「成人式の写真が人生で最悪の写真の想い出」と言う方が多いです。
あれはカメラマンはもちろん、本人が撮られているという意識が少ないからです。
色々な原因と要因が混ざって起こった事故のようなものです。
写真はカメラマンの頑張りだけでなく、
モデルさんなど被写体も乗り気になってもらわないと心躍らせる写真には整いません。
SNSで有料モデル撮影会の写真を見ていてそう思います。
機材は立派なのに心動かないのは何が悪いのだろう、
有料モデルさんのやる気がない、そしてカメラマンの技量も足りていない、
技量とは撮影技術だけでなく短い時間で画作りする力とか、
モデルさんを乗せる力とかそのあたりです。
今のカメラはよっぽのどのことがない限り米倉涼子さんのように失敗しないので、
問われる技量はそのあたりです。
結婚式で言えばカメラマンがいくら頑張っても、
新郎新婦さんに撮られる気が無ければ良い写真はできません。
結婚式のプロカメラマンですから画作りはもちろん、
持ちうる技術を持っての撮影など含め臨機応変に対応しますが、
新郎新婦さんにやる気と撮られる気が無ければ、
シンプルにそこからマイナスされていきます。
けれども新郎新婦さんは、
「プロカメラマンに撮ってもらっているから」と安心をしています。
特に努力をしないでも奇跡の一枚が撮れると思っている人が多いです。
奇跡の一枚とは自分が自分でないような奇跡の写真のことで、
テレビ番組で8時間以上メイクと撮影をして撮られた写真です。
撮られる側と撮る側の強い心がマッチしないと撮影することはできませんが、
自身が撮られる努力をしない人ほどその写真をほしいという人が多いです。
では撮られる努力とは何か?
難しいポーズとか鏡を見て練習してほしいと言っているわけではなく、
「常に撮られているという意識を持ちましょう」というだけです。
これだけでかなり違います。
あとはその人なりのアドバイスをして行く形ですね、
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