七飯男爵太鼓創作会 BLOG -7ページ目

七飯男爵太鼓創作会 BLOG

西洋農業発祥の地、北海道七飯町で活動する創作和太鼓の会
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音がカチコチにかたい…。

心を伝える音になっていない…。

いつも笛の練習の中で一番感じていること。

 

技術的な事もあるけど、

この音、ちゃんとキレイに出るかな?

もっとちゃんと吹かなきゃ!

なんて、体と心全部に力が入っている。

 

練習中に「ちゃんと出てます」とりささんが言ってくれた音は、

悩んでばかりいる我を捨てて力を抜いて吹いていた音だった。

 

でも、心を込めていない訳じゃなかった。

 

「有心無我」

 

カチコチな我でいっぱいの私にはなかなか難しいけれど、

心のこもった音が生まれるように日々を重ねていきたい。

担当 かおり

わたしたちの会は、

2人や3人の小編成スタイルもあります。

密を避けての演奏希望にもお応えしております🌟

 

また、訪問演奏の際は、

検査キットによる<抗原検査を実施>し、

健康を確認した上でお訪ねいたします^ - ^🌸

 

少しでもご依頼者さまの安心に

つなげることができればと思っております。

 

いつでもハレの音色をお届けに参ります!

施設様のお祝い行事や地域のお祭りなど、どうぞお気軽にお声がけくださいませ。

 

〜男爵太鼓Facebookより🌟〜

 

その昔、みつあき先生が率いていた

女の子ユニット「打姫・花鳥風月」の人気曲で、

お客様と一体になれる演目だった「さけび」の演奏許可をいただき、

ご指導いただいているところです。

 

演奏させてもらう楽曲はいつも素敵なので、

その一つ一つを届けられるように、

上手になりたい男爵っ子です・・・(ノ _ ㆁ。)

 

※腰の巻物は、青アザ防止のため・・・

 

今年こそ町の皆さんに太鼓の力で元気をお届けしたく、

チャレンジを続けているこの春です!

〜Infomation〜

ようやく今年ひとつめの公演のご案内ができることとなりました🌸

初演から10年目を迎える啄木公演からのスタートです。

街の復興と、人の精神の再起。

私達の中のフェニックスが、何度でも歌い出せる世界を信じて。

そのお力となれるよう願って、開催させていただきます。

 

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【旧函館区公会堂&大中山コモン公演】

和太鼓朗読劇

「石川啄木日記〜君に与ふウタ〜」

 

函館大火の焼跡に始まる旧函館区公会堂の誕生。

同じ大火で、愛した街を弾き出された青年が臨んだ最期の旅。

26歳で焼き切った筆先が遺したのは、時と国を超える歌でした。

その源にあった愛・葛藤・自己改革への奮起の軌跡を、彼の日記から届けます。

和楽器の音色に、祈りを灯して。

  

◆『重要文化財「旧函館区公会堂」公演』

日 :2022年6月10日(金)

時間:19時45分〜20時45分(開場15分前)

入場:一般800円・高校生以下500円

定員:50名

 

◆『ふるさと「大中山コモン」公演』

日 :2022年6月11日(土)

時間:❶13時〜 ❷15時〜(開場15分前)

入場:一般500円・高校生以下300円

定員:各回30名

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<出演>

●日記・手紙・詩歌

  石川啄木・金田一京助

●作曲・朗読

  佐藤三昭(宮城県 作曲家・作家)

●和太鼓・篠笛ほか

  高橋理沙・小川香織(七飯男爵太鼓創作会)

○構成:高橋リサ(七飯町 童話作家)

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<お申し込み>

①お電話またはメール(チラシ参照)

②ウェブ予約フォーム 

https://forms.gle/i2hnTZZ4hLhiCnMx6

※収容人数から大幅に定員を減らしておりますため、事前のご予約にご協力をお願い申し上げます。

※出演者3名は、公演当日に抗原検査を実施します。

※ご来場のお客様には、コロナ感染拡大防止のためのご協力をお願いすることとなります。ご理解を宜しくお願い申し上げます。

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みなさまとお会いますことを願って、一同お待ちいたしております。

 

[啄木公演 その他お知らせ]

本年予定していた啄木劇の「長万部公演」は主催の八雲啄木会様ご判断により来年度に延期となりました。そちらもまた改めてご案内できる時を楽しみに・・・。

こんにちは、りさです。

みんなで必死になっているうちに

発信できずじまいになっていました。

2022創作会は、

活動を愛してくださる方々に支えられながら

今までに増して鋭意活動&研鑽中です(❃´◡`❃)!

 

皆様に、また太鼓を通して

お力を、おまつりを、

ふるさとの音を、届けしたいと思っております。

  

これからまた、

お稽古での発見や学び、

そして公演のご案内などもお伝えしていきたく、

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

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写真は、メンバーの新しい桶太鼓さん。

(いつも加藤工房さんにお世話になっています)

 

調べ緒(縄のことです)の締め初めの時、

結びの部分を、ハート型にしました。

 

太鼓は、

この調べ緒で、きつく

締め上げてあげなければ、

ドロンと、よどんだ声しか出なくて。

明るい声では歌えません。

 

でも、締め上げる最中は、

太鼓が軋み聲をあげるから

少し怖くて、力と勇気がいる。

だからこそ愛を込めて

 大丈夫だよ、痛くしないよ どうしたらいい?

語りかけながら、緒を引っ張る・・・

 

コロン、と太鼓が鳴ってくれると、うれしい。

鳴ってくれただけで、うれしい。

よくがんばったねと言いたくなる。

 

人の心も、そうかもしれない。

 

ハート型で、

心の緒のはじっこを、

最後に、きつく止める。

ほつれない心のために

よどまない歌のために

🌸春の公民館講座「心を奏でる和太鼓講座」🌸

このたび、高橋が講師を担当させていただきます☺️

創作会の通常のサークル活動とは異なる、日中開催の10回講座です♪

 

たいこの世界に触れてみたい!

そんな皆様のご参加をお待ちしております🌟

 

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七飯町 春の公民館講座

「心を奏でる和太鼓講座」

 

・会場:七飯町文化センター

・日時:毎週水曜15:00〜16:30

・期間:5月18日(水)〜8月10日(水)

・参加:2000円(全10回トータル)

・定員:10名 先着順

・対象:年齢制限等は特にありません。

    未経験者さんを対象とした内容です。

 

♪開催予定日♪

①5月18日(水)

②5月25日(水)

③6月08日(水)

④6月15日(水)

⑤6月22日(水)

⑥7月06日(水)

⑦7月20日(水)

⑧7月27日(水)

⑨8月03日(水)

⑩8月10日(水)

 

<お申し込み・お問い合わせ>

七飯町教育委員会さん▶︎0138-66-2066

 

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和太鼓は、確かに動くし汗も流れます。

けれど、スポーツとも、ちょっと違います。

音を出すし、リズムも打ちます。

だけど、音楽とも、ちょっと違う気がします。

 

和太鼓を打つことは、感情の運動。

そして心の深呼吸。   

 

伝統楽器が伝統になったのは、 

どんな時代にあっても、 

その時代に生きる人々の

心の一番善い部分を映し、

導いてくれる大いなる力があったから。

 

過去の遺産ではなくて、 生き続けている宝物・・・。

 

みなさまが

げんきになれるひと時をご用意したく思います。  

 

公民館講座の担当は2017秋以来。

文化センターさんお世話になります。

今から、とても楽しみです(❃´◡`❃)

 

[ 講師プロフィール ]

https://lisatakahashi924.wixsite.com/lisa

一昨日。

七飯町の施設「ゆうりん」さん&「フェニックスコート」さんにて、

2021年、最初で最後の夏祭りの出演の機会を頂きました。

 

施設内の立入はなくし、ステージと車との行き来に限定。

行っていいのか…という迷いを拭い去って下さったのは、

お招きくださった施設様のお気持ちでした。

 

感謝と涙の1日。

前は恒例だったことが、今は奇跡と分かります。

本当にありがとうございます。

 

ご入居の皆さま、職員のみなさまに

命の音、お届けできたことを願っております。

素晴らしくあたたかな会場でした・・・。

 

 

【公演延期のお知らせ】

9月に予定しておりました長万部公演について、

来年へ延期となりました。

新たな日程は、安心して皆さまとお会いできる時期をみて、

主催者の八雲啄木会さまと調整して参ります。

皆さまのご安全とご健康を祈ります。

楽しみにしてくださていた皆さまに、必ずお会いできますように。

 

どうかどうか、ご無事で、お過ごしくださいませ。

 

 

今日は参加者3名の少人数でのお稽古でした。

いつもと違う会場だったので、今日の前半は太鼓なしでのリズム練習。

 

曲目は「○えん」

 

 

重厚感のあるリズムがポイント。

体で上下にリズムを取りつつ打っていく。

 

重厚感を出したいからと、ただ強く打ったところで重厚感は出ない。

表現は、体の奥からリズムの重さを感じて、

焦らずにゆっくり目に打ち込む表現、

粘つくように打つ表現、

他のパートを聴きながら、強く主張する音を出したり思い切って引く表現をしたり。

締め太鼓のパートは曲の展開によって、1,2拍目を強く出したり、

抑えながらも他のパートと絡んだり、他のパートをリードするように打ったり…。

 

課題は沢山ですが、とても楽しい時間でした!

 

後半は、シベリア抑留を体験された方々のお話が詰まったDVDの鑑賞。

過酷な労働環境の中での食べ物のこと、

寒さを凌ぐ為には次々と亡くなっていく友の衣服さえ脱がせなくてはいけなかったこと。

帰国の希望が見えないような生活の中、歌などの演芸で心を癒す時間もあったこと…。

最後の映像に、仲間が眠っている石碑を声を上げて泣きながら撫でている男性の姿が胸をしめつけました。

 

こんな悲しみは二度と繰り返してはならない。

若いかた、多くの方々にたくさん知っていただきたいです。

 

8月6日 担当 かおり

「車中の一夜はオシャマンベ駅で明けて・・」(明治41年の日誌より)

 

東京へ行く決心をした詩人石川啄木が、母・妻・娘と朝を迎えた長万部駅。

その駅のそばにある曹洞宗大圓寺の境内に、石川啄木の歌碑があります。

 

 かの旅の夜汽車の窓に 

  おもひたる

 我がゆくすゑのかなしかりかな

 

歌碑は、ご自身も歌人であられるお寺のご住職様が、

2018年に建立なさったものです。

ご縁をいただき、大圓寺様の本堂での公演が実現致します。 

主催は、長年研究活動を続ける「八雲啄木会」様の主催です。

 

石川啄木は、お寺の息子として岩手の渋民村に学び、育ちました。

啄木と共に、心のふるさとに帰るような想いで、此処にお納め致します。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

 

 

 

※お電話での事前予約が必要です。

※大圓寺は「長万部駅」から400mです。

 

 

 

 

最近は、シベリア抑留を体験した

石川慎三先生の書いた絵画と短歌、

そして、それをテーマに創作された組曲を通じ、

戦争ということを、学ぼうと取り組んでおります。

 

メンバー全員で書いている交換ノートに、

小学生メンバーが書いてくれた日記。

短歌から、思い描かれる場面・・

 

 

心は、ふるさとを求めて

体は、一滴の水を求めて・・・

 

稽古後のお月様を見ながら・・。

この日は半月でした。

いつまでも、この手を繋いでいたいと願う。

 

横津のおひざもとで

豊かな水のめぐみに守られた、

ふるさとがここに在ります。

 

あとは、人が、どう生きるか。

和太鼓の広場は、

その心を育む場所であり続けたいです。

 

9月の長万部公演に向けて、

「石川啄木物語」の舞台稽古にも力を入れています。
参加メンバーの日課として、

メール上での啄木勉強会を始めました。

 

八雲啄木会様にお声をかけて頂いて、実現する今回。

啄木を心から愛する方々の仲間に入れるかどうかは

私たち次第。

 

からっぽな音を出すだけにはいかない。

  

りさ