Threadsの着物論争もそろそろ落ち着きましたかね。
土日すごい数のスレが乱立していました。
この中で気づいたのは呉服屋さんのよく言うセリフで「訪問着はフォーマルになる」という言葉。
これが問題だったのではないかと感じました。
これは「紋を付ければ」という言葉が省かれていますが、間違いではありません。
しかし、「紋を付けなくてもそのままなる」と自分の都合のいいように勘違いした人たちが大量発生しました。
これが「訪問着は無紋でもフォーマル」の大間違いの原因だと思われますね。
そもそも、これは呉服屋さんの言葉が間違いです。
というのは、一つ紋を付けてもなれるのは「平服」で、洋装の「インフォーマル(=略礼装)」に当たります。
これについては前に書きましたこちらの記事を御覧ください。
結論からいえば、インフォーマルは「礼装(フォーマル)ではありません」。インフォーマルの「イン」は「否定」の接頭辞だからです。
フォーマルではないがカジュアルでもないからこその「平服」なんです。
つまり、呉服屋さんは売るときに「訪問着は紋を付ければ、インフォーマルにも、フォーマルにもなる格の高い着物です。そのままでも洒落着としては最上格ですよ」と言わなければいけなかった。
それだけのこと。
先の記事とこの記事でいいたいのは、「紋付きが礼装・平服と普段着・洒落着の区分け」であるということであって、全員がこれを絶対に守れ!ではないです。
そもそも、ドレスコードを指定するのは主催者。参加者ではないんですね。参加者は、主催者のドレスコードに従えば良い。
それと、礼装は自己主張不要なので、何の目的で着るのかを今一度考えて欲しいです。
それと、式典のグレードや主催者の意図によっては礼装が不要なこともあります。
ただし、どんな場面でも、式典とつけば、一つ紋は場違いじゃないです(場違いだと思う人がいたらその人の感覚が変)。
三つ紋だと礼装になりますが、一つ紋は平服ですから、かしこまりすぎてはいない。
デートだとちょっとかしこまって高級レストランにでもエスコートしてくれるの?案件ですがw
