見えないもの
涙で画面が見えない。
絶望で未来が見えない。
見えるものは妄想の中の実現しないことばかり。
溢れる想いは涙に変わる。
明日がきて欲しくない。
会いたくない。
顔を見るのも辛いから。
その幸せなキラキラな笑顔を。
どうかこのまま酔いから醒めないように。
どうかこのまま夜が明けないように。
どうか明日来ないように。
時を経て知る悲しい現実
過去にここに書いたものを見返せば、そこには愚かな男のマスターベーションの軌跡がある。
切なく苦しくそれでいて楽しみもあったはずの3月。
実際はその時点で、終わっていたのに。
事実を知らない愚か者はそのときも一喜一憂。
頑張りまじめでいつもニコニコ。
幸せになって当然だよ。
いつもイライラサボってばかり。
幸せを手に入れることができなくて当然だよ。
差は歴然。
そして、この期に及んで人の不幸を願う。
最低最悪な人間。
オレの周りはバカばっか。
その中のオレも実はどうしようもない愚かなバカ。
この涙が枯れたときまた新たなステージへ行くんだ。
悲しみも感じない場所へ。
いや、悲しみのない場所へ。
いや、感情のない場所へ。
それが今有るオレの希望かもしれない。
tears
泣こうと思えばいくらでも泣いていられる。
この涙はどこから来るのか。
悲しさ、淋しさ、刹那さ、悔しさ…
時間と運命に負け、人生に敗れた落人。
オレの行く末は?
誰も知らない。
神のみぞ知る。
求めよさらば与えられん。
求めても、これ以上ないほど欲しても与えられなかった愛。
どう求めればよいのだ。
神よ。
私は渇いています。
この渇き。
それを潤すのは…
そう、愛だけです。
神よ。
我に愛を。