力を供給することに

なっている。

 仮に中央操作室が機能喪失しても「特重」によって冷却できれば、炉

心溶融を回避できる可能性があり、故意に航空機が突っ込んできても放

射性物質の大量漏洩を低減できるかもしれない。

 

◎ では、再処理工場には『特重」はあるのか。

 まず、再処理工程では、燃料棒は切り刻まれ、ペレットで焼き固めら

れていた放射性物質は硝酸で溶かされ、最初から溶液状つまり「溶け

て」いる。

 最初の2つの壁は、再処理工程の最初で消えている。圧力容器はな

く、代わりに容器や配管に内蔵されているが、その肉厚は、高レベル放

射性廃液を貯蔵する容器でも2cm程度しかない。

 

◎ 圧力容器のような頑丈なものではないのである。格納容器も存在し

ない。再処理工場の構造上、容器や配管に建屋の壁程度しかないのだ。

 そのうえ、溶液状になった放射性物質は、どこかに集中しているので

はなく配管や貯蔵タンク、あるいは工程のあちこちに分散している。

 そのうえ、臨界事故を起こせば核爆発事故にもなる「プルトニウム」

が分離されている。

 すなわち、「ここを守りさえすればよい」という場所は存在しない

のだ。

 

◎ これではどこかを冷却するとか、電力を送れば助かるという点が存

在しないため、「特重」は新規制基準適合性審査でも要求されていな

い。よしんば、そうした施設を建ててみても意味はないだろう。

 再処理工場に航空機が突入した場合、建屋は大規模に損壊し、その崩

落した天井や航空機の機体、エンジン、或いは爆弾によって容器や配管

類は損傷し、直ちに放射性物質が大量漏洩する。

 再処理工場の場合は、過酷事故が発生すれば直ちに放射性物質の大量

漏洩につながる。 (下)に続く

           (初出:8月23日たんぽぽ舎発行『金曜ビラ』)

 

 

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┗■2.『利益を得るために社会を破滅させてよいのか?』いう

 | モラル・倫理を僕たちはもっと強く主張する必要

 | 若い人たちが『デモや集会に行ってみよう』と

 | 思ってくれる工夫が必要

 | 『季節』夏・秋合併号(40号)を読んで

 └──── 佐内 朱(たんぽぽ舎ボランティア)

 

◎ 「季節」は時々拝読しているが、今号は、私がお手伝いさせて頂い

ているたんぽぽ舎の共同代表、柳田真さんと、ルポライターの鎌田慧

さんの対談が掲載されているということで、特に関心を持って読ませて

頂いた。

 小出裕章さんの文章をはじめ読み応えのある内容ばかりだが、今回は

上記のお二人の対談を読んで感じたことを中心に書かせて頂きたい。

 「東京圏の反原発−これまでとこれから」という題名にあるように、

反原発運動の歴史を生きてこられたお二人のお話、そしてこれからの課

題など、お二人の経験からくる、体から滲み出るような考えをまざまざ

と伝えて下さっている内容になっていると感じた。

 

◎ 鎌田さんが仰っているように、私も非正規の労働者で、日々の生活

で精一杯、そして最近では病気を持っていることもわかり、以前は参加

していた東電本店前の抗議活動などには参加できなくなり、忸怩たる思

いをしている。

 ならば、この小さな頭で考え続けること、そして考えた内容を表出

し、それを受け取ってくれた方の中に何らかの形で残して貰えたら、と

いう思いでこの文章を書いている。

 

 この対談を読んで私にとって特に印象的だったのは、脱原発の訴え方

を「もう少し文化的な意味、歴史的な意味を考える必要があるのではな

いか」(52頁)というくだり、「『利益を得るために社会を破滅させて

よいのか?』いうモラル・倫理を僕たちはもっと強く主張する必要があ

ります」(53頁)という部分だった。

 

 そして「若い人たちがデモや集会に来られない理由」(55頁)を挙

げ、「これからの社会運動はそうした普通の人たちが『行ってみよう』

と思ってくれるような工夫が必要」(61頁)である、ということ。

 対談でも話されているように、「広島・長崎(の原爆投下)の経験が

あるため、日本人の精神の根底には『原子力は危険だ』という意識が根

付いている」(54頁)。

 ならば、その精神に新たな火をつけるにはどうすれば良いのか。

 

◎ 私には、意識を高く持っている友人、若い友人も多いが、そういう

彼らでも抗議行動やデモに参加することは、まずない。日々の生活で手

一杯、という理由も大きいが、ある時、友人宅で突っ込んだ話になった

時、彼女の口から出た言葉に私は深く考えさせられた。

 「デモなどに参加している人たちは、難しいことや文句しか言ってい

ないように聞こえてダサい」と言うのである。ならば、「かっこいい、

参加してみたい」と思ってもらえるようにするにはどうすれば良いのか。

 正直、かなりハードルは高いと思う。

 

◎ しかし、一つの例として、ウクライナのバイオリニスト、イリア・

ボンダレンコさんを挙げたいと思う。

 ウクライナへのロシアの軍事侵攻が始まり、人道支援のための寄付を

呼びかけるため、ボンダレンコさんは世界各地のバイオリニストと一緒

に演奏する動画をネット上で公開した。

 

 その動画は瞬く間に反響を呼び、故・坂本龍一さんが彼とコラボした

ことは知られていることだと思う。

 私個人の意見としては、どの地域でも、いつの時代でも、一人一人の

生活・身体・精神の安寧や平和を訴えること、そして一歩進んでそれを

実現するために行動に移すことは、カッコ良いと思う。

 

 ボンダレンコさんの演奏は、美しい。美しいな、カッコいいな、とい

う動機から入っていくことは、全然おかしくない。

 (良くも悪くも)これだけインターネット社会になっている現代を生

きる私たちは、それを活かし、自宅にいながらにしてカッコいい運動や

活動に参加できる手立てはないものか。

 小さな一歩から始まり、その一歩が、おかしな社会にNOと言う、原

発に依存することは様々な意味で「超」ダサくて、一度原発事故が起き

れば人間・生物の全てを根こそぎ破壊してしまうのだ、ということを理

解する始まりに繋がるのではないか。

 少々話が大きくなってしまったが、上記のような考えを新たに促して

くれるような、お二人の対談だった。心から感謝したいと思う。

 私も諦めることなく、日々考え続けたい。

 

 

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┗■3.【読者からのつぶやき】

 └──── 

 

☆植民地支配

 

 「一つの民族が一つの民族を支配し、従属させ名前や言葉、信仰まで

奪う、これで罪がないと言えるだろうか」(高橋哲也氏)

                       (D.U 茨城県)

 

☆ヘイトスピーチと言論・表現の自由

 

 欧米は差別を禁止する事が大前提。

 言論の自由を反レイシズムの武器として政府も市民も社会も

 活用して闘う。

 対し日本は「言論の自由」を理由に、規制へ慎重。

 

 表現の自由

 人間の尊厳を守るためにある。

 人間の尊厳を傷つける表現が「表現の自由」? (K.A 神奈川県)

 

 

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 

 ◆9/21高麗博物館ライブトーク 北海道「笹の墓標展示館」を語る

  語り部:金正姫(キム・チョンヒ)

 

日 時:9月21日(土)14時〜16時

会 場:高麗博物館(会場のみ)

参加費:千円(入館料含)

主催・申込:高麗博物館  TEL:03−5272−3510

https://kouraihakubutsukan.org/sanka-online/ 

 

 北海道は多くの朝鮮人が強制連行・強制労働で亡くなりました。

 1980年から犠牲者の遺骨発掘が始められ、朱鞠内の旧光顕寺に遺骨を

安置し、歴史を記録する「笹の墓標展示館」が設立されました。

 その後、日本、韓国、在日朝鮮人学生たちによる東アジア共同ワーク

ショップが始まり、2015年に市民の手で遺骨返還をしました。

 金正姫さんは遺骨発掘のワークショップに参加して以来、年2回25年

間通い続けています。その間に生まれた赤ん坊は飛行機内では抱えら

れ、今は高校を卒業しました。

 語り部 金正姫さんにとって「笹の墓標展示館」は学び舎でホームの

ような場所。その想いと<徴用者アリラン>の歌に耳を傾けて下さい。

                   (高麗博物館 荻原みどり)

 

 

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┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 

 ◆高速炉「常陽」再稼働容認、

  茨城県と大洗町、安全対策工事を了解

 

 茨城県と同県大洗町は6日、日本原子力研究開発機構が2026年度半ば

に再稼働を目指す高速実験炉「常陽」(同町)の安全対策の工事実施を

了解した。

 工事には県と町の了解が必要となっていたため、事実上、再稼働の容

認となる。

 町は同日、町役場で工事実施を了解するとの書面を機構側に手渡した。

 国井豊町長は、機構側に「安全最優先で責任感を持って事業に

当たってほしい」と注文を付けた。

 

 常陽は原発の使用済み核燃料を再利用する高速炉を開発するための実

験炉で、トラブルで2007年から運転を停止している。

 昨年7月、原子力規制委員会の審査に合格したが、追加の安全対策工

事が必要なことが判明していた。    (9月6日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/11447677.html 

 

 

 ◆「もし野だ」の憂鬱             斎藤美奈子(文芸評論家)

 

 夏目激石の『坊っちゃん』に「野だいこ」略して「野だ」という人物

がいる。権力者たる教頭・赤シャツのたいこ持ちに徹する嫌な人物だ。

 野田佳彦元首相が立憲民主党の代表選に立つと知り、連想したのがこ

の野だだ。野田氏首相在任中(2011年9月〜12年12月)の実績は厚顔無

恥そのものだった。

 

 【消費増税】白民公明との3党合意で5%から10%への消費増税を決

定した(12年3月)。

 

 【原発再稼働】原発事故の収東宣言を早々に出し(11年12月)、大飯

原発の再稼働を決定(12年6月)。再稼働撤回を求める大規模デモが官

邸前に集結するも彼は「大きな音だね」と反応、人々の失望と反感を

買った。

 

 【党内分裂】かような政策の結果、内閣支持率は20%を切り、70人以

上の離党者まで出した。

 

 【自爆テロ解散】当時の自民党・安倍晋三総裁の挑発に乗る形で衆院

を解散(12年11月)。12月の総選挙で惨敗して政権を明け渡し、安倍長

期政権への道を開いた。

 

 旧民主党政権を潰したその人が不遜にも再度政権交代を目指すという。

 しかも維新や国民民主と組んで。

 かつて希望の党にも秋波を送って断られた野田氏。

 「もし野だ」 が実現したら野党の存在意義は失われ、立民の支持者や

シンパは離れ、次の総選挙でまた自爆しよう。

 ここまで人心が読めないのは致命的。信じられない。

         (9月4日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

 

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※【動画アップの紹介】

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240824 UPLAN【前半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=3RCb69P3WhA 

・20240824 UPLAN【後半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=An4iMPDKWrE 

・20280807 UPLAN 第73回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議

 行動・第131回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=ZOYN9sjbF1w 

・20240729 UPLAN 子どもたちを放射能から守ろう!子ども脱被ばく裁判

  第2回最高裁要請行動と学習会

 https://www.youtube.com/watch?v=E14e03hkvEA 

・20240703 UPLAN 第72回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動 第130回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=Kk-GXsTFiyQ 

・20240625 UPLAN【原子力規制庁院内ヒアリング】

                 東海第二原発防潮堤欠陥工事

 https://www.youtube.com/watch?v=lBmPX40JEQM 

・20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】

          司法の劣化を許さない〜最高裁共同行動

 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8 

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災・

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg 

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0  (約2時間)

・20240427 UPLAN 川口正昭「群馬県追悼碑撤去問題を考える」

 https://www.youtube.com/watch?v=-hRld857H5o&t=6s 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

 

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk 

・ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU 

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

 

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

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  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

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