水俣病被害者団体と環境省の懇談で、
団体側の発言中に環境省の職員がマイクの音を絞られていたことがありました。
被害者団体は声を荒げ、団体側は「一方的に発言を打ち切られた」と抗議しました。
ここだけ見ると環境省がひどいという事になりますが、
水俣病被害者団体の発言は1団体3分と決められていましたがそれ以上の発言をしていて、
その事について注意されたけれども無視をされたので、
環境省職員がマイクのボリュームを下げた次第のようです。
ちなみこのルールを守らない団体はもう1名いました。
水俣病の被害の根底はさておき、
今回の懇願会でルールを守ったか守っていないだけで考えると、
水俣病被害者団体が事前にアナウンスされている、
ルールを守っていないのは自明のことです。
これで国にたいして汚染対策を作らなかったことを咎め、
ルールに沿って補償を求めるのは筋が違うと個人的に感じます。
どんな立場的な根底があっても、
3分と明示されているのであれば3分でまとめる、
それ以上話したいのであれば事前に伝え対応策を考えてもらう。
これが大人のすることです。
出来ないのであればただのルール違反です。
ルールを守った根底の上だけに主張はまかり通るものだと思います。
この件は環境省は謝罪をしましたが、
これがまかり通ると懇談会ではなくルール無視の糾弾会になってしまうと思います。
通らない意見を投げるだけの会の出来上がりです。
ルールを守らない大人は結婚式にもいます
結婚式の主賓のスピーチも3〜5分と事前にアナウンスされています。
けれども学校の先生や医師などはそのルールを守らずに、
10分以上中身のない話をしている事も多いです。
乾杯のスピーチは人となりがもっとでます。
話が長くならないように、
結婚式場はスピーチが始まると他のゲストに起立をしてもらう会場もあります。
あれは乾杯のスピーチを長く話させない対策なのです。
けれども皆さんを立たせているのに10分以上話している人も10回で3回ぐらいはいます。
5分以上なんてもっといます。
話したいことを話してスッキリして乾杯する乾杯のご挨拶をされる方、
他のゲストは全くスッキリしない気持ちで乾杯ということもあります。
長く話してテンポもあり中身のある素晴らしいお話であればいいですが、
少なくても学校関係と医師関係ではそういった方は見たことはありません。
新郎新婦さんは愛想笑い、ゲストはドンヨリなことの方が多いです。
50人に1名ぐらい感動的なお話をされる方もいますがそれ以外は、
一般的なスピーチ内容でしょうかね。
一般的なスピーチ内容なのに何で時間内でまとめられないのかが不思議です。
辛口な事を書いていると怒られそうなのでこの辺にしておきますが、
例えば5分のところ10分話すと結婚式の進行が遅れます、
お料理の出るタイミングはその倍ぐらい変わってしまうこともあります。
また主賓のスピーチの場合最初の話された方と同じぐらいの時間を使う事が多いので、
5分オーバー×2になることも多いです、そして料理出しのタイミングが遅れ、
主賓のスピーチが10分遅れただけで、披露宴が30分以上遅れることもあるわけです。
30分遅れたら帰りの飛行機や新幹線に乗れない人もいますし、
新郎新婦さんは披露宴会場のお高い延長料金を払うということもあります。
されど10分なのです
「それぐらいいいだろ」ということが周囲に迷惑になる結果につながること、
大人であればしっかりと考えなければいけないと思います。
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