DASH! DASH! DASH! スーパーダッシュ!コラム&日記 -9ページ目

東京電力のリストラ策を考えてみた

日に日に東京電力の状況が悪い方向に行っているとしか思えません。
そこで、私なりに資金を作る方法を考えてみました。

それは、リストラ会社を作って売却する事です。
おそらく、無駄な人員が今後ますます増えてくる事が予想されます。

福島第1第2原発はもう稼働はあきらめなければなりません。
こうなってしまった以上、例えば福島両原発の人員を清掃会社などを作って、
原発内の作業をやらせて、使いものにならなくなった人員を清掃会社ごとどこか外資系でもどこでも売り飛ばしてしまうという発想です。

今の東京電力には、企業年金等も圧縮しなければなりません。
企業年金等を払わず合法的にリストラをするには、現実的な業務子会社を作り、
商号変更を含めてべつな会社に売り飛ばしてしまうという方法が現実的でしょう。

現実的に、リストラ会社を買ってくれると思われるのが、外資系ファンドや外資系証券や銀行でしょう。
無駄な人員に対して、一刻も早くなんとかする方法は、もうこれしか方法がない訳です。

リストラ会社を作って人員ごと売却 これが一番合理的で合法的な方法です。

労働組合を武器に歯向かうもの程、冷淡な対応をするしか方法がないでしょう。

電力料金が高く電力不安定が経済的弊害 - 工場・データーセンターの海外移転は打撃

日本の電気代は世界でも類を見ない程高いと言われています。
また、国家的取り組みとしての急激な節電政策も経済的打撃は計り知れません。

日本はものづくりと情報発信が強みではないか。
原子力発電所が電力の3割を担っているが、今年の夏は原発に対する風当たりは大きい。
電力会社も責任は大きいのだが、構造的な問題があった事も問題だ。
国鉄分割JR発足の時と同じように戦後日本の電力会社体制が出来上がった。
国鉄のときは、地域ごとのJRとして発足して貨物会社も出来上がった。
電力会社も元々の日本発送電地域分割と地域配電会社を再統合する方法で行われた。
時のマッカーサーがこれを指示したと言われている。

さて、現状の日本の主力産業はやはりものづくりを担う工場である。
例としてアルミニューム精錬は電気を大量に使うが、日本ではそれが出来なくなった。
理由は日本の電気代が高すぎるからだ。
もし、日本の電気代がもっと安ければアルミニューム精錬は日本の産業でなくならなかったのかもしれない。

日本の電気代の高さの原因はやはり、地域独占の電力会社体制にあった事は言うまでもない。
日本の通信電話が劇的革命があったのは、成功と言えるが、こと電力政策については問題が多すぎるだろう。
通信革命という点では、NTTとソフトバンク(テレコム/モバイル/BB通信)が与えたインパクトは大きい。
NTTとKDDI、ソフトバンク、イーモバイルが市場競争原理があるからこそ健全な通信環境が得られるのはいうまでもない。
さて、通信という点では、データーセンターが肝になる。
このデーターセンターというのもこと電力に関して言えば安定的な電力確保と適正価格というより安い電気料金だ。

データーセンターを海外に移転するという話は多くある。
特に、ソフトバンクは韓国にデーターセンターを移転する案があるとか、NTTグループも海外のデーターセンター事業会社を買収したり自ら現地法人で設立したりしている。 KDDIもおなじような動向だろう。

日本の電気料金は、発送電分離やスマートグリットを担う配電会社が市場を健全にすべき事は当たり前だ。
好きな発電会社から電気を購入できる仕組みが適切あのではないだろうか。
送電網を独立した公正公平な会社が安定的に運用して行く事が重要ではないだろうか。
需要と供給を適切にコントロールする仕組みをIT技術とりわけスマートグリット配電会社が担えばいいだろう。
発電会社は、買いたい電気量を瞬時にコントロールで切る訳だ。
配電会社は中立ないわば、証券取引所や為替取引所のような役割で電気を物理的な電子送電という仕組みを担う事だ。

日本では、発送電配電分離をする事で、競争原理によって通信分野とおなじ市場活性と価格が適正化される。

題にもあるものづくり工場やデーターセンターの電力が格安で高品質なものが得られる事で、日本の産業は息を吹き返すだろう。
いまの電力体制では日本が駄目になってしまいます。
まずは、電力会社の仕組みの再構築が必要だ。現状の送電網を電力会社が所有し続けている事に問題がある。
50Hz/60Hzの統合は日本においてはもう現実的に不可能な論争だろう。
周波数ごとの中立な配電管理会社と発電会社、配電会社がインターネットの仕組みと同じように構築される事で、日本の電気代はやすくなることでしょう。

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なでしこジャパンの勝利は日本の希望!

朝まで熱戦が繰り広げられた、なでしこリーグ、日本対アメリカ戦。
日本はアメリカと比べてパワー不足な印象を受けたが、日本人の気質というか、
粘り強さとか繊細さでアメリカに勝てたものと思います。
1対1で同点。2対2で同点。

その後のPK戦で、勝ち点を得て勝利。
アメリカはパワーを感じて、勝てるかどうか不安な感じもしましたが、日本の勝利はよかったですね。
こういう明るいニュースが日本を元気にします。

日本おめでとう!