飛花落葉 新しい命の薫りと去り行く命 | ダメ子 人生がけっぷち - my life is on the edge!! -

飛花落葉 新しい命の薫りと去り行く命

ご無沙汰しておりますが皆様お元気でしょうか?

最後のブログから2年以上。。

 

コロナの真っ最中に入籍、コロナ規制の終了後は、今まで以上に海外出張で飛び回り、その合間に香港・東京・コペンハーゲンでひたすら不妊治療宇宙人あたま。 数えきれないほどの回数をし、毎回の注射針に麻酔、手術台の上での恐怖、そしてその成果はまたゼロだと聞かされて、またふり出しへ戻るというゴールの見えないギャンブルで心が砕けそうになる日々でした。

 

最先端医療の他にも漢方、針、そして神にも仏にもすがり、今まで勉強も、仕事も、恋愛も、婚活も「努力は必ず報われるピリピリの根性論で結果をだしてきたのに、これほどこの言葉がむなしく響く挑戦は経験したことがなく、「いつかはカッコいいお母さんに」という漠然とした夢は永遠にかなうことがないのだろうか、すべてを手にいれようと欲張りすぎるからダメなのだろうか自問自答ダッシュ。二桁を余裕に超える回数の移植で、一喜一憂しないようにするという自衛手段も身につくようになりました。

 

自分ひとりでも幸せに生きられる自信がついたからまた結婚にチャレンジして、二人でもすっごく楽しい人生だけど、子供がいたらもっと未知の楽しさになるはず、でも、できないのならば二人でも最高に楽しくこれからも歩めるねっと、今世界中のクリニックに残してある冷凍胚を移植し終わって無理だったらあきらめよう、採卵はもう2024年はしないっと決めて挑んだ回で、奇跡キラキラがおきました。妊娠したら妊娠したで、また化学流産とかでダメになるかもしれない、高齢出産だからまだこの月でも流産のリスクはXX%っと周囲の人にもいいだせないまま、あっというまに8か月。賢くなくても可愛くなくてもいいから、健康で産まれてくれて生きていけることだけを願うなか、デビちゃんが亡くなったとの衝撃のニュースが。。

 

末期と言われていた癌が、お医者さまも驚きの回復傾向をみせ、余命宣告から4年以上たっても元気だった人が、この世の中からこんなにもあっけなく儚く消えてしまうという事実を信じることができませんでした。

 

最後にお別れも言えず、後悔や胸の痛みはつきませんが、彼が心残りなく安心して現世を離れる事をできたと信じたいです。

 

突然の離婚通告のときは理解できなかったけれども、「君はまだ若いし、誰かと出会って子供を作るチャンスだって今ならまだある。残り数か月か5年生きられるかわからないけれど、その時に一人の君を残していくことほど辛いことはないし、僕が死んだあとに君を一緒に支えてくれる彼氏か旦那さんがいてくれたほうがよっぽど安心だよ。君の子供ができたら、僕はおじさんとしてすごくかわいがるよ。」と彼の決断がなければ、ザリガニさんとも出会わず、不妊治療も妊娠もできなかったはず。

 

デビちゃんとの離婚記事

 

新しい命の薫りと去り行く命。

 

永遠に続くと思いがちな毎日の日々だけど、「飛花落葉」、いつかはだれもが終わりを迎えるのだから、今、生きてることに感謝し、一日一日を大切に生きていかなくちゃいけなと心に刻むために書いたブログです。

 

20代の眩しい日々から、ジェットコースターのような30代、失敗経験やらを書き綴ってあるだけの自己満足のブログだけど、時々ふっと読み返すとあのときの自分を思い出して、また頑張ろうと思えます。

 

もしかしたら誰かの役にたつかもっと不妊治療記録もきちんと書いて残そうと何度も書こうとしたのですが、下書きで保存されている状態です。。。そのうちに。。