今回の記事は、この方の記事(私も「コメント」しています)に「触発」され、急きょ、「お出かけ」したことから始まります...。

 

 

さて...

 

 

暦はもう「12月」。いつもなら、もう「雪」が降って来てもおかしくはないこの時期ですが、「日中」はまさに「小春日和」といった感じでもあり(「夜間」は、さすがに冷え込みますが...)、「ちょっとしたお出かけ」ならば、「1ヶ月以上前の服装」でも「充分」といった感じでもあります。

 

 

 

...と、そこで...

 

 

12月6日水曜日は、「別の用事」で外へ出てもいたのですが、思い立って、「午後」から、急きょ、「プチ・トリップ」して来ました!!

 

 

 

それがこちら...。

 

 

 

 

「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」!!

 

 

 

 

まずは、「一乗谷朝倉氏遺跡」のPVを、その「テ―マ曲」でもある、「悠久の一乗谷」(葉加瀬太郎さん作曲/演奏)とともにどうぞ...。

 

 

続いてこちらが、昨年(2022年)10月1日に開館した、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」の「公式動画」です。

 

「実際の見学」は、このような感じとなります。

 

 

「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」公式サイト

 

 

 

開館と「同日」である、2022年10月1日から運行が始まった、「JR越美北線」の「キハ120形気動車」の「戦国列車」(「ラッピング列車」)。

 

その「出発式」の模様です。

 

 

この動画の記事(「福井新聞社」さん)

 

 

 

こちらの動画は、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」の「最寄り駅」でもある「一乗谷駅」(「15分55秒頃」から)を含め、越美北線「福井-九頭竜湖」間全線の、「前面展望映像」となります(93分。2022年10月15日撮影)。

 

(映像はお借りしています)

(*今回、私は、この路線を利用してはおりません...)

 

 

 

続いて、「遺跡の様子」がよく分かる動画を、2本続けてどうぞ...。

 

 

 

「福井市文化振興課」さん(2018年4月10日公開)。

 

「ANA(全日空)」、「村中CA」による「Vlog」です(2022年3月1日公開)。

(とても詳しくて、「分かりやすい」ですね...)

 

 

 

国指定特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」公式サイト

 

 

 

 

周辺地図

 

 

 

...と、動画を検索していたら、やはり「この方」も来られていました(笑)。

(2023年9月15日放送)

 

 

番組詳細(「石川テレビ」公式サイト)

 

 

的場絢香さん(1990-)については、「こちらの記事」もどうぞ(笑)。

 

 

「国内旅行(鉄道・航空)」がテーマの記事一覧

 

 

 

...というわけで、12月6日は何と、自宅を出発したのが「14時40分頃」だったと思いますが、それでも、思い切って行ってみました、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」!! (「自転車」で...)

 

 

「前回」の「越前たけふ駅」(11月26日。「上掲記事」参照)とは違い、「東南方向に約10km」と「近場」で(「自宅」からだと、「アレックスシネマ鯖江」の手前くらい、あるいは、「福井コロナシネマワールド」と同じくらいの距離だと思います)、過去には、もう少し先の「美山駅」(「福井駅」から、「JR越美北線」で「20.1km」)周辺へも行ったことがありますから、「距離」としては、まったく問題はありません。

 

 

従来は、少し線路を追うような形、または、昔通っていた、小学校の「校区」を経由する形で行っていたのですが、上にも挙げている「Google Maps」を確認したところ、「県立図書館」の前を通れば、「ほぼ一直線」で行けることが分かり(「東体育館」経由)、今回は、「その道」を選びました。

 

 

結果、実に「スムーズ」で、「楽」に行くことが出来たことから、本当に、「出発前」に確認しておいて「良かった」と思いました。

 

 

 

途中、小学校の同級生の「約半数」が、その「住所」の関係で別れていくことにもなった、「足羽第一中学校(足羽一中)」と、その最寄り駅、「足羽(あすわ)」を「遠目」に見ながら、「東体育館」を過ぎ、「踏切」を渡ると、道路の真ん中に「堂田川」が流れる、「越前東郷」の駅前通りへと出ます。

 

 

もちろん、道幅は狭く、「片側一方通行」で、「夜間の運転」には、「特に注意が必要」なところですが、「風景」としては、とても「美しい」ところだと思います。

 

 

その、「かつての宿場町」の様子をいまに伝える、「福井市東郷地区」

 

 

 

このエリアを抜けると、再び「踏切」を渡り、「道の駅 一乗谷 あさくら水の駅」へ。

 

 

先を急ぐので、立ち寄ることは出来ませんでしたが、ここを過ぎてしまえば、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」にはもう、「間もなく到着」です。

 

 

(この付近には、小学生の頃、「課外授業(宿泊)」で訪れた、「福井市少年自然の家」が山の中腹にあり、本当に「懐かしく」も感じながら、そのそばを通り過ぎて行きました...)

 

 

 

(参考)「道の駅 一乗谷 あさくら水の駅」公式サイト

 

 

 

結局、「30分」ちょっとで到着したと思います(やはり、前回の「越前たけふ駅」とは、「エライ違い」だ...)。

 

 

 

「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」は「新築」で、2022年10月1日に「開館」となったものですが、それまでは、道路をはさんだ向かい側の建物が「資料館(旧本館)」でした。

 

現在、その「旧資料館」も、「博物館分館」(入場無料)として公開されています(今回はやはり、入場することは出来ませんでしたが、こちらにも「展示品」があり、また、「書庫」も、「公開」となっています)。

 

 

この博物館も、やはり「駐輪スぺ―ス」が分かりづらかったのですが、裏手の駐車場の一角にありました(本当に「分かりづらい」です。「改善」をお願いしたいですね)。

 

また、博物館自体も、「遺跡散策」のための「レンタサイクル」を用意していますが、「泥(靴に付いた土)」が「入館」の際「気になる」ようでもありますので(そのように「案内」されてもいます)、その点は、少し「注意」が必要です。

 

 

上掲の動画にもあるように、入場するとまず、「映像(ガイダンス)コーナー」へと案内されますが、このように、「最初」にこの映像をみておくだけでも、その「理解」が、格段に、「早く」、「深く」なると思いますね。

 

 

その「遺構」を、館内に「そのまま」保存するという試みや、大変貴重な出土品(その多くが「重要文化財」)が数多く展示され、その「(城下町)巨大ジオラマ」、そして、当時の「戦国大名」の暮らしを「体感」出来る、「朝倉館原寸再現」が、「当館最大の見どころ」と言っても、過言ではないことでしょう。

 

 

 

朝倉氏は、柴田勝家が、北ノ庄」(現在の「福井駅」周辺)に居を構える前の「戦国大名」であり、「最盛期」には、この地で「人口1万人」を誇ったとも言われるくらい、大変「有力」な武将のひとりでした。

 

 

 

織田信長に敗れ、この地が「灰塵」と帰してから約400年...。

 

 

 

1967年に始まった「発掘調査」により、田畑の下に埋もれていた貴重な「遺構」が次々と明らかにされ、「日本のポンペイ」とも呼ばれることになりました。

 

 

 

「博物館」を後にした私は、もう、薄暗くもなって来ていましたが(16時30分ごろ)、とりあえず、「復元町並」までは行ってみたいと思い、自転車で向かいました。

 

 

私自身、この付近を、何度か訪れたことがありましたが、これほど、「遺跡」を意識して見たことは「初めて」だと思います。

 

 

その「地形」や、「石の積み方」から言っても、明らかに「戦国時代」を感じさせるもので、まさに、「タイムスリップ」したかのような感覚に陥りました。

 

 

残念ながらこの日は、すでに時間が遅かったので、「復元町並」(17時まで。16時30分入場終了)に立ち入ることは出来なかったのですが、「外観」からだけでも、その様子は「楽しめた」と思います。

 

 

後日、またあらためて見に行きたいと思っています。

 

 

(追記:「博物館分館」「復元町並」「道の駅 一乗谷 あさくら水の駅」とも、12月10日、見に行って来ました!!)

 

 

 

「帰り」になって初めて、私は、ここが「緩やかな上り坂」になっていたことに気づきました。

 

 

「少し重いな」とは思いつつも、それほど苦になることもなく進んできたのですが、帰りに、一転して「下り坂」となってからは、本当に「驚く」くらい、「上っていた」んだな、と感じましたね。

 

 

「博物館」まで戻って来たころには、もうすっかり「暗く」もなっていましたが、まさに「悠久の一乗谷」を感じることが出来て、本当に満足のいく「プチ・トリップ」だったと思います。

 

 

 

というわけで、ここであらためて、葉加瀬太郎さん(1968-)作曲・演奏の、「悠久の一乗谷」をお聴きください!!

 

 

 

2017年3月13日より、「JR福井駅」では、「特急列車」発車の際、このメロディが、「そのまま」流されています。

 

「実際の様子」はこちら。

 

 

「新幹線」でもこのメロディは引き継がれますが、ちょっと「短く」なってしまうか...。

 

 

「北陸新幹線金沢-敦賀間」は、いよいよ、「2024年3月16日開業」です!!

 

 

 

みなさまも、ぜひ、福井」、そして、この「一乗谷朝倉氏遺跡」へと足を運んでみてください!!

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)