この前、結婚式の撮影をしていたら写真のカメラマンは女性のみでした。
機材も重たいのに大変だろうと思って機材を見たら、
初心が持つような小さくて軽いカメラとレンズ、
そして肩にかけているカメラは1台でした。
初心者用カメラとプロが使いカメラの違いは、
画質差はもちろん壊れないという堅牢性、そしてメディアのダブルスロットです。
値段の差はそういうの理由もあります。
結婚式の写真って撮れていないという事はあってはならないのですが、
初心者用カメラでは撮れていないということが簡単にできてしまいます。
「その機材1台で怖くないですか？」
と女性カメラマンに質問をすると、
「えーーー！ 爆発とかするんですか？」
と慌てふためいていました。
コワイの意味がわかっていないようだったので説明をすると、
「今までそんなこと聞いたこともないのですし、カメラ2台担ぐのも重いから
」
とあっけらかんに笑顔で答えてくれました。
人は調子が悪いと予告して寝込みますが、
機械が壊れるときは突然壊れます、予告なく壊れます。
ですので僕は常に2台です、3台担いで撮影することもあります。
話を聞く限りは女性カメラマンはプロとして経験はかなり浅いのかなと思いました。
そしてそのカメラマンを束ねている写真会社も経験が浅いのかなと。
結婚式の写真が撮れていないということで150万円の賠償命令があった裁判もあります。
500万円の結婚式費用を全部負担して示談した写真会社もあります。
そのことを知っていれば初心者用カメラ1台で撮らせることなんてしないはずですからね。
老舗の料亭で行われていたこのような事例、
なんだか結婚式業界の未来も怖いなと思いました。
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