本日は旧暦八月二日、甲辰年癸酉月辛未日。

 月には月齢に応じて、呼び名が変わっていきます。
 特に旧暦八月は名月を抱えていることから特に八月の月を呼ぶことが多いとされます。

 今日は旧暦八月二日。
 陰暦二日の月のことを「二日月(ふつかづき)」または「既朔(きさく)」と言いますが、季語としては秋の季語で、特に八月二日の月のことをいいます。

 実は、月はその名前が天体の月から採られている通り、月に由来し、日の呼び方も月に因みます。「ついたち(一日・朔日・朔)」は「つきたち(月立)」が転訛したものであり、「つごもり(晦日・晦)」も「つきごもり(月隠)」が転訛したものです。月末を表す「みそか」は「三十日」の古語であり「三十」が「みそ」で「日」が「か」であることから、月末を「みそか」というようになっています。

 既朔は「既に朔を過ぎているのに、ぼんやりとしか肉眼で見えない月がでている」ということで、月明かりが始まっているのに見えない様子をいいます。

 八朔を過ぎると秋に向かう気候が早くなる(朝夕の涼しさが増す)ために、より空が透き通り、月の明るさが目立つのかもしれません。

 日没後半刻ぐらいで沈んでしまいますので、日暮すぎに、そっと空を見上げてみては如何でしょう。
 虫の音が、心を和ませてくれるかも。

 こんな時期の御軸としては「雲出洞中明」「伴歸無月村」「山高月上遅」などいかがかと。

 

 

 

 

 

 

 本日は旧暦八月一日。とうとう葉月になりました。
 

 八朔とは八月朔日つまり、旧暦の八月一日のことです。
 

 IMEで「ついたち」と変換すると「一日」のほかに「朔日」というのが出てくるかと思います。ついでに「みそか」と入れると「三十日」のほかに「晦日」が出てきますよ♪

 この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからあったそうです。

 このことから、田の実の節句ともいわれ、この「たのみ」を「頼み」にかけて、武家や公家の間でも、日頃お世話になっている人に、その恩を感謝する意味で贈り物をするようになったといわれます。

 中元の風習にも似ていますね^^

 ところで、御中元や御歳暮などを「互いに贈り合うもの」と思っている人がいますが、これは勘違いです。「お世話になっている人に贈る」ものであり、相手からは返礼の手紙が関の山で、直接渡した場合はその手紙もないのが普通です。

 御中元を贈ったのに、何も贈って来ないのよ……なんて会話をバスの中で聞いていて「このご婦人方は阿呆?」と思ってしまいました。見ず知らずの他人なので、教えて差し上げるのも莫迦らしいと聞き流しましたが、いい歳したご婦人が常識知らずというのは恥ずかしいので、やはり「無知とは罪」ですね^^

 八朔には「祇園界隈の芸舞妓が正装でお茶屋や芸事の挨拶回りをする」という風習が京都にあります。

 この風習は、室町時代には公式の行事として採用されていて、幕府でも重視された儀式です。関東の鎌倉府でも重視され、特に江戸時代以降は、江戸城への家康入城が八朔であったため、将軍家への出仕をする習わしとなっています(ただし、正確な入府は七月十八日で、八月一日は、領国確定の日)。

 千家でも、職方や千家十職、宗匠らが正装して家元に挨拶へ行くことになっているそうですが、私はそんな高いところに居りませんので、平々凡々と暢気にしております(笑)

 家元に出向かない先生方では、大寄せの茶会を開いたり茶事をなさる方もいらっしゃいます。

 もちろん挨拶に伺うのに手ぶらという訳にはいきませんので、手土産を持参いたしましょう♪

 八朔に相応しい御軸としては八朔雛の風習がある地域にちなんで「立雛図」などは如何でしょう? これは壱岐や香川県三豊市の旧仁尾町などの風習で、特に旧仁尾町ではひな祭りに雛人形を飾らず、八朔に飾ったそうですよ。仁尾城の落城が旧暦三月三日だったことからそうなったのだとか。壱岐では子供の無事な成長を祈って男女の紙雛を作り、送る風習があったそうです。


 そして、八朔はハッサクが旬を迎えます。
 このハッサクは1886年(明治19年)に名づけられ、新暦の八朔の頃から食べられたからと伝えられています。

 本日は旧暦八月一日、甲辰年癸酉月庚午日。

 八月朔日です。

 

 一般には落葉が始まる「葉落ち月」から葉月になったとされていますが、ここまで紹介してきたように和風月名は「稲」に関わるものが多いことから「穂張り月(ほはりづき)」から「はづき」となって、「は」に「葉」を宛てたと考える方がしっくり来ます。

 では、恒例の別名をその由来とともに見ていきましょう♪

穂張り月【ほはりづき】
 稲穂が張る月で有る事から
 

初来月【はつきづき】
 雁が越冬のために初めて渡ってくる月で有る事から
 

秋風月【あきかぜつき】
 秋に吹く風が秋風ですが、旧暦八月ごろから秋風が吹く(秋分の月ですので)といわれていることから。

 

燕去月【つばめさりづき】
 燕が南方に去っていく月である事から
 

雁来月【かりきづき】
 雁が越冬のために渡ってくる月で有る事から


桂月【けいげつ・かつらづき】

 月の中に桂(かつら)の木があるという伝説から桂月とは月の雅称。そのことから中秋の名月がある旧暦八月を桂月ともいうようになったそうです。
 

草津月【くさつづき】
 草の月の意。この草とは七草のこと。七草は秋のもので、春は七種(ななくさ)。

 

紅染月【こうそめつき・べにそめづき】
 紅葉がはじまり葉が紅色に染まっていく様子から

 

清秋    せいしゅう
 空が清く澄みわたった秋で有る事から
 

木染月    こぞめづき
 木の葉の色を染め始める月であることから
 

月見月【つきみづき】
 旧暦八月は中秋の名月を中心に、美しい月を愛でる月であることから
 

南風月【はえづき】
 南方から台風がやって来る月で有る事から、南風月と呼ばれています。
 

萩月【はぎつき】
 

観月【かんげつ】

 旧暦八月は中秋の名月を中心に、美しい月を愛でる月であることから
 

建酉月【けんゆうげつ】
 「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で酉の方位を向くことから
 

壮月【そうげつ】
 まだまだ草花が盛(壮)んに生える月であることから
 

竹春【ちくしゅん】
 若竹が生長し、新葉のが生え盛る月であることから

 

 茶道でもいろいろ応用できそうですね♪

 八角唐物盆を入手しそこないました(涙)

 

 これで、乱飾の真行草の完成が遠のきます。

 

 乱飾の真に必要なものは

・及台子大

・高麗雲鶴一重口水指

・備前杓立

・唐銅建水

 になります。

 

 ここで「えっ?!」と思われるかも知れませんが、そう、備前なんですね。

 

 信楽は棚物に不可なんで、楽のない時代には備前が用いられていたと考えられます。

 

 勿論、極真の三段には備前は登場しません。

 

 真行草の不思議な取り合わせ。こうして鑑みると、備前が棚物に載せられる理由も分かろうというものです。台子に使えるものが他の棚物に使えないはずがないですから。

 

 さて、入手したのは

 

八卦盆(おそらく玄々斎好写)
 
丸盆大(おそらく大円盆圓能斎好写)
 どちらも裏千家の好み物であると思われますが、当流で使われる物と同寸であったり、多少違ってもほぼ同じということはそれ以前に似たようなものがあったことを示唆します。
 
 大円盆圓能斎好写(掻合)は一尺一寸。淡々斎好(真塗)が一尺だそうです。
 
 これに対し、真で用いる唐物盆には決まりはなく、一尺一寸以上であれば良いようです。但し、朱であることが求められた様ですよ。八卦盆が青貝、丸盆が真塗であることを鑑みると大きな差だと言えます。
 
 組み合わせる道具も変化しており、火箸の飾り方も変わります。
 
 少しずつ再現していきたいですね♪

 

 

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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 9月23日は旧暦八月廿一日、十五夜は過ぎておりますけれども、月見の設えをいたします。

 

 

 また、会終了後はおしのぎがございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 
 薄茶


 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和6年9月23日(月・祝)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください