教師生活振り返っていたら
自分の中のアツい想いが溢れてきちゃった
今回は教師時代の信念を書きます!
学習指導での信念
”義務教育なんか意味がない!”
フリースクールが多く開かれていく中で
”基礎学力は大事だ!”
”今は分からなくてもいつか身に着けてよかったと思える時が来る!”
”楽しく学べれば結果オーライ!”
そんな想いの下で
基礎学力の定着はわたしの中での大きなミッションだった
漢字や計算の学習は”習うだけ”ではなく”反復演習”が大切。
行事やアクシデントで授業が思うように進まないこともあったが
特にこの学習は計画通りにすすめた。
具体的に心がけてきたこと
①計画通りに授業をすすめること
➁宿題はその日の授業と必ずリンクさせる
(鮮度が大事。タイミング外して家庭学習してもいみがない)
➁宿題はその日のうちに採点をしてあげて、その日のうちに間違い直しをする
(これも翌週間違い直しをしたところで、その時点までに何度も間違いをくりかえすことになるので)
↑これって当たり前にできるようで、ココまでできる教師は中々少ない。
”当たり前”が叶いにくい現代の教育現場
多忙を極める教師生活の中で
”授業を進めるのがやっと”という先生は本当に多い。
(授業をきちんとやっているだけでも素晴らしことだと思う。最近だらしない先生増えたから)
自分で言うのもなんだけ、
”その日の授業とリンクさせてピンポイントな宿題を出す”
ところまで配慮を巡らせられる人は少ない。
さらに”その宿題を提出日に採点し直させる”のは実は至難の業。
なぜなら基本的に
”授業”の内容に”宿題の直しをする時間”ってのは含まれていない。
時間割通りに授業がスムーズに進めばいいが・・・
✅行事があったり
✅その練習に時間が費やされたり
✅クラスで事件が起きたり
✅体調不良の子がでたら
保健室へ連れていき→親に電話→帰りの支度と対応
✅嘔吐やおもらしがあれば処理→対応
1つずつは大したことないように見えても
重なっていくと・・・
”授業時間が全くない”
ってのは教師生活あるあるだ。
(これは学校状況や子供の実態によって全然違うんだけどね)
もちろん大事なのは心の教育
今回は学習指導においてピンポイントで伝えたけれど
もちろんそれは”心の教育”があってのこと。
でもこの記事の中でも書いてきたけれど
本当に時代が進む中で
”ただ授業を進める”ってことだけでも
困難な場合があったりする。
自分もそんな問題にたくさん直面してきた。
週に一回の”道徳教育”だけで
多感な時期の子供の心を育て切れるわけもなく。
だからこそ授業時間のなかで
”お互いを認め合える時間”ってのも大事にしてきた。
これが発揮できるのが芸術関係の授業。
国語の作文や詩、図工の作品作り。
”○○ちゃんの作品の△△なところいいね!”
”△君の作文の〇〇って言葉選びステキ”
普段の生活で褒め合うって照れくさくて中々できない。
だからわたしは
”鑑賞の時間”をめちゃくちゃ多く作ったの。
鑑賞の時間って、単元の最後にやったり、
時間がないからやらない先生も結構多いのよ。
でもわたし、
制作過程ごとに鑑賞タイムを創ったの!
そしたらどうなったと思う?
人の作品を見て気分転換になったり
新しいアイディアが湧いたり!
さらに友達に褒めてもらえたらめちゃくちゃ気分上がる
そしてまた作品作りの時間に突入!
すると・・・・
作品のエネルギー爆上がり
・・・いやあ、本当にこの時間が
楽しくて満たされるんだよね~!
いい時間だったなあ
今回は短いけど、わたしの熱血鬼ババレポートでした