紅に染まりゆきたる汝がほほに
山あじさいの故郷を見ゆ 月誧

 

 恒例の「花を見たら歌を詠む」の回です。人気ないんですけどねw



 紅というのは、山紫陽花の一つで、長野県伊那の山中で見つかった新種の山紫陽花で、白い萼が徐々に赤に染まっていくという不思議な山紫陽花です。

 

 我が家のは赤く染まり切る前に花が終わってしまうのですが、山で咲いているものは真っ赤に染まるようです。

 


 最初はこんな感じです。

 日曜日は初風炉の「お茶事へ行こう」でしたが、なんと時間にご飯が炊けていないという痛恨のミス。いつもは賄方【まかないかた】の宗静先生がやるのですが、体調が芳しくないため、お弟子さんにお願いしたのですが、私も宗静先生も確認が漏れました。

 

 炊けるまで1時間もあります、宗静先生が「先に濃茶やれないの?」といったので、「薄茶ならやれるかな」ということで、急遽、「正午ではございますが、朝茶スタイルで……」と先に薄茶をすることに。

 

 皆様の心温かい対応で、和やかに進めさせて頂けました。ありがとうございました。

 

 初釜が抜けたので、久しぶりの茶事で、大分抜けてたなぁ……と反省しきりです。

 

 次の「お茶事へ行こう」は炉開きですので、しっかりしなければ!

 

 旧暦四月の道具組みはまだまだ完全な物になっていないので物語が揺らいでおりますので、もう少し灌仏会に因んだ道具が盛り込めるといいのですが……ねぇ。いずれは花入に古銅経筒、建水に唐銅鉄鉢、青瓷蓮華弁茶盌などを用意したいものです。

 

 旧暦四月というのは、灌仏会の時期ですので、仏具にちなんだ道具などを盛り込むことが多いです。

 銘「光背」というのも仏像の部位の名前です。累坐を螺髪に見立てるとということもありますね。

 

 私は棒を錫杖に見立てて、棒先建水を使っていますが、鉄鉢建水と累坐建水も手に入れておくといいということになりますでしょうか。

 

 聖霊会の三重塔にちなんで三重棚というのもありですし、三つ人形(三閑人)を三尊(中央の仏と左右の脇侍【きょうじ】 の菩薩 (ぼさつ) の三体)に見立てるとか、そうなると鉄盥に三つ人形を仕込んで甘茶の儀式に見立てるなんてのも面白いですね。となると、雪輪棚か桑小卓かを使いたいところです。

 

 灌仏会では龍の出し物が出るものもあり(龍華会)、それにちなんで雲龍釜や鱗の道具を用いるということもされます。これは釈尊の誕生を八大龍王または九つの龍(九頭竜と解して八岐大蛇と考える人も要るらしい)が祝ったこととに因みます。

 

 みなさんならどういったお道具を使われますでしょうか?

 

 ちなみに初夏だというのに真夏の陽気でしたので、私は薄物を着させていただきました☆彡

 

令和五年四月十二日(5月19日) 初夏

 

献立

 飯 こしひかり

 汁 豆腐(辛子添え) 

向付 生海胆の雲丹和え 鯛の昆布締め

煮物 治部煮

焼物 鯖の梅味噌漬け アスパラガス添え

強肴 ローストビーフ

箸洗 昆布茶

八寸 鰻の実山椒 結び蕨

香物 沢庵 桜漬け 胡瓜 後引大根 茄子

湯桶 湯掻きおこげ

 

懐石家具

飯椀 輪島塗 梨地本膳家具 鬼佛庵贈

汁椀 輪島塗 梨地本膳家具 鬼佛庵贈

向付 有田 笹形

飯器 京 朱塗糸目 平安陽光堂造
       通盆一双・杓子添

煮物椀 輪島塗 梨地本膳家具 鬼佛庵贈

焼物 染付 丸皿

強肴 京 楓

箸洗 輪島 溜千筋 木浦静峰作

八寸 杉木地

香物 有田 糸巻鉢

燗鍋 桐紋 時代物

徳利 織部

湯桶 京 春慶筋目 白井表堂作 春慶湯の子掬い別添

酒盃 朱柿合刷毛目 蕨浪蒔絵 玄々斎好

盃台 隅入四方青筋爪紅 白井表堂作 鈴木宗保好

 

汲出

 

床 軸   『松無古今色』 六々斎書
  花入  掛花入 布袋在判

  花   季のもの

 

濃茶

釜 雲龍釜小 笠井宗裕贈

  風炉 眉風炉 月松斎作

  敷板 荒目板 大 津田哲斎作

棚 溜塗万筋 短冊箪笥

  水指 青瓷 細 古川崋山作
  茶器 志野 肩衝茶入 山口錠鉄作 銘「花水木」

   仕覆 緑地青木間道

  飾棗 溜塗 面中次

  茶杓 南禅寺松 平野宗紀(黙涯)作 銘「香風」

  茶盌 主 瀬戸織部 山口茂作 銘「青山」

     替 彩釉 森克徳

   蓋置  竹二節 銘「光背」

   建水  青瓷 牡丹文 井上規作

 菓子器  鼠志野 隅入四方鉢 笠井宗裕贈

 菓子司  白生麩饅頭 武州板橋 梅香亭

 御 茶  神楽殿 山城宇治 山政小山園詰

 

薄茶

 棚 三角棚 流好

  水指 黄瀬戸 加藤唐三郎作
  茶器 砂摺棗 伝初代宗哲作 六代宗哲極

  茶杓 越前塗 岩清水蒔絵 漆琳堂 内田忠雲作

  茶盌 主 萩 井戸茶盌 蒲裕作
     次 瀬戸唐津 鬼佛庵鈴木楽生 銘「斑目」

     替 古代唐茶 工藤寿楽作
     替 高台寺文 工藤寿楽作

     替 青金襴手 工藤寿楽作

   蓋置 杜若 高野昭阿弥作
   建水 丹波 棒先 杉原祥公作
  菓子器 輪島 黒塗爪紅手附唐草蒔絵丸盆

  菓子司 和三盆 洛中烏丸 亀屋則克

      彩果の宝石

      金平糖

  御茶 四方の薫 城州宇治 山政小山園詰

                以上

 本日は旧暦四月十三日、甲辰己巳甲申。二十四節気第八の小満です。
 
 万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る(満ちる)ころと言われます。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されています。
 
 麦畑が緑黄色に色付き始めるころで、初夏の爽やかな気候から次第に暑さが加わり、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。

 梅の実がなり、西日本では走り梅雨が見られるころで、田植えの準備を始めるころでもあります。
 
  今年の旧暦では、四月十三日。まだ卯月が始まったばかりです。


 既に衣更えは褝ですが、そろそろ冬の襟から夏の襟に更えるころです。もう熱くなってますので、すでに変えている方もいらっしゃるかもしれません。
 

 実は褝の衣更えは襦袢や襟をすぐには更えず、小満や芒種ごろから変え始めるのです。入梅(6月11日頃)までは冬襟でもOKですが、入梅を過ぎたら夏襟に更えます。


 そして、夏至(6月22日頃)からは薄物へと衣更えです(といってもまだまだ褝もOKですが)。
 
 あまり、着物姿が見られなくなりますが、洋服でも暑いので、家で洗える麻などでガンガン着倒したいものですね♪
 
 このころのお軸として私がお勧めしたいのが「瑞気満高堂」と「満城流水香」です♪ 小満とは大満(完全に実っている状態)ではないことを表すので、逆説的に「吾唯知足」という手もあります。

 

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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 6月16日は旧暦五月十一日、過ぎていますが端午の節供の設えにておもてなしいたします。

 会終了後はおしのぎに【季節の松花堂弁当】がございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 
 薄茶


 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和6年6月16日(日)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 水屋は半間【はんげん】水屋とすることにして、居場所を作るためには、京間二畳は必要になります。

 

 建築屋さんは「10㎡までは無許可で(増築)出せますよ」とのことですから、京間五畳分はいけるって計算ですね。

 

 横幅は京間一畳半もないので、京間二畳は居住空間として置けるかな?と思います。
 その外側に一畳半×四半畳の棚空間がつけられたらかなりありがたいですね。

イメージはこんな感じ。

 

 水屋は置き水屋を購入して改造して貰う予定。

 

 さて、どんな設計図が上がってきますかね?