【セキララ教師生活⑫】地獄で天国を創る | TSUKI NO URAGAWA~月の裏側~

TSUKI NO URAGAWA~月の裏側~

シンガソングライター/元小学校教員(歴12年)
ヒーラー養成スクール校長/四柱推命鑑定士

起業1か月で月商7桁、2年目で年商8桁達成
1000名以上のカウンセリング、20名のヒーラー養成

どん底から大逆転!夢を叶え続ける30代のリアルを発信

殺伐とした日が続く中でも、自分でできることを積み上げていって

自分というものを取り戻していった。

 

 

 

相変わらず、教師以外の仕事もあり

 

 

 

担任ライフも簡単な状況ではなかったけれど・・・

 

 

 

この時の教師生活♪

 

 

 

  作文・詩の指導

自分自身が、文章を書くことが好きで。

あと、子供の感性や言葉のチョイスもすごく心が震えて。

他の先生たちがサラっと終わらせちゃう作文や詩の時間をめちゃくちゃ時間かけたな!

そして相変わらず一緒に作った子たちの作文や詩が、コンクールの名だたる賞を獲得!

 

作文嫌いが多い中で、自分のクラスの子たちは作文の時間になると目を輝かせていたなお願い飛び出すハート

”作文や詩ができる”って学習能力高いイメージあると思うんだけど、

本当はそうじゃないんだよね。お勉強が苦手な子でも、感性が豊かであれば、それぞれの感じた言語表現ってものがあって。

 

それをその子のありのまんまで放出できたときに、言葉はとっても輝くんだ!

 

ああ、書いていたらなんだか懐かしくなっちゃった!

”言語表現”ってわたしのキーワードだなニコニコ

 

  絵画の指導

 

これも自分自身が大好きなことで、得意なことだったな!

でもこれは自分だけのチカラじゃなくて、それまで出逢ったベテランの先生方が

こっそり技法やコツを伝授してくれて、

それがわたしの絵画好きなパワーとシンクロしながら独自の技法を創っていったの。

教えてでいるわたしが楽しいから、

子どもたちもたのしくなちゃうよね!

 

ノウハウばかり教え込むのではなくて

✅子どもたちが”描きたい!”って気持ちを引き出して

✅イメージつくって

✅ちょろっと技法を教えたら

✅あとは自由に表現する!

 

そしてここで肝心なのが

✅制作途中で小まめにお互いの作品を鑑賞し合う時間

詳しくはここに書いたよ↓

 

 

これが効果絶体で!!!

 

はい、絵画もコンクールでバンバン受賞してましたお願い飛び出すハート

・・・ただね。気づいてしまったことがあり、

わたしの志向は変わっていきました。

 

  栄光の裏での落とし穴に気付く

 

それはね、みんなの作品を教室に張り出して

それを見に来たお母さんの一言だった。

 

 

うちの子何描いてるか分からない滝汗滝汗

お母さんは衝撃的な表情をしていた。そしてどことなく寂しそうだった。

そしてわたしは思った。

 

 

この子は図工の時間たのしいのかな?

おそらく退屈だったろうな。

 

この子に作品を創り上げた成就感ってあったかな?

おそらくなかったよな。

 

 

”いずみ先生のクラスの子は図工が上手!”

そんな風に表立って評価されているはずなのに

 

そんなわたしのクラスで図工を退屈に思う子がいていいのか?

そんなわたしのクラスで作品を見たお母さんが悲しむことがあっていいのか?

 

ああ、わたしは大事なことを見落としていた。

 

”一部”しか見えていなかった

”全体”をみなくては!

 

  ”誰かがスゴイ”から”みんなが楽しい”へ!

 

しうしてわたしは”賞に入ること”への執着を完全に捨てた。

だって、どんなに誰かが輝いていたって、その裏側に悲しみを創ってはいけないと思ったから。

 

 

”あの子”がたのしいと思える授業をつくろう

そして

 

あわよくばあの子のお母さんの笑顔が見たい

 

そう思った。

そこから授業の組み立てを180度変えた。

”スゴイ作品づくり”ではなくて

”たのしい作品づくり”

 

”誰かがスゴイ”のではなく

”みんなどこかがスゴイところがある”

 

”賞に入った成就感”ではなく

”自分がつくりたいものを表現できた成就感”

 

 

もちろん、すべてを”自由”として放り投げるのではなくて

”やりたいこと”の”表現の手法”は教師としてしっかり教えていくこと。

そして認め合える雰囲気を創り上げること。

 

なによりもそれを大事にするようになった。

図工の時間が天国時間になったことは言うまでもない。

そして”賞”への執着は手放したが、これだけ良いエネルギーで産み出した作品だもの。

入賞しないわけないんだわ照れ

 

子どもの作品は個人情報だから、公開できないのが

残念でたまらんわ~~~悲しい悲しい悲しい

 

  ”学び合い”の研究と成果

 

この学校での研究テーマが”学び合い”だった。

正直このテーマで研究を行うと聴いて、

”果たして1年生でこれが実現できるのか?”というのが

大きな疑問だった。

 

 

そもそも”学び合い”とは

”言語活動”の中で学びを深めるというもの。

 

なぜ1年生には難しい?

小学生になったとはいえ、”自分の想いを表現する”というだけでも難しさを感じる子も少なくない。すっごくおしゃべりで言語表現得意な子もいれば、極端な話大人になっても”自分の想いを言葉にするの苦手!”って人もいるじゃんか。

 

そうやって考えると”一年生の言語活動”がどれだけ高い壁なのかおわかりいただけるのではないか。

 

そしてその”言語活動”を通じて”学びを深めるわけで。

 

 

え、どういうこと?

①自分の考えや想いを表現する(言語活動)

➁相手の考えや想いを聞く

③それを聞いて自分の考えや想いを改めたり深めたりする

 

もうちょいわかりやすく書くと・・・

 

①”わたしは〇〇だと感じるよ”

➁”君は△△と感じるんだね”

③それを聞いて××だと思うようになったよ。

 

これはあくまで一例だけどね・・・

大人でも人の意見聞くの苦手な人いるよね?

(はーいわたしウインク

そっから考えや想いを深めるってのを、1年生がやる!って

・・・すごいことじゃない?

 

 

はい、でも結論から言うと

この難題を見事にクリアしちゃいましたデレデレドヤ顔

(コレだけはドヤらせてくれ!!!)

 

 

そしてこの実例が本当に珍しいものだと

東大の先生から研修で取り上げて紹介してもらったんだよデレデレ飛び出すハート

これは本当に本を読みまくって

研究→実践を繰り返したからうれしかったなあ照れ

そしてなにより

 

子どもが”学び”を好きになるしお願い

”学び”を通じて会話ができるようになるの照れ

 

これを次の学校でさらに深化させたんだけど・・・

 

 

なんと小学三年生で、

休み時間の友達との会話が”斎藤隆介の作品”の話笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

これは本当に感動しちゃったお願い飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

 

いろいろしんどいことも多かったのだけど、

自分を取り戻しながら愛と情熱を燃やして、

たのしい学級経営と学習指導をしていたよって話おねがい

はい、つぎはここから遂に革命を起こしていくよ!