神戸の結婚式場の北野クラブの屋上にて、
結婚式の撮影をしていたカメラマンが屋上から転落し意識不明の重体です、
ご家族も心配だと思います、同じカメラマンとして何とか回復してほしいと、
京都の撮影の帰りに北野クラブの氏神様の北野天満神社にお祈りをしてきました。
上の写真は真ん中ぐらいに北野クラブも写っている神戸の夜景です。
何度か北野クラブは撮影に伺ったことがあります、
事故のあった屋上も見たことがありますが少し高いだけできれいな海は遠く、
背景の景色がマンションなどばかりで生活感にあふれ目の前には電線もあり、
あまり撮影に好ましい場所とは思えませんでした。
屋上は柵も何もない場所ですので秋から春は六甲山からの吹き下ろしの風が強い日もあり、
風で花嫁さんがまとっているベールに風が吹いて、
花嫁さんがバランスを崩してしまう可能性があることや、
新郎新婦さんが急な貧血や立ちくらみなどをして転落する懸念もあったため、
撮影をしようとは0.1%も考えませんでした。
何事も安全を最も優先すべきこと。
外部カメラマンでもこの屋上で撮影している人は数多いですが、
写真の事ばかりで、新郎新婦さんの安全を全く考えていないのだろうなと思います。
安全を考えず写真が撮れればすべて良し的なカメラマンにはなりたくないなと思いました。
そしてその北野クラブの屋上で起こるべくして事故は起こってしまいました。
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結婚式撮影のカメラマンが転落か
神戸・北野クラブ 男性が意識不明で救急搬送「屋上の転落した場所は、柵がない」
神戸にあるレストランの屋上から、
撮影中の男性カメラマンが転落して意識不明の状態で救急搬送されました。
警察によると結婚式の撮影中に、転落事故が起きたとみられます。
神戸の街が見え、レストランウェディングで知られる「北野クラブ」。
ここで26日午前10時40分ごろ、
レストランの従業員から、「撮影中に転落した」と、消防に通報がありました。
警察などによりますと、
20代とみられるカメラマンの男性が建物の3階部分にあたる屋上から、
約9メートル下の路上に転落。
意識不明の状態で病院に運ばれました。
屋上は街が一望できる芝生のフォトスポットだといい、
同日に結婚式を挙げるカップルの撮影が行われていたといいます。
男性カメラマンは、ビデオを撮影しながら後ろに下がっていったところ、
転落したということです。転落した部分に、柵は無かったということです。警察が当時の状況を詳しく調べています。
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結婚式前に屋上で新郎新婦さんの撮影をしていたそうなのですが、
屋上には撮影の影響を考えてから柵なども一切なかったので転落してしまったようです。
まだ20代のカメラマンですのでなんとか意識を取り戻して回復してほしいなと思います。
会場提携カメラマンとしてアルバイトで撮影していての事故、
誰か近くにいたら注意も出来たでしょう、防げなかったことが悔やまれます。
僕はもっと孤立無援の外部カメラマンとして入るので、
人ごとではない事故だなと思いました。
結婚式のカメラマンってこのブログでは数多く書いていますが、
屋根に昇ることはもちろん、高さ10m以上の高い梁の上で撮影をしたり、
業務用の3mぐらいの脚立に上がって全員集合撮影をしたりすることもあります。
珍しいことではなくほぼ日常です。
脚立に関してはどういった使い方をしているかわからないので、
いつ壊れるかもわからないのと、
重たい機材を持ってあがるので脚立を誰かに支え持ってもらわないと、
天秤のように片方に傾いてしまい脚立は倒れて落下してしまうので支えていてもらわないと危険なのですが、
ボロボロの汚れた三脚に「これに上がって」とあごで指示をされ、
上がっていたこともありました。
もちろん支える人もいません、僕の体幹だけが頼りです。
上記でありましたという言い方をしましたが、
ちなみに今は危険を伴う可能性のある撮影はしません。
自身の怪我とかよりその先の結婚式を撮影出来なくなる恐れはもちろん、
結婚式自体が出来なくなる恐れがあるため危険な行動はしないのです、
それがプロの仕事だと思います。
今回も挙式前の事故、結婚式は継続された様子ですが、
救急隊はもちろん警察もきたでしょう、
駅から近い見渡せる場所なのでかなり大騒ぎにもなっていたと思います、
そのような場所にゲストが結婚式場に到着して何を思ったでしょう。
そして目の前でカメラマンが落下してしまった光景を見てしまった新郎新婦さんの心。
とても結婚式を楽しむ余裕もなかったと思います。
プロだからやらないこと
こういった記事を書いても、
屋根に登って撮影することを新郎新婦さんからお願いをされたり、
怪しげな脚立に上がって支えもなく撮影することを黙認する新郎新婦さんも正直います。
新郎新婦さんやスタッフはプロだから大丈夫と思っている人もいますがただの人です、
もし落下したときのことを少しでも考えたことがあるのかななんて思います。
人なんて簡単に死にます、だからこそ何よりも安全が最優先なのです。
「屋根に登って写真なんて撮ってはダメ」
「そんな危険な脚立に乗ってはダメ」
そんな事を言ってくれる人は誰もいないので自分の身は自分で守るしかありません。
ということで、
プロだから自分が選択した行動で何かを続行できない恐れがあることは一切行いません
その先の5手先を読むのがプロの判断だと思います。
危険なことをしてかっこいいとか、
私たちのために尽くしてくれているという体育会系的なのりは、
何一つかっこいいことでも思いやりでもないことを、
その先の起こる可能性のあることを考えればわかるのにと思います。
今回の事故はカメラマンの不運や不慣れではなく、
たくさんの人が黙認した中で起こった事故です。
事故というか事件と言っても良いのかなと思います。
北野クラブのカメラマンさんの無事をひたすら願うばかりです。
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