こちらは、2024年に乗りに来られた方の「乗車レポ」です。
なかなかに「詳しい」ので、選んでみました。
(2024年8月14日公開)
こちらは、「下り全区間」、進行方向右手側の車窓映像です。
(2020年3月4日公開)
またこちらは、「下り全区間」の「前面展望映像」ですが、ちょうど「1時間」で「越前大野駅」到着と、「分かりやすい」ですね。
(2022年12月3日公開)
こちらは、「上り全区間」の「前面展望映像」です(「最新」の映像)。
(2026年3月11日公開)
そしてこちらは、「終着駅」、九頭竜湖駅の様子を写した動画ですが、いずれも、「数年前」の映像のため、現在では、「異なる箇所」も、一部あります。
(2022年11月21日公開)
(2019年11月4日公開)
(*記事中のすべての動画は、説明のため、お借りしているものです)
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さて...
3月27日、「快晴」の金曜日は、ちょっと「お出かけ」してきました。
「夜勤明け」で、しかも、列車本数が、極めて少ない「ローカル線」でもあるので、ちょっと厳しかったですが、やはり「地元」ですから、何とか、やり遂げました...。
「ことの始まり」は、地元紙、「福井新聞」に掲載された、こちらの記事...。
25日に掲載された記事ですが、「地元」とは言え、「55km」も離れた「遠隔地」であるゆえ(距離としては、「敦賀駅」にも相当)、なかなか、こうした「ローカルな情報」はつかみにくいものです。
...というわけで、さっそく行ってきたのですが、1日を、「フル」で使える土曜日にしなかったのは、やはり、「混雑が心配だった」ということですね。
まあ、週末でなくてもいまは、「青春18きっぷ」のシーズン(春・3月1日~4月10日)でもありますが...。
(*「越美北線」を利用する場合に限り、「敦賀-越前花堂間」は、「ハピラインふくい」を利用出来ます。
ただし、「下車」出来るのは、その、「敦賀駅」、「越前花堂駅」のみです)
「最終日」である、「3月31日」には、さらに多くの「ファン」が詰めかけることでしょう...。
(...でも、まあ... 今回は、「廃線」というわけではありませんけどね...)
当日、8時に仕事を終えた私は、福井駅発、「9時22分」の列車に乗るべく、少々急ぎました。
「不安」ではありましたが、何とか間に合い、上掲最初の動画にもあるように、「ハピラインふくい」(在来線)の窓口で、終点、「九頭竜湖駅」までの乗車券(片道)を購入し、列車に乗り込みました。
(もちろん、この乗車券は、「コピー」を取ってあります)
1992年の新登場時には、「軽快気動車」とも呼ばれていた「キハ120形」...。
これで、一路、「九頭竜湖駅」を目指します。
私自身、この、「越美北線(九頭竜線)」に乗るのは、いったい、「何年ぶり」のことになるでしょう。
たぶん、「前回」は、やはり「九頭竜湖駅」までの乗車だったと思いますが、上掲動画にもある、「ティラノサウルスモニュメント」が設置されて間もないころのことでしたので、2000年か、2001年ごろだと思います。
また、途中、「越前東郷」、「一乗谷」の辺りまでは、昔通っていた、「小学校」の「校区」、もしくは、「校外活動」の範囲内でもあるので、現在でも、自転車で行き来したりすることのある地域だと言えます。
2023年12月には、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」へも、「自転車」で行っていますね。
その、「一乗谷」を過ぎると、いよいよ「山間部」へと入って行きますが、この先、「美山駅」(福井駅から「20.1km」)までは、「自転車」で行ったこともあります。
そしてこの辺りは、2004年7月18日の「福井豪雨」により、「橋梁流失」など、「甚大な被害」を受けた区間でもあり、この、「一乗谷-美山間」は、その「復旧」に、実に、「3年」もの月日がかかることになったのです...。
(もしかすると、「復旧後」にも一度、「乗っている」かも知れない...)
そしてやはり、「沿線随一の都市」である、「大野市」の玄関口、「越前大野駅」では、多くの乗客が降りて行きましたが、この先、「九頭竜湖駅」まで乗り通す乗客も、やはり、「相当数」いましたね。
この先の駅は、現在ではすべて、その大野市に含まれていますが、終点の「九頭竜湖駅」がある辺りは、かつては、「大野郡和泉村」であり、2005年11月7日、「平成の大合併」により、大野市に編入されたものです。
かつての終着駅、「勝原(かどはら)駅」は、秘湯「鳩ヶ湯温泉」への「入口」でもありますが、「山奥」で、「かなりの距離」でもあるので、「越前大野駅」からバスというのが、「メインルート」です。
鳩ヶ湯温泉公式サイト
この温泉を、訪れた方の「旅行記」もあります(「アメブロ」)。
...というわけで、福井駅から「約1時間半」、10時55分、無事、「定刻」に、終点、「九頭竜湖駅」に到着いたしました。
この列車は、すぐの「折り返し」(11時05分発)で、「福井行き」となるのですが、本当に、「ただきっぷを買いに来ただけ」という方も、やはりいらっしゃいましたね。
もっとも、これを逃すと、次は「14時32分」までありませんし、「駅名」にもなっている、その「九頭竜湖(九頭竜ダム)」を目指すとなると、相当、「歩く」ことを、「覚悟」しなくてはなりません...。
私も、一度歩いたことがありますが、たぶん、駅から1kmほどの、「ウッディランドいずみ」の辺りで「引き返した」と思います(行き倒れなかっただけ、「マシ」)。
現在は、「終着駅」となっている、この「九頭竜湖駅」ですが、「越美北線」という名が示す通り、かつては、その先の県境、「油坂峠」を越え、「岐阜県」側の、「越美南線」(現「長良川鉄道」)へと、「つなぐ」計画でもありました(結局、「未成線」に終わりましたが...)。
その後、「九頭竜湖駅」と、岐阜県、「美濃白鳥(みのしろとり)駅」との間には「バス」が走り、私も、「JRバス時代」(先述の、「2000年」ごろ)に「一度」だけ、利用したことがありますが(それで、「長良川鉄道」も「完乗」しました)、そのバスも、2002年10月1日、「廃止」となってしまいました...。
さて...
そういう私も、この、「九頭竜湖駅」の「入場券」を購入しに来たわけですから、もちろん、「買い逃す」わけには行きません。
というのは、やはり、このような、「本数の極めて少ないローカル線」の駅ですから、「営業時間内」(10時30分~18時40分)であっても、窓口が開いているのは、「発車20分前から」の間に過ぎず、「券売機」はもちろん「ない」ため、これを逃すともう、事実上、「買えない」ということになります。
私は、「復路」は、「奥の手」を考えていましたから、そのまま「折り返し」はしませんでしたが、この、「きっぷ」だけは、前の方に続いて、先に、「確実」に、ゲットしておきました...。
前回、この駅から「乗車」したときは(それが「いつ」だったのかが、ちょっともう、思い出せない...)、「常備軟券」と呼ばれる、あらかじめ「印刷」された券での発売でしたが、今回は、「pos(簡易)端末」(正確には、「駅収入管理システム」で、「指定席の照会/発売」は出来ない端末)での発売でした。
この、「簡易委託」(=「JR直営」ではない)も、ついに、「3月31日」をもって「終了」となり、4月からは、「完全無人化」となる、「九頭竜湖駅」...。
やっぱり、「このタイミングで来れて良かった...」と、思いました。
「完全無人化」とは言え、隣接する、「道の駅 九頭竜」は営業を続けますから、途端に「寂れる」というわけではありません。
「道の駅 九頭竜」大野市公式サイトより
「道の駅」公式サイトより
上掲動画にもあったコンビニは、「閉店」となり、「直営売店」に切り替わりました。
「復路」は、大野市営バス「和泉大野線」(「11時43分発」)を利用することにし、その「待ち時間」を、この、「道の駅 九頭竜」で過ごすことにしました。
「せっかく来たのだから...」と、おみやげに、「道の駅 木製きっぷ」(380円)を購入し、地元で採れた、「まいたけ」を使ったお弁当も、2種類、買って帰りました。
(ちょうど「お昼どき」ではありましたが、食べたのは、「帰宅してから」のことです。
とても、「美味しかった」ですよ!!)
ほどなく、「市営バス」(「九頭竜湖駅」始発)も到着し、この後は、これでまず、「越前大野駅」まで戻ります。
しかし、この駅からの乗客は、どうやら、「私ひとり」だけのようで、その点でも、「驚き」だったのですが、やって来たのは、私自身、「初めて」となる、「ミニバス」であったことから、よりいっそう、「驚く」ことにもなりました。
一応、他の方の乗り降りの邪魔にならないよう、ドアからすぐの座席は避け、その後ろの席に座ることにしましたが...。
「運転ダイヤ」を見ると、やはり、越美北線のダイヤを、「補完」する形での運行となっているようですが、この便は、「毎日運行」となっているにもかかわらず、「平日」だからなのか、まさに、「貸し切り」と言ってもよいくらいの状況でした...。
(「行き先」もきかれましたし、どちらかと言えば、「タクシー」のような感じ...)
私は、「進行方向左側」に席を取り、来る時にはあまり楽しめなかった「車窓」を、存分に、「満喫」することにしました。
「九頭竜川」の奥に、「九頭竜スキー場」、「九頭竜国民休養地」を目にしながら、このような「山奥」にも、ようやく訪れた、「春」を感じていました。
これこそ、単に「列車で往復」しただけでは味わえない、「旅の醍醐味」かと思いますが、この、「裏技」とも思える移動手段も、実は、「JTB時刻表」に掲載されており、意外と、「見つけやすい」こともたしかでしたから、それが、今回の、「いきなりお出かけ」にもつながったのです。
「越美北線」の次の駅、「越前下山駅」の手前をアンダークロスすると、いったん、乗降の扱いのある、「平成の湯(九頭竜温泉)」まで進みますが、ここで折り返し、2023年に開通したばかりの、「中部縦貫自動車道大野油坂道路」の、「長大なトンネル」へと入ります。
この先しばらくは、「トンネル」で、眺望は失われますが、これで一気に、大野市の「中心市街地」まで抜けることが出来、「九頭竜湖駅」を出て、わずか「39分」で、「越前大野駅」まで戻って来ることが出来たのです。
結局、私の他に、途中から客が乗って来ることはなく、本当に、「私ひとり」だけのための運行のようにもなってしまいましたが、
それでも、
料金は何と、たったの「500円」!!
本当に、何だか「大変申し訳ない」ような気持ちにもなってしまいましたが、これが、「公共交通機関」というものでしょう。
みんなで乗って、残さなければ...。
「大野市」公式サイトより(「京福バス」情報も含む)
(参考)「平成の湯(九頭竜温泉)」公式サイト
「越前大野駅」から先も、列車は、「15時10分発」まで待たなくてはいけませんが、「福井駅東口」までは、「京福バス大野線」がやはり、これを「補完」する形で走っていますから、決して、「不便」とは感じられません。
(こちらのバスは、「往路」に「2回」くらい、利用したことがあると思います)
「スムーズ」に走ることが出来れば、「バス」の方が、運賃も、若干安く(「1040円」/列車「1160円」)、「速くて便利」だと感じてしまうほどですが、「大野市」では、「越美北線」の「定期券」利用客に対し、「バス」も、「400円」で乗れるよう、「割引券」を配布しています。
そのバスは、次は、わずか「46分後」の、「13時08分」にやって来ますが、その間に、やはり、「入場券」を購入です。
「越前大野駅」にも、2022年3月11日まで、「みどりの窓口」がありましたが、現在では、「みどりの券売機プラス」(「オペレーター」のサポート付き)が、これに代わっています。
本当に、「寂しい」かぎりではありますが、これもやはり、「時代の流れ」ということでしょうか...。
次のバスは、福井市東部の、「県済生会病院」での「乗り継ぎ便」となっており、バス停にいた男性からも尋ねられ、私も、そのようにお答えしたのですが、
ここで!!
またしても!!
あろうことかの「大チョンボ」!! (爆)
...何を焦っていたのかこの私...
何と、
「直前」に来た、「反対方向」のバスに...
すぐ「異変」に気づき、最初のバス停は過ぎてしまったものの、その次のバス停で降りられる方がいらっしゃったので、私も、一緒になって「降車」しました。
終点は、「ショッピングモール」なので、そのまま乗って、「折り返し」でも良かったのですが、途中のバス停で降りたがために、駅まで、「約1km」、歩いて戻るはめに...。
それでも、1つ前のバス停が「病院前」で、ありがたいことに、「ベンチ」がありましたから、ここで、少し休んでから、駅まで戻りました。
(ここからでも、「乗車は可能」ですが、もう一度、トイレにも行っておきたいし...)
「夜勤明け」で、「疲れている身」には、これは「苦行」でしたが、これもまた、「思い出」ですよね...(苦笑)。
次の、「14時08分発」の便は、「福井駅直行」なので、とても助かりました。
その帰りのバスでは、時に、「天空の城」ともなる、名城「越前大野城」(「平山城」)も眺めることが出来ましたが、駅からは「約2km」で、列車からは「見えにくい(見えない?)」と思います。
昔は、ここまでも歩き、山にも登って、城まで行ったものですが、そこまではもう、ちょっと「難しい」かも知れません。
中学生のころだったか、城の職員の方から、「もみじの苗」を、「鉢植え」でいただいて帰り、そのまま、庭へ移し替えるほどの「大木」にまで育てたのですが、現在では、引っ越してしまって、その後どうなったのかは、どうも、よく分かりません...。
「越前大野城」公式サイト
(ちなみに、「おおの城まつり 大花火大会」は、毎年、「8月13日」の開催です)
「バス」だと、本当に「速く」も感じられ、1時間は「あっという間」でした。
自転車で到達した、東の最遠地点、「美山駅」...。
また、若いころは病気で、何度も通うことになった、「県済生会病院」...。
そのどちらもが、「懐かしい思い出」として、よみがえって来ました...。
このように、「久しぶり」の九頭竜湖駅訪問は、同時に、「福井市内」でも、滅多に足を運ばなくなった場所へ、「連れて行ってもらえた」とも、言えることになりました。
たった「半日」の「プチトリップ」でしたが、「いい思い出」になったと思います。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)






