撮影のご依頼をいただいた方には、
ロケーション撮影、集合写真、テーブルフォトなど無償サービスで撮影しています。
「無償サービスできるレベルの簡単なことで、
もともとプラン内に含まれているものなんでしょ」
と思っている方も多いですが一般的な価格で言うと、
ロケーション撮影：6.6万円、集合写真：4.4万円、
テーブルフォト4.4万円を普通に取っている結婚式場も多いです。
それぐらい価値のあるものを無償で提供しているとご理解いただければうれしいですが、
そうは思ってくれない新郎新婦さんの方が多いというのが現実です。
特に多いのは集合写真についてです。
「スナップ写真頼んでいるのだから、集合写真を撮ってくれて当たり前でしょ」
そんな考え方の新郎新婦さんが多いです。
もちろん撮影出来るのであれば撮影しますが、
会場のスペースや時間的に撮影するのは難しいことが多いため、
そういったときはスタジオ撮影をおすすめするのですが、
費用がかかるので敬遠か逆ギレをされます。
そしてこちらに無理難題の大量の矢が降ってきます。
大阪での撮影で神奈川から3mの高さの脚立と、
10m幅×2基のひな壇を新幹線でもって来てとか平然と言われます。
写真と言ってもスナップ写真と集合写真は毛色の違う写真です、
写真を動物とすると、スナップ写真と集合写真は犬とチンパンジーぐらい違います。
集合写真はスナップ写真とは違い、
ひな壇に上がりすべての人の顔がはっきり見えてはっきり光が回り、
誰がその場にいたかを記録するのが主である写真です。
ご親族の方にはそう思っている人もとても多く、
その写真が結婚式後に焼き増しされてもらうとことを当たり前と思っている方も多いです。
そういった写真を僕が撮影するのがあたり前だと思っている新郎新婦さんは、
神奈川から大阪まで、
「3mの高さの脚立と、10m幅×2基のひな壇を新幹線でもって来て」
と言ってきます、もちろん無償サービスで。
丁寧に理由を話してお断りをするとと無性に怒られたり無性にすねられたりします、
無償サービスだけに。
そういったかしこまった集合写真ではなく、
ラフな感じの集合写真をお考えの新郎新婦さんもいます。
がこれもまた簡単なことではありません。
楽しい雰囲気で皆が集まって撮影したい、
そういった理想と夢が溢れる集合写真の要望も多いですが、
例えば80名でひな壇ではなくわーっと集まって撮影した場合、
なんとなく顔がわかるのは20名程度その他の方は顔は小さく顔がかなり、
残は60名はなんとなくの風景レベルです、それが理想と夢の先の現実です。
カメラマン目線的にはこんな写真いるのかなと思うので、
顔がはっきりわかる人数でグループ様毎で撮影して、
アルバムに並べましょうと提案することが多いのですが新郎さんとかに、
「みんなで1枚に写ってなきゃ意味ないでしょ」
と鼻で笑われることもあります。
鼻で笑われたときは上記の様に顔はわからないよという事項や免責などを話し、
説明通りに20名だけが顔がなんとなくわかり、60名は風景の写真を納品すると、
「顔が小さい！！！ わからない！」
という人も多いです、また、
「本当に顔がわからないですね、説明だけそう言っているのかと思った」
と嫌みを言われることも多いです。
集合写真は無償サービスでの撮影ですので撮影のみを担当しています。
ひな壇や脚立などは会場はまず貸してくれないですし、
借りた物で事故が起こったら大変ですのでそもそも使用しませんが、
「そういった物を用意するのも集合写真の一環でしょ？ サービスでしょ？」
無償でのサービスについて無償でサービスしてという、
そういったことを言われることが多いので、
そろそろ集合写真無料サービスについては廃止にしようかとは思っています、
撮りたければ会場カメラマンにご依頼くださいという形です。
無償サービスのことに関して答えのないやり取りをするのは、
しっかりと理解してくれている他のお客様に影響があるためと、
そして無償サービスのことについて強い言い回してくる、
新郎新婦さんの悪い面を見るのもほとほと疲れたためです。
知り合いのウエディングプランナーさんやカメラマンにこの相談をすると、
「突っぱねてしまえばいい」と何度も言われました、
けれどもでできる限りは力になりたいと思って尽力してきましたが、
「タダでやってくれて当たり前」
の風潮になってきたので無償での集合写真撮影は廃止にしようかなと思った次第です。
理解ある方には継続していこうと思っているサービスですが、
話を進める途中でご理解いただけていないと判断することの方が多い気がするので、
基本的には廃止を考えています。
結婚式のプロカメラマンとして出来る事は精一杯努力しますが、
他の事項についても出来る事と出来ないことをしっかり説明して理解いただけない場合は、
はっきりと別の道の案内していこうと思っています。
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お二人の結婚式、心とダジャレを込めて撮影させていただきます。
よろしければ運営しているwebサイトのご紹介をさせていただいております、
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