碧夢庵は窓がありません。

 

 これは、意図的なものです。

 

 本来は採光がありますが、現代の都会では、窓があると外界からの音がダイレクトに入りすぎるきらいがあり、予算の都合もあったので、それなら!と窓を無くしました。

 

 構想的には、大きな丸窓に半円の障子をつけるというものはあったのですが、費用が莫迦高いので、やめました(笑)

 

 

 LEDの照明に切り替え、薄暗くできるようになりましたし、天井を網代風にしたことで、圧迫感もない作りになっています(もともと高めの天井ですし)。

 

 

 あとはお弟子さんを募ることと、常連さんを増やすのが大事!

 

 どうやって増やしたらいいですかねぇ~。

 

 次回は「お茶事へ行こう」になりまして、8/30(日)です。

 七夕は大分過ぎてしまっているのですが、七夕の設えにさせていただこうと思ってますよ!

ようやく一年振りに『お茶会へ行こう』が開けました。


昔の常連さんから最近の常連さんまで 五人とお弟子さん一人の計六人集まっていただけまして、新しくなった碧夢庵にて、濃茶薄茶を味わっていただきました。


あまりにも久しぶり過ぎて、御目怠いことばかりではございましたが、なんとかやり切ることが適いました。


これからまた、毎月開いて参りますので、何卒宜しくお願いいたします。


次回は8月30日(日)の「お茶事へ行こう」となります。

皆様のご応募お待ちしております。


令和八年六月六日


床 軸   白雲抱幽石 翠山景正筆
  花入 蝉籠
  花  季のもの

釜 真形釜 一ノ瀬宗辰作
  唐銅 長泉庵好 畠春斎作

棚 及第台子 岡本陽斎作
  水指  白磁 手桶
  茶器 信楽 肩衝 今井桂秋作 銘『百眼』
   仕覆 即中斎好写紹巴 花鳥文  茶盌 主 飴釉 馬盥 吉田多年作
       芦葉庵井沢宗達彫字
       長嘯庵横山宗顯 銘 竹葉
     次 白楽 馬盥 彭寿文 島荷平作
     替 黒楽 馬盥 佐々木松楽作
     替 赤楽 馬盥 小西平内作
     替 黄楽 馬盥 清水七兵衛信翠作
     替 柿釉 馬盥 西嶋秀樹作
     替 鼠志野 馬盥 加藤弥右衛門作

  茶杓  観心寺真状作 菩提樹 銘 夕寿ゝみ

      聖徳太子古戦場勝宝寺境内の菩提樹を以て

   蓋置 染竹 銘 虫喰

   建水 曲 面桶 高木誠二郎作
 菓子器 織部 四方喰籠 加藤隆倫作

 菓子司 薯蕷饅頭 武州板橋 梅香亭

 御 茶 神楽殿 山政小山園詰

 棚 雪輪棚 江戸千家 一元斎不白好

  水指  御本手 種壺 中村陶彩作 拙銘 遅蛍

  茶器  溜塗 金輪寺
  茶盌 主 今高麗 金三竜作 先代家元銘「黒潮」
     次 瀬戸 黄瀬戸緋襷 加藤釥作
     替 美濃 金結晶釉 加藤藤山作
     替 朝鮮唐津 片口 藤井謙次作
     替 古平戸手 平戸大四郎
     替 大阪萩 遠山 味舌隆司作
     替 黒青楽 拙作 銘「嘘八百」
  茶杓  安住樂風作 川上不白きりぎりす写 名「機織虫」
   建水 黄楽 鉄盥 惺斎好写 吉村楽入作

   蓋置 染付 糸巻 高野昭阿弥作

 菓子器 南鐐仕立盛器

 菓子司 いよかんタルト 予州松山 亀井製菓

     和三盆     洛中三条  亀屋則克

     麩のやき    洛東祇園  亀屋清永

 御 茶 四方の薫 山政小山園詰

以上

 五月雨桔梗が終わりました(ぉぃぉぃ

 達磨萩はまだ少ししか花は付かず、新しく買った蛍袋は花芽がついたばかり。

 

 サクラタデがすこし咲いているけれどもまだ枝が短い。

 

 撫子らはすでに一巡していて次の花芽はまだない。

 

 一体何を入れればいいのだ!?

 

 茶道とは一年中花に悩まされる日々ですなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夏のカタログ届きまして、宗靜先生と相談し、花入を一つ増やすことにしました。

 

 鉈の鞘です。

 

 こちらは利休所持の籠花入で、現在は薮内流の所蔵になっています。

 

 銘の通り、鉈を入れておく鞘籠を花入に見做して使ったもので、利休から藪内剣仲に贈られました。

 この花入は添状に書かれる「剣仲の女婿にあたる古田織部がこの花入れを懇望しますが許されず、秘かに持ち帰ったところ、剣仲がひどく立腹したため、詫び状を添えて剣仲の元に花入を返した」という逸話が有名で、古田織部の手癖の悪さ?も分かります(笑)

 

 

『天王寺屋会記』天文18年(1549)正月9日の徳安の朝会に「柱ニなたのさやニ松・梅入」とあるのが初出とのこと。

 

 鉈そのものは季語ではありませんが、鉈を用いる行事や鉈が付く言葉に季節を表すものがあります。

 

鉈豆(なたまめ)

 

成木責(なりきぜめ)

 写しも作られていて、先程引いたブログの記事にも載っています。

 

 さぁ、どんな感じに使いましょうかね?

 江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。
 

 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。


 氷の朔日ともいい、宮中では氷室に蓄えられた氷を群臣に分け与える行事です。
 
 この行事にちなんで民間で食べられるようになったのが、「水無月」という外郎に小豆を載せた菓子です。
 
 また、歯固めと同様に扱われたりもしています。
 
 歯固めとは、正月についたお供えや寒餅を干しておいて、この日に食べて歯を強くすることであり、寒餅は固いので氷餅ともいわれました。正月を象徴する氷と餅を食べることが、旧暦六月の炎暑の頃に、ふたたび正月を迎えるということでもあるのです。
 
 厄払いや再生の儀式の一種として行われたようです。
 
 菓子の「水無月」は現在夏越の祓に食されることになっていますが、本来は「旧暦六月一日以後に食す」のが正解ということですね。
 
 氷の朔日は、元日と八朔と合わせて三朔日と呼ばれます。