本日は旧暦二月二日。二十四節気の第四、春分です。


 昼と夜の時間が丁度等しくなる日とされていますが、現実には若干昼の方が長くなります。二至二分の一つで、春の彼岸中日となります。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、春先の花冷えが終わり、暖かな季節となります。春の彼岸には「牡丹餅(ぼたもち)」を食べることからも、牡丹の季節であることが解ります。

 春分からは袷でも人形仕立てにする方が増え(普通の袷ですと暑いですからね)、着脱ぎしやすい羽織を纏われる方が増えてきます。

 気の早い方(または暑がりの方)は、襦袢を涼しいものに変えたりしますが、まだまだ風も強く、行楽にはちょっと肌寒い感じがしますので、お花見の際には、女性ならショールをお忘れなく♪

 春分に相応しい御軸と言えば「花開天下春」や「春色無高下」「曇華再發一枝春」「満坐万古春」などでしょうか。やはる春という字が入っていることと、新春ではないので、満ち足りた雰囲気がいいですよね。

 本日は旧暦の二月一日。如月朔日です。

 

 如月は【きさらぎ】と読み、衣更月・着更着・絹更月とも書きます。

 春とはいえ、まだまだ寒く、重ね着をすることからこう呼ばれたと言われています。

 

 如月の別名というと

 

 梅月【うめづき】

 梅が満開になることから。梅見月【うめみづき】とも。

 

 雪消月【ゆきぎえづき】

 雪解月【ゆきげづき】ともいいます。雪が解けはじめ、雪景色が消えることから。

 

 花春【かしゅん】

 春の花々が満開に咲き始めることから。

 

 小草生月【をぐさおひつき】

 ちいさな草々が一斉に芽を出し濃い土色だった大地が淡い緑色に覆われることから。

 

 雁帰月【かりかえづき】

 渡り鳥である雁が暖かくなって北に帰ることから。

 

 木芽月【このめづき】

 木の新芽が出てくることから。

 

 麗月【れいげつ】

 鹿の角が生え変わる直前の美しい姿が見られる時期だから?
 麗の漢字は「丽」が二本の角が揃っていることを示し、鹿の角がきれいに生え揃っていることから「うるわしい」の意味になっていることに由来?

 

 早緑月【さみどりづき】

 木の新芽や草の若葉の色から

 

 初花月【はつはなづき】

 初花とは梅の花のこと。

 

 殷春【いんしゅん】

 殷は「さかん」の意味。盛春と同義。

 

 建卯月【けんうづき】

 「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で卯の方位を向くことから。

 

 いろいろと参考になりそうですね♪

 Threadsにとある窯元の添釜のご案内が回ってきました。

 

 それを見ると、すべての日程がひとつの流派で占められています。

 

 ……この窯元の作品、どんなに気に入っても買うまいと決めた瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは私的に思っていることなんですが、やはり「多くの流派と付き合っている方が、様々な好みを取り入れることができる」と思うからなんです。

 

 ひとつの流派の影響が大きいということは、私が気にいることも少ないということでもありますが、作家とて生活がありますから、どうしたって売れるものを作ります。ひとつの流派の添釜で全日程が占められるということは、来客もその流派が主体になりますし、必然購入客もその流派が主体になります。

 

 様々な小流派へも影響力を持っているその流派が、茶道界全体を覆い尽くすことがないよう、小流派なりに頑張っていかなければならないな……と思った次第です。

 

 こういうのを見るにつけ「数の暴力」という言葉を思い浮かべますし、大きな流派はそれだけで人を呼ぶことができます。小さな流派は、人を集めるのも、弟子を増やすのも容易ではありません。

 

 私が茶道を習ってみたいという人に千家を薦めないのはそうした事情からです。前に千家以外を薦めたら、「なんでですか!」みたいに言われましたが、小流派の悲哀が分からないからなんだろうな……と思いました。

 

 大きな流派はそれだけで弟子が集まるんです。どの地域にも先生がいらっしゃるので、弟子も習いやすいんですよ。ですが、小さい流派は「知ってもらうことすらできていない」んです。

 

 だから、茶道を始めたいという方には、私は小さい流派を推します。これからも、ずっと。

 杉並のメンバー・神林先生がお献茶の大役を仰せつかったということで、WAさんと行ってきました♪

 

 小笠原先生とKUMIちゃんにも会いましたが、9:30に着いた我々と違い、既に一席入ったそうです。何時に来たんだろう?

 

 10:00から本堂で献茶とのことで、早々に本堂へ移動。

 

 待っていますと、お賽銭の音が結構響きますwwww

 

 立ち見で点前が見えそうな所に陣取っていたら、お坊さんが、態々椅子を持ってきてくださいまして、坐らざるを得ない状況に。折角なのになー……と思いつつ、仕方なく坐りましたら、まぁ、見えませんw

 

 階段状になっていたり、献茶を高いところでやるとかしないと見えませんよね。

 

 お寺の仏様が大きかったり、高いところにご安置されているのや、体育館の舞台が床より高いのは、誰からも見えるようにということなんだという配慮がよく分かりますね。

 

 お献茶が終わり、急いで茶室へ向かいます。

 

 入ったのは艸雷庵(濃茶)→宗澄庵(濃茶)→不昧軒(薄茶)。

 

 艸雷庵の目玉は待合の流祖関係の道具3点。

 掛軸が茶杓を三振りいただいた礼状。それと茶杓と手作りの黒茶盌。

 

 宗澄庵は、呉器の本歌に井戸と名器が揃ってましたね。

 

 不昧軒は、以前、宗徧流のお部屋に寄せさせていただいた際に点前をなさっていらした方がおいでになり、正客にあがりました。

 

 他の茶会に比べると流茶会だからか、身内を大事にする雰囲気がありました。不昧軒は顔を知られていたので特別だったのでしょうね。

 

 といいましても、身内を大事にする雰囲気の中でも排他的ではなく、非常に友好的な雰囲気のある流派なのは、鎌倉という土地柄なのか、流派のもつ独特なものなのか分かりませんが、非常に好感を持てた流茶会でした。

 

 また伺ってみたいお流儀でした。

 

 機会がありましたら、お招きくださいませ☆彡

 

新玄関に下駄箱が移設されました。鏡も移設。まえよりも少し土間は狭くなってますが、使い勝手いいようにしませんとね!
 

勝手に壁が付きました。この後は、水屋が奥に作られます。