阿波の国、三度目の風
三度目の、阿波の国へ。
全国あちこちへ断捨離のお仕事で伺ってきましたが──
唯一、なぜかご縁がなかった徳島県。
それが今年になって、
あれよあれよと、三度も訪れることに。
一度目は、淡路島から車でリトリートの視察へ。
二度目は、「ウチ、断捨離しました!」のロケ現場で、岡山・高松経由の列車旅。
そして三度目の今回は、公共団体さまからのお招きで、講演へ。
羽田空港は離着陸でごった返し。
対して、徳島阿波おどり空港の、なんとも長閑なこと。
……でも、暑い。
ええ、とっても暑い。
四国も、もれなく灼熱地獄ですね。
そんななか、
カタカムナ・ウタヒ三十三首を思い出しました。
カムナガラ エヒメサヌキチ アワトサヂ……
阿波の地名が、しっかりと記されている。
この場所が、かつて**イヤシロチ(=高波動地)**であったことは、
まちがいないでしょう。
いや──
今もきっと、その痕跡は残っている。
それを探す旅はとても愉しみですが、
この陽射しでは……危険です(笑)
今回は、おとなしく
ホテルに引きこもりながら、
“アワの音”に、じっと耳を澄ませてみようかと。
Three Times to the Land of Awa
First, I came as a watcher—
eyes wide,
feet cautious,
reading the wind.
Second, I came as a clearer—
hands working,
words unspoken,
folding space into stillness.
Third, I came as a voice—
called upon,
called forth,
rooted in rhythm.
Awa, the name that hums.
Not a place,
but a returning.
Not a visit,
but a remembering.
I have not arrived.
I have echoed.
笑って噛み合う、世界への一歩「この人たち、何者?」
さあ、今日からまた、旅立ちです。
昨日は、いつもの美容師さん──
私の専属カウンセラーでもある方に髪と心を整えていただき、
その足で、歯科医院へ。
はい、口腔内の断捨離中でございます。
ただいま、噛み合わせの治療中。
噛み合わせ異常 = 齟齬(そご)
齟齬 = 食い違い
食い違い = 残念な人間関係!?
なるほど、これはもう深層レベルでの整えですね。
治療を始めて、すでに1年。
どうやら、噛み合わせとともに、人間関係まで変わってきた気がします。
……ということで。
気づけば私、
なぜかこんな**“???”な世界**に仲間入りしてしまっておりました。
大丈夫か、ひでこさん?
最初は、ゲスト出演“一回きり”のつもりだったのに。
気がつけば、なぜだかレギュラー。
でもね。
面白くて、面白くて、面白くて。
というわけで、
あなたもぜひ、ご覧になってくださいませ。
【カタカムナ学会 提供】
YouTube|日本方舟ちゃんねる
天才(変人?)
鬼才(奇人?)
そして今回も──
ぶっ飛んだ御仁をお迎えして、
私、のっけからゲラゲラ笑っております。
新井洋次先生登場!
あらら、私も“おかしく”なってきた?
いえいえ、違います。
これは「深層」に踏み込んでいる、ということ。
「真相」に触れはじめている、ということ。
どうぞ、笑って、覗いて、
そして、もしかすると──
“噛み合ってくる”世界が、見えてくるかもしれません。
あっと、やましたひでこのYouTubeも多彩なゲストをお迎えして面白いで〜す。
お盆を前に、冷蔵庫に合掌を!
お盆休み前に、冷蔵庫に合掌を!
さて、お盆休みも間近。
この時期、私が何に取り組んだかといえば──
冷蔵庫の断捨離。
はい、仕事の隙間時間を縫って、せっせと。
だってね、
ピカピカに整った冷蔵庫ほど、
気分の良い空間って、ほかにないんです。
あらためて、しみじみと思うのです。
私、きれい好きでよかった。
いやいや、正直を言えば──
昔の私は、
お片づけも、お掃除も、あまり得意じゃなかったですね
。
でもね。
「捨てるのが好き」
「きれいに整っていくのが好き」
それだけで、
片づけも掃除も、ちゃんとやれるものなのです。
なにより私は、
断捨離が大好きで。
こんなに面白いもの、他にない。
モノを通して、自分が見えてくるし、
空間を味方につけて、自分を癒していける。
これぞ、断捨離の醍醐味。
……とはいえ、
現場で目にするたびに思うのです。
冷蔵庫って、ほんと残念。
いえ、
“残念”では足りないくらい残念。
それはもう、
食べ物の“遺体”が累々と詰まっているようなありさま。
期限切れ。
得体の知れないタッパー。
カピカピの野菜のミイラ。
いけませんね、これは。
というわけで、みなさま。
お盆の帰省や夏の旅行の前に──
冷蔵庫をスッキリさせて、
ピカピカに磨いておきませんか?
きっと、
帰ってきたときの「ほっ」が、ひと味ちがいますから。
その“ストック”、本当に“備え”ですか?
「その“ストック”、本当に“備え”ですか?」
今日から、夏休み。
……のはずでした。
が、やはり少しばかりのお仕事が入り。
はい、致し方なし。
というわけで、
東京に戻ってまいりました。
それにしても、大阪ステイの6日間。
いや〜、中身が濃かった。
刺激、たっぷり。
といっても、TVロケ現場宅での断捨離、
そして、滞在マンションの断捨離。
ただただ、捨てて、整えて、笑って、ため息ついて──の繰り返し。
でも、その中で気づいたことがひとつ。
私たちって──
「ストック」と称してモノを買い込み、家に留める。
けれど、それってストックというより、ただの“まとめ買い”。
「安く済むから」
「手間が省けるから」
たしかに、理由としてはごもっとも。
でも、そのまとめ買いが──
二重買い、
二重手間、
二重支払い……
に繋がること、よくありますよね。
いえね、二重ならまだ軽症。
現場では、
「これ何十個あるんですか?」
と尋ねたくなる場面にしょっちゅう遭遇します。
なぜ、そうなるのか?
理由は簡単。
まとめて買った“その後”のことを、
まったく考えていないから。
置く場所がない。
しまうのに時間がかかる。
片づけるのが面倒。
……なので、とりあえず押し込む。
結果、ぐちゃぐちゃ。
何がどこにあるか、わからない。
だから探す。
見つからない。
また買う。
そして買ったあとで、「あったじゃない…」と気づく。
これ、もはや家庭内・小規模タイムループ。
だから私は、あえて言います。
ストックの名を借りた“消耗”。
モノだけじゃない。
空間・時間・労力、
そして、あなたの「氣」と「お金」を、確実に減らしている、と。
でも、もっと厄介なのは──
そのことで生じる、
毎日の「イライラ」。
気づかぬうちに
精神まで消耗しているということ。
ひとりで在りたい、誰かといたい──それでも夏休み
8月初め。
酷暑、まっさかり。
今日のお仕事を終えると──
私め、16日まで夏休み……の、はず。
……まあ、途中には
打ち合わせやら、クローズド講演やら。
完全なオフではないけれど。
それでも、
本来の〈根なし草〉やましたひでこに復帰予定。
徳島、高松、沖縄、鹿児島あたりを、
ひとりウロウロ、流れに任せて。
家を出ます。探さないでください。
そんな心境。
〈……なら、黙って消えればいいのに〉
と、自分で自分にツッコミつつ。
そう。
人って、矛盾に満ちた存在。
誰かと一緒に過ごすことは、
嬉しいし、あたたかいけれど──
時に、それが鬱陶しくなる。
ひとりで気儘に過ごすのは、
自由で楽だけど──
時に、ふっと寂しくなる。
都合よく、誰かと繋がり。
都合よく、ひとりで在る。
そんなふうにあれたらな、と願うのです。
誰かさんと飲んだクラフトビール、うまい!
ひとりで食べたキーマカレー、美味しい!
大勢で食べる食事、愉しい!
よく言われる
「親子仲良く、
夫婦いつも一緒で睦まじく」
──それは幻想。
「ひとりで自由に、
誰にも縛られず、風のように」
──それもまた幻想。
和も自由も、
その時その場の刹那でしかない。
だから。
誤魔化されてはいけないよ、ひでこさん。
他人が語る“愛の言葉”に。
誤魔化しちゃいけないよ、ひでこさん。
自分の中の“強がり”を。
To Be With, To Be Without
I want to be with someone.
Until I don't.
I long for silence.
Until it gets too quiet.
I crave connection.
Then dream of escape.
I adore the familiar.
But ache for something new.
So I go.
But I leave the door ajar.
Just in case
someone kind
comes knocking.
To be with,
to be without—
perhaps it's not a choice,
but a rhythm
we learn to dance.
こんな生きのいいボーイフレンドが欲しいかも…
本日のクライアントはこのワンちゃん
3歳、体重30kgの男の子。
挨拶は握手ではなく体当たり。
顔中をべろべろと舐める。
はい、熱烈な歓迎を受けましたね。
こんな生きのいいボーイフレンドが欲しいかも…
大阪に来ると、気分はなぜか夏休み
もちろん、仕事はしているんです。
ちゃんと、しています。ほんとに。
……でも、なぜだか。
気持ちのほうは、すっかり夏休みモード。
おそらく、それは東京にいないから。
このところ、ずっと大阪ステイが続いております。
私の中の勝手なイメージでは──
東京=ひたすら働くところ
大阪=好きにするところ
はい、まったくの思い込みです(笑)
でも、なんだかそう思ってしまうのです。
東京では、ほとんどがタクシー移動。
けれど大阪では、
もっぱら鉄道でごとごとと。
読めない駅名。
クセのある漢字。
知らない地名。
そんなものたちに出会うたびに、
ついにんまりしてしまう。
さてさて、話は飛んで──
万博。
盛り上がっているのか、そうでもないのか、
正直よくわかりませんが、
コンビニに置いてあった万博ガイドブック、
つい買ってしまった。
行ってみるのも、悪くないかも……
と思いつつ、
やっぱり行列は苦手。
そして何より、この暑さ!
今回が、私の人生三度目の「日本での万博チャンス」。
1度目:伝説の大阪万博(行けず)
2度目:愛知万博(関心湧かず)
3度目:夢洲(ゆめしま)万博(さて…?)
ただね。
私、建築構造物が大好きなので。
だからこそ、
夢洲の大屋根リング、
それを見上げに行くだけでもいいかな──と。
だって、
あれを建てるまでに、どれだけの苦労があったかと思うと、
まずはその“構造美”に、敬意を表したくなるのです。
断捨離と食と、ゴミと根城の女狼
リヒトでのカタカムナ学会・合宿勉強会。
あまりに愉しすぎて、あまりに面白すぎて──
この日のTVロケ昼食、満足満腹にてご馳走さま。
はい、案の定。
むちゃむちゃ食べるという癖、見事に復活!
いけませんね。
グルテンフリーはどこへ?
砂糖抜きはどこへ?
ひでこさん、いったい、どこ行っちゃったの?(笑)
ああ、悪しき食習慣というものは、
まるで長年の腐れ縁元カレ?のように、
すぐに戻ってくるのです<涙>
まあでも。
これもまた、“余韻”という名の魂の後遺症として、
許して差し上げましょう、自分に(笑)
さてさて、ひとときの群れを離れ、
またしても一匹女狼・やましたひでこ、
根城マンションにて、単独行動モードへ。
ならば、やることはただひとつ。
せっせと断捨離、
せっせと原稿。
そんな日々の中で、つらつらと、思ったのです。
私ね、
人さまのゴミを捨てるお手伝いを、
人さまのゴミを捨てる肩代わりを──
もう25年近く、続けてきたのですね。
ただ、それだけのこと。
でも、
それだけのことを続けてきたからこそ、
とても豊かな境涯に、辿り着けたように思います。
こうして、ひとり。
根城マンションにいると、しみじみ感じます。
ああ、ありがたい。
そして、同時に。
ゴミは、ただのゴミではない。
家の中のゴミ。
それはそのまま──
頭の中のゴミ。心の中のゴミ。
だから私は、
それらすべてを「同時に」断捨離しつづけてきたのですね。
それは、今も。
そして、これからも。
私の営みであり、祈りであり、
私という存在の、根っこなのです。
I left the pack,
not to be alone—
but to remember
how silence speaks.
I do not howl.
I rearrange shelves.
I discard sighs.
I wrestle
with dust and doubt.
For twenty-five years,
I’ve carried other people’s bags,
and sometimes,
their ghosts.
And in return,
this quiet room,
this steady hand,
this wildly
grateful life.
Call me a lone wolf
with a broom.
I’ve never been
more
at home.
どうぞ、あなたの笑顔をクリックを!
ありがとうございます。
断捨離とは、
自己回復
自己探訪
自己成長
──その、霊的プロセス。
空間をクリエイトすることは、
即ち、人生をクリエイトすること。
What's danshari ? Let's danshari ! Viva danshari ♪
今日も、断捨離を、たっぷり愉しまれますように。
◆やましたひでこ断捨離®︎YouTube公式チャンネル
『断捨離®︎』は、やましたひでこ個人の登録商標です。
捨てられない」と悩むくらいなら── いっそ、捨てなければいい。
只今、大阪におります。
大阪にも、こんなところがあるのですね。
このところ、どういうわけか──
大阪での断捨離現場が続いております。
……の、前に。
実は私、根城マンションの断捨離にもせっせと励んでおりまして。
でも今回のテーマは、
「モノを捨てる」よりも、棚板の高さ調整。
これがまた、実に面白くて。
空間とモノのバランス、
高さと取り出しやすさの兼ね合い──
空間認識って、意外と“センス”が問われるものなのです。
幅よりも、
高さのほうが、調整って難しい。
だからこそ、
やっかいな棚板の移動も、ついつい夢中になってしまう。
それにしても、このところ強く思うのです。
捨てられない」と悩むくらいなら──
いっそ、捨てなければいい。
だって、
その悩みに費やす時間とエネルギー、
そのほうが、よっぽどもったいない。
ただし。
そのかわりに──
片づかない空間に住むことも、潔く受け入れましょう、ね。
だって、捨てたくないんですもの。
結局のところ、
「捨てられないこと」が問題なのではなくて。
「片づけられないこと」が問題なのでもなくて。
行動を起こさず、ただ“悩み続けていること”こそが、
人生において、いちばん問題なのです。
The Shelf and the Self
Don’t worry.
It’s just a shelf.
Too high? Too low?
You can move it.
Don’t waste.
Your sighs.
Your weekends.
Your good mood.
You don’t need to throw it all out.
But if you keep it,
then keep the mess too.
Own it.The problem’s not the stuff.
Not even the shelf.
It’s standing there, arms crossed,
doing nothing.
So adjust something.
The shelf.
The space.
Yourself.
どうぞ、あなたの笑顔をクリックを!
ありがとうございます。
断捨離とは、
自己回復
自己探訪
自己成長
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空間をクリエイトすることは、
即ち、人生をクリエイトすること。
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「捨てるなんて、可哀そう」……ありますよね、こういう気持ち。
◆今日の断捨離
━━━━━━━━
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
あらあら、
気づけば7月も今日でおしまい。
おどろくような早さです。
……ということは、
2025年・令和7年の下半期も、
もう6分の1が経過したということ。
今は暑さの盛りですが、
きっとまたすぐに
「寒い、寒い」と言い出す季節が
やってくるのでしょうね。
なんて、
「いま・ここ・わたし」とは真逆の
「いつ・そこ・だれ」状態に
なっている私。
どうやら、ちょっぴり
無駄に焦っているようです。
はい、気持ちを今に戻しましょう。
今日、7月31日。
とっても暑い、夏の盛りなのですから。
ところで、思うのです。
私たちが「モノを捨てられない」とき、
実のところ、その理由は
“捨てられない”のではなく、
“捨てない選択をしている”のですよね。
では、その「捨てない理由」って、
なんでしょう?
ひとつ、面倒くさい。
分別するのも、運び出すのも。
考えただけで疲れてしまう。
ひとつ、もったいない。
せっかく手に入れたものを、
そう簡単には手放せない。
ひとつ、さみしい。
目の前から何かが消えてしまうなんて……
その“喪失感”に向き合いたくない。
そしてもうひとつ、
とっておきの理由がこれ:
「捨てるなんて、可哀そう」
……ありますよね、こういう気持ち。
でもこれが、実は一番やっかい。
なぜなら、
心を滅入らせる静かな要因だから。
そして、
そうしてモノが片づかないままに
しておくと──
そこに、「迷いという澱(おり)」が
心の中に沈殿していく。
モノを溜めることが、
迷いを溜めることに変わっていくのです。
そんなふうに感じているあなたへ、
この講演会を、ぜひ。
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【講演会のご案内】
やましたひでこ書籍『断捨離』
出版15周年記念講演会第2弾in東京
テーマ:「捨てづらいモノの断捨離」
◆講師:やましたひでこ
◆開催日時:
2025年8月28日(木)
18時00分~20時00分
◆開催場所:
銀座ブロッサム ホール(東京)
※事前申し込みが必要です。
当日券はありません。
※Zoomでの同時配信あり
詳細とお申し込みはこちらから
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モノを捨てることで、
心をもっと軽やかにしたいあなたへ。
どうぞ、お運びくださいませ。
※満席、間近です。
有難うございます。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
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「モノを溜めることが、迷いを溜めることに
変わっていく」…ドキッとしますね。
それでもなお「捨てられない」と嘆くあなた
に提案です。今日から8月28日の講演会まで
の約1ヵ月、大いに迷い、大いに溜め込む日々
を送ってみてください。そして、28日当日
やましたひでこの話を聴いてみてください。
「あんなに悩んだ」ことが嘘のように、
スルッと手放せるあなたが、きっとそこに
いることでしょう( ^ω^ )
あ、講演会は事前申し込み制ですので、
まだの方はこちらから。残席わずかです!
山本 響子
















