孤立
会わない時間が多すぎて、自分の気持ちが諦め始める。
一緒に話して笑って…
そんなことがあればまだ気持ちの糸は張っていられるだろう。
あまりにも自分への関心がなさ過ぎて、どうでもよくなってくる。
あの方の頭にはきっとオレはいない。
そりゃ一緒に仕事していれば、オレの存在もわかっているだろうが。
彼女のプライベートにおいて頭の中にオレは存在しない。
もうどうでもいい。
だれからも相手にされず、休みの日に遊ぶ相手もいない。
孤独感を紛らわすために3日連続で行ったのがパチンコ。
腐りきってる。
自分は何のためにここにいるのか。
誰が自分の周りにいるのか。
必要とされているのか。
何もかもがどうでもいい。
すべてがどうでもいい。
なのに、2週間後に想いを馳せくだらん妄想をする自分が気持ち悪い。
たった1日で何が変わるというのだ。
心の距離は変わらない。
遥か彼方にいすぎて、あの方の心が見えない。
いや、あの方って誰かもわからない。
己の求めるもの。
己の存在。
自分自身の何から何まで、すべてがわからない。
過去へ
オレが距離を縮めようとしたら、すべての女性が避けていく。
そんなに嫌いか、オレのこと。
自分ではわからないがきっとオレは問題だらけなんだろう。
ならばかまわん。
オレは過去の恋に生きる。
過去の幻想に、恋焦がれ。
一生、あの人を想い続ける。
もう二度と会えないかもしれないが、特別な感情は持ち続けている。
オレがこの地を去るのもそんなに遠い未来ではないだろう。