東京の南麻布の1名で5万円ぐらいの高級寿司店で寿司屋の大将が、
お客さんに向かって行こうととするのをお弟子さんが止めている写真がXを賑わせています。
色んな見解が流れていて店側かお客さん側がどちらが悪いとか真実はわかりませんが、
1つ言えることはお店側の店主がお客さんに食ってかかること、
それをお弟子さんに止めさせることはお客様の目の前で絶対にやってはいけません。
それは店側にも言い分があるとかお客さんには逆らってはいけないとかの、
旧時代的な考えではなく、
他の人の迷惑になるからです。
腹が立ったのならバックヤードで自分の頭でも叩いて、
怒りのアンガーコントロールしてきなさいという話です。
人気店ですので他のお客さんもいたでしょう、
そのお客さんは末期ガンで入院する前に最後に食べる食事だったかも知れません、
親子が30年ぶりに再開して食事をしているときだったかもしれません。
そこまではないにしろ2人で10万円はする高級寿司店、
人によっては安いかも知れませんが、一般的にはとてもお高いお食事です。
そして大切な方と大切な時間を過ごすためにきていたことに違いはありません。
その時間と食事を店主がすべて奪ったわけです。
そんな理性のコントロールもできない店主は客前に立ってはいけません、
そういったコントロールを含めての高級寿司店なのですから。
はらわたが煮えくり返ることを言われても、
お寿司屋さんだけにそれをネタに変えるぐらいの気概が欲しかったです。
僕は外部カメラマンとしてアウェイで色々な会場に行きます、
外部カメラマンとして洗礼を受けること、嫌みを言われることは日常茶飯事なので、
もはや川のせせらぎのような感じで僕としては自然環境音です。
むしろ塩対応されないと戸惑う身体になっています。
撮影のお問い合わせも数多くいただいていますが、
好戦的だったり血の気の多いお問い合わせも正直あります。
重箱の隅だけを突いて持論を展開してこちらが意見すると怒り出す人、
キャンセルありきの契約をしたいがためにキャンセル料金を無料にとごねる人、
30万円はかかるフォトウエディング一式の撮影を3万円に強引に値引きしようとする人、
そういう方はお客さんなんだから言えばどうにかしてくれる、
「立場はお客の方が上よ!」と思って言っているようですが、
お客さんと店側は対等です。
契約前でも契約後でも人と人ですし、出来ないことを出来るとは言えないので、
礼には礼をの精神でお返事をしています、
簡単に言えば、同じレベルでのお返事をしています。
でもそこで理性を失って怒ってはいけないので、
理路整然に出来ない理由を話して撤退していただくのを待つのです。
お客さんが上の立場とか思っている人、
無理な要求をする人は、人の言葉で説得することは出来ないので、
どうやってお帰りいただくかが鍵になります。
帰っていただくこと、つまりは身も心を引いていただくことを念頭に返答します。
理解できない人に出会った時は関係を持たないというのが鉄則です
今回高級寿司店で店主が食ってかかろうとしているところを写真に撮られてしまったこと、
これは消せない事実としてずっと残ります。
1枚の写真に色んなストーリーをつけられることも写真の魅力の1つですが、
未来永劫残る高級寿司店の店主が荒ぶる写真、
これからどんなネタとして世間に広がってしまうのでしょうね。
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