晴れ渡るお天気を想定して屋外でのガーデンパーティーを予定、
夕焼け頃には夕焼けと一緒に集合写真を撮りたいですと言っていた新郎新婦さん。
結婚式当日は線状降水帯が訪れて豪雨でした。
室内スペースはほぼなかったのでゲストの皆さんは傘を差して、
披露宴を楽しんでいました。
恵みの雨の中での結婚式、僕は好きですが多くの人は心くすむようですね。
そして雨のときって、なぜか天気はカメラマンの責任にされることが多いです。
「私は晴れ女なのに、なんで雨なの? カメラマンさん雨男でしょ」
たまに「私、晴れ女なの!」とか豪語しているプランナーさんとかいますが、
後出しジャンケンみたいなものだよね、なんていつも思います。
天気なんて人が司ることが出来るわけもありません。
晴れれば自分の手柄、前がふれば人のせい、
人は悪いことがあると誰かのせいにしたがる本能があるので、
僕の責任にするのは自由なのですが、その先に発展することもあります。
「澄み渡る夕焼けに加工してください」
「抜けるような青空に私たち二人がそよいでいるような写真がほしいです」
「カメラマンさん雨男なんでしょ? 責任とって下さい。」
結婚式当日は豪雨でした。
豪雨でロケーション撮影はできないですし、青空も夕焼けもその日はありません。
強引に加工することはもちろん可能ですが、
5年後、10年後に見た時に嘘の想い出になってしまうので、
強くおすすめしませんが、
その場の悔しさともどかしさで青空や夕焼けなど合成してほしい、という人もいます。
そこ前お話しても実際に加工までする人もいますが、
雨で撮った新郎新婦さんを青空の中にいるように合成することは、
かき氷の中におでんを入れてナチュラルなシーンにするぐらいに、
かけ離れたものを組み合わせる合成。
もちろん写真では無くCG合成の世界なので違和感はもちろんありますので、
結局は元の写真のままでいいという事が99.9%です。
写真って一番最後に納品される結婚式の想い出なので、なぜか矢面になりがちです。
ヘアスタイルが乱れていても、ドレスのサイズが合っていなくてブカブカなのも、
すべてカメラマンの責任にされることも過去にありました。
そんな塩環境で揉まれながらカメラマンは美味しく仕上がっていきます、
僕は塩で揉まれて、煙でいぶされて"いぶりがっこ"状態です。
雨が降ったり予期せぬ事が起こって心苦しい気持ちは十分わかるのですが、
カメラマンは魔法使いではないので、
出来る事と出来ないことがある現実をわかっていただければ幸いです。
クオリティ確保のため毎月5組までの撮影制限をしております、
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お客様に書いていただいた記事のご紹介
撮影させていただいた結婚式の写真は下記からご覧ください、
掲載許可をいただいた新郎新婦さんの結婚式レポートです、2007年から掲載しています。
ゼクシィに掲載をされました
現場フォトグラファーが伝授! スナップ写真の上手なオーダー術
[式当日のスナップ撮影] 残念ショット回避のために心掛けるべきポイント6
今まで22年間2,200組のカップルの結婚式を撮影してきました。
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